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この資料集は吉波伸治(よしなみのぶはる)公式WEBサイトに掲載された資料の1部を収録したものです

「奈良県立高校再編問題」について  

(1)奈良県教育委員会が、次のような奈良県立高校再編案を公表

 

 ①西ノ京・平城・登美ヶ丘の3高校をつぶして新2高校をつくる。②大淀・吉野の2高校をつぶして新1高校をつくる。③大宇陀・榛生昇陽の2高校をつぶして新1高校をつくる。④奈良高校は、現在の校舎が不備(非耐震化)だから平城の校舎に移転。

 

(2)高校をつぶすことは高校生の心の故郷(生きる力の源泉の1つ)を破壊すること。かかる冷酷な作業を淡々と進めることのできる教育委員会は小型「凡庸な悪」の実践者といえ、「反面教育の委員会」(このようなことは人の心を壊すことだからしてはいけないということを教える委員会)と名称を変更すべき。

 

 大阪府教育委員会の指導主事等は基本的人権意識のない者が登用される(基本的人権意識のある者は文科省や知事が指示する教育行政の障害物となるから)が、奈良県教育委員会も同様だということが、今回のことで判明。かかる教育委員会に対しては、つぶされる高校の教職員・生徒(特に有権者である高3)・保護者・同窓会はこぞって闘うべきである。

 

(3)闘うべきはつぶされる高校の人々(教職員・生徒・保護者・同窓会)だけではない、奈良高校の人々も闘わねばならない。「他者の不幸(平城高校がつぶされる)によりもたらされる利益(耐震化された校舎の入手)」を受け取る者は堕落する。「他者の不幸に立脚する高校」という不名誉を被るのを回避しなければならない。以前、「無理想・無批判」の高校と批判されたことがあった奈良高校はその真価が問われている。

 

(4)今年3月の生駒市議会に上程された議員提出議案「県立高校再編成に関する慎重審議を求める意見書」提出者は浜田議員/賛成者は吉波と竹内議員>は、賛成4(吉波と共産2と無会派N議員)で否決された。

 

(5)現場教職員は高校再編に反対⇒⇒報道記事.jpg

 

(6)県立高校再編(適正化実施)計画の県議会での議決(18.7.3)<敬称略>⇒賛成27、反対10、退席5で可決。反対は、【共産】山村・今井・宮本・太田・小林、【維新】中川・佐藤、【民主】猪奥、【無】川田、【自民奈良】小泉で、退席は、【民主】田尻・森山、【公明】岡・大国・山中<維新の松尾・清水、民主の藤野、自民奈良の小泉と議長を除く7名が賛成、自民(10名)、自民絆(2名)、創生奈良(5名)は全員賛成>

 

(7)意見「奈良県立高校再編問題」(ツイートに掲載した文).pdf

生駒市の小中学生にかかる事件・事故等

<18(H30). 9.27>17(H29)年の小2刺傷事件の奈良地裁判決(報道記事.bmp報道記事.bmp

<18(H30). 9. 3>行方不明中学生保護(報道記事.jpg

18(H30)年 9月定例議会

日程  議案一覧(開会報道記事)<議案付託先一覧表>   市長記者会見(8月24日)<提出案件.pdf質疑応答.pdf>    一般質問(吉波⇒ため池の防災・減災について

注目議案・賛否の分かれた議案

)第1回病院事業会計補正予算

  ① 本年4月から稼動した市立病院のHCU(High Care Unit/準集中治療室)は、稼働率が高水準で推移していることから、7床のうち非常用電源未対応の3床について非常用電気設備電源増設工事を施工する。建築においては、全ての設備を当初から設置せず、必要に応じて未設置のものを追加設置する手法は普通のことであるという。

  ②予算委員会で付託審査  ③反対なく可決

市立幼稚園保育料徴収条例と市立保育所条例の改正

  ①政令・内閣府令の改正に伴うもの。婚姻届を出していない未婚のひとり親についても、地方税法上の寡婦または寡夫控除が適用されるものとみなして保育料を算定することとする(現在は、生駒市にこの改正の適用者はない)/都道府県から指定都市への税源移譲に伴い、平成30年度分の税率から、指定都市に住所を有する者は都道府県税2%、市民税8%となり、平成30年1月1日現在指定都市に居住し、1月2日以降に本市に転入した人も市民税8%となるが、それを基に保育料を算定すると不利になることから、9月1日以降も従来と同じ市民税率を6%とみなして保育料を算定することとする。

  ②即決で、反対なく可決

議員定数(現24名)2名削減(議員定数を定める条例の改正)

  ①生駒市議会議員の定数削減を求める会の直接請求により、本議案が18(H30)年 4月臨時議会に上程されたことにより、5月11日よ議員定数に関する特別委員会で審査されてきた

  ②4人の賛成討論・6人の反対討論が行われた(吉波の議員定数削減議案の賛成討論.pdf)。

   討論の簡潔な図式⇒賛成討論<「議会の力(市民の声を聴いて市政に反映させること、行政監視、政策立案の力)=議員の数×議員に必要な資質の発揮力」という定理vs 反対討論<議会の役割である市民の声を聴いて市政に反映させること、行政監視、政策立案にはできるだけ多くの多様な議員の耳や、眼・腕が必要で、議員に必要な資質を発揮せよはかけ声に過ぎず実効性はない…この主張は、議員に必要な資質の発揮力がない耳、眼、腕、つまり、市民の声を聴こうとしない耳、節穴の眼、なまくらな腕はいくらあっても役立たないという視点を欠かしたものであり、議員に必要な資質を発揮しようという努力をはなから放棄するもの>

  ③②の後の採決で、賛成7・反対15(欠員1)で否決された。

  ④報道⇒ニュース.jpg報道記事.jpg報道記事.bmp

  ⑤生駒市議会議員の定数削減を求める会が17(H29)年11~12月に全生駒市議会議員を対象に実施した 「生駒市議会議員の定数に関するアンケート」の結果では、削減賛成が4人、今のままがよいが17人、無回答が1人、「回答は差し控えさせていただきたい」が1人であった。ところが、採決結果は、削減賛成が7人、削減反対が15人であった(議長は採決に加わらない)。

  ⑥削減賛成が4人から7人になったことは、議会が実施した「パブコメ(意見募集)」や「市民懇談会」、5月11日より9月13日にかけて8回開催された「議員定数に関する特別委員会」(この3つにかかる資料は議員定数に関する特別委員会で読むことができます)で、市民が直接に、あるいは削減賛成議員を通して意見を議会に突きつけた努力の成果といえます

11の決算議案

 ①決算審査特別委員会で付託審査  ②重大な過誤はなく、一般会計決算については、反対(9)あるも認定。国民健康保険特別会計決算については、反対(3)あるも認定。他の会計決算については、反対なく認定。  ③附帯意見が付与された。

委員会の調査事項⇒資料はこちら

)都市建設委員会・・・なし

)厚生消防委員会

  ①市立病院 平成29年度実施状況調査報告書(3ヵ年のまとめ)について

  ②生駒市における地域医療の現況報告書について

)市民文教委員会・・・なし

)企画総務委員会

  ①公共交通サービスの提供に関する今後の方針について

議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

18(H30)年 8月臨時議会  

日程  議案一覧(開会報道記事なし)<議案付託先一覧表.pdf>   市長記者会見(7月27日)<質疑応答.pdf配布資料.pdf>  一般質問(実施されず)

注目議案・賛否の分かれた議案

第2回一般会計補正予算

 ①来年夏までにエアコンを市立の全小中学校と幼稚園に設置するため、すでに予算計上している中学校に加え、小学校と幼稚園にもエアコン整備設計費を計上するもの。

 ②予算委員会の市民文教分科会で付託審査  ③反対なく可決

【3】委員会の調査事項・・・なし

議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

沖縄の民意はどこにあるのだろう。

10(H22)年7月12日記沖縄の民意はどこにあるのだろう。昨日(7月11日)に投開票された参院戦の結果を見て、「そう感じた人」は多いだろう。「米軍基地について容認か撤去かを問う事実上の住民投票」となることが注目されていた沖縄選挙区。冒頭の疑問は2つに起因する。1つは、選挙前に沖縄の世論の大勢は明らかに基地撤去であったし、選挙の出口調査でも基地撤去派の候補者が優勢と伝えられていたのに、結果は基地容認派が勝利したこと。もう1つは、基地容認派は「米軍普天間飛行場の県内移設反対」を(基地容認派なのに「賛成」でなく「反対」を)掲げることで基地問題の争点化を回避するという「姑息」とも批判されているやり方が功を奏して選挙が「米軍基地について容認か撤去かを問う事実上の住民投票」にならなかったことである。沖縄(ウチナ)の民意がどこにあるのかわからなければ、日本(ヤマト)の側はどうしていいのかがわからなくなる。「基地がなくなれば沖縄の人々は経済的にお困りになるのではないですか?」という日本(ヤマト)の人々の「心無い言葉」は、必ずしも「心無い言葉」とは言えなくなる。日本政府と米国との約束が履行されればこの8月末までに米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先位置や工法が決定される(名護市の辺野古の海を埋め立てる案が有力、それが強行されればジュゴンの海の自然は破壊される)。そのあと、9月12日に名護市議選、11月28日に沖縄県知事選が実施される。この2つの選挙が昨日の参院選の轍を踏むことなく「米軍基地について容認か撤去か、米軍普天間飛行場の県内移設は是か非か、を問う事実上の住民投票」となって、沖縄の民意(意思)をしっかりと示すものになることを願います。

小説(原作)&劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の舞台についての注釈

(*)データ

 ①原作者は森見登美彦さん(ペンネームは本名の姓に生駒神話の主人公登美彦を合わせたもの/79(S54)年1月6日生まれ)

 ②原作発表(刊行)年は10(H22)年5月で、原作者が31歳の時。

(1)けいはんな線は、開通が06(H18)年3月27日で、原作発表時には開通しているものの、原作の中ではまだ開通していませんが、劇場アニメでは開通していることになっています。けいはんな線とそれに接続する大阪市営地下鉄中央線(現在は名称は大阪メトロ中央線と変えられています)は愛称を「ゆめはんな」「近畿中央未来鉄道」といい、夢や未来に向かって走る鉄道というイメージがあります。アオヤマ君とお姉さんが海へ向かうのに、原作では近鉄奈良線に乗ったことになっています。この線も車窓から見る大阪平野の景色は素晴らしいものがありますが、劇場アニメでは、夢や未来に向かって走るというイメージを重視してけいはんな線に乗ったことにしたのでしょう(けいはんな線の路線図.jpg)。

生駒市で最も人気ある作家は誰?

(1)「生駒市図書館年報 平成25年版」(WEB SITEでは非掲載、その代わり生駒市図書館 統計情報あり)に掲載の図書の貸出べスト10.jpgによれば、圧倒的にこの作家

(2)生駒市図書館 統計情報での貸出ベスト一覧はこのページで見ることができます(生駒市図書館様にお願い : 貸出ベスト一覧は非常に興味深いものとなっていますが、いつの時点での貸出ベストなのかを明示していだければ幸甚です<18年9月>)が、18年9月現在のこのページでの貸出ベスト一覧.jpgをみても(1)の作家の貸し出し数がトップでした。

 

生駒市 公共施設等の長寿命化・耐震化   

【*】公共施設等とは

(1)公共施設

 ①行政系施設・・・市役所、人権文化センター、市民活動推進センター ららポート/消防本部、消防署、消防団拠点施設

 ②供給処理施設・・・エコパーク21、清掃センター、清掃リレーセンター

 ③学校教育系施設・・・12小学校、8中学校/教育支援施設、学校給食センター

 ④子育て支援施設・・・幼稚園、保育園/学童保育所、児童館

 ⑤保健・福祉施設・・・やすらぎの杜 優楽、デイサービスセンター/福祉センター/セラビーいこま

 ⑥市民文化系施設・・・たけまるホール、コミュニティセンター、図書会館

 ⑦社会教育系施設・・・芸術会館 美楽来、ふるさとミュージアム

 ⑧スポーツ・レクリエーション施設・・・体育館、武道場、プール/高山竹林園、花のまちづくりセンター

 ⑨公園施設・・・公園(195公園)、山麓公園

 ⑩市営住宅、生駒市立病院、その他(自転車駐車場、自動車駐車場、火葬場)

(2)インフラ施設

 ①道路・橋梁  ②上水道施設・下水道施設

【1】計画

(1)総務省からの公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針に基づく策定取り組み要請に基づく生駒市公共施設等総合管理計画<16(H28)年3月>・・・公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化等を計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設等の最適な配置を実現することをめざす。

(2)生駒市公共施設保全計画<17(H29)年10月>・・・公共施設を施設利用者が安全安心して利用できるように、建築物の安全性及び機能性を維持し長寿命化を図るとともに、維持補修費に係る経費の将来の見通しを把握し、財政負担の平準化も図りながら、計画的な改修を進めることを目的とする。

【2】長寿命化にかかる事業

(1)市営住宅長寿命化事業・・・H30年度 新規・主要事業ヒアリング調書.pdf(P.61)

(2)公園施設長寿命化計画策定事業・・・H30年度 新規・主要事業ヒアリング調書.pdf(P.66)

【3】耐震化にかかる事業

(*)公共施設の耐震化の状況・・・生駒市公共施設保全計画で対象とする公共施設の耐震化の状況は、、全体の 57.6%が新耐震基準により整備され、残りの42.4%が旧耐震基準で整備されている。旧耐震基準による整備のうち、耐震化未実施の施設は、1 施設(滝寺プール管理棟)。この施設の利用時期は、プールを使用する夏季限定で、今後も利用する場合は、利用者の安全確保の観点から、早急に耐震補強を実施する必要がある。

(1)水道施設耐震診断事業・・・H30年度 新規・主要事業ヒアリング調書.pdf(P.71)

(2)橋梁耐震化事業・・・H30年度 新規・主要事業ヒアリング調書.pdf(P.57)

(3)消防庁舎附属棟改築工事 (消防本部庁舎耐震及び設備等改修)・・・H30年度 新規・主要事業ヒアリング調書.pdf(P.100)

(4)75(H19)年度に策定された耐震改修促進計画は15(H27)年度に計画期間が終了。13(H25)年11月に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」の改正に伴い、16(H28)年6月に耐震改修促進計画(改定)が策定された

「アオヤマくんがおっぱいに興味を持つ(ことを描く)のはセクハラだ」という意見(主張)について   

(1)この意見(主張)は当たらないとの理由

 探究心こそ人生の最高のスパイス 『ペンギン・ハイウェイ』が教えてくれる、謎に挑むことの楽しさミラーより

 では、実際に存在する謎はなにかと言うと、「おっぱい」のことである。人間の女性の胸がなぜあのように膨らむのかは諸説あるが、まだ解明されていない。他の哺乳類の胸があのように膨らむことはなく、人だけがなぜかあのように乳房が膨らむわけだが、乳腺はわずかで大部分は脂肪である。胸の膨らみ方によって授乳能力に差があるわけでもなく、なぜ人間の女性がそのように進化したのかは謎である。

 ちなみに、かつて『裸のサル』という本を著したデズモンド・モリスという動物学者が提唱した、人間の女性の胸が膨らむのは尻の代用で、男に尻を想起させるためにふくらんだとする「臀部擬態説」などというものもあった。(ちなみに筆者は、平本アキラの漫画『監獄学園』でこの説を知った)

 とにかく女性の胸はいまだ謎であり、アオヤマ君がおっぱいに惹かれるのは、彼が単にエロガッパだからということではなく、知的好奇心をくすぐる対象だからだ。あの膨らみには人類の謎が詰まっているのだ。

 おっぱい=下ネタではないのだ。それは、自らの知識の範囲のみで物事を判断してしまうことであり、探究心が足りない。世界の謎は、我々の身近にもたくさんあるのだということを示唆しているのであって、おっぱいはこの映画のテーマにきちんと関わる重要なファクターだ。

(2)原作者の森見登美彦さんは、かかる意見(主張)がでるのを回避するために主人公を「小学4年生」に設定しました。あるいは、主人公が「小学4年生」だから実際に存在する謎の一つに「おっぱい」を設定しました。小学3年生以下だと「おっぱいは授乳する(母を連想する)もの」となり、小学5年生以上だと「おっぱいは性的な(思春期を連想する)もの」となってしまうからです。「(小学4年生にとって)おっぱいは(授乳するものや性的なものでなく)謎」ではなく「(小学4年生であるにもかかわらず)おっぱい=下ネタ」ととられてしまったことは、原作者や映画製作者にとって不本意であり、この小説の愛読者やこの映画のファンにとっても残念なことです。

 なお、原作者が「おっぱい」を多用したのは、それには文学的な難しさを崩せる、関節を外す、文章を波立たせるという効用があるからでもあったからとのことです。

~この記事は小説「ペンギン・ハイウェイ」 ついに、劇場映画化の中のものです。~

不登校   

(2)未来を担う不登校.jpg

(1)不登校問題解決のために

不登校問題解決のために

<13(H25).1.17 記>

不登校の高校生が祖父母を殺害するという痛ましい事件.pdfが起こりました。事件の原因・きっかけは「不登校を叱責された」ことです。

 不登校問題の解決の始まりは、不登校の生徒に「学校に行きたくなければいかなくていい」と言うことです。高校は義務教育ではありませんし、義務教育である小中の義務教育の意味も、子どもが学校に行きたいといえば保護者は学校にいかせる義務があるということであって、子どもは学校に行く義務があるということではありません(憲法第26条第2項「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」)。不登校問題が解決しないのは、みんな(不登校生徒本人・家族・学校・行政)が「学校は行かなければ(一人前の人間にはなれない、社会で通用する人間にはなれない、いい人生を送れない、いい高校・大学に進学できない・・・・・からいかなくては)ならない」という呪縛(固定観念・脅迫観念)に囚われているからです。

 学校が(様々な意味で)楽しければほっといても生徒は学校に行きます<映画「世界の果ての通学路」(12仏/1404日本公開紹介記事.jpg公式サイト)ご参照>。不登校が生じるのは、学校を楽しくさせない様々な要因があるからです(いじめ・体罰がおこなわれている、不条理な校則が生徒をしばる、進学・スポーツなどで競争心を煽られる、などなど)。これらの要因が取り除かれるのを待っているわけにはいきません。今、不登校生徒を助けるためにまずやらなければならないのが「学校へいかなければならない」という呪縛から解放させることです。そのためには、教員や家族といった周りのものがその呪縛から解放されていなければなりません。

 不登校生徒は、(学校へいかなければならないのに)どんなにしても学校に行けない、と追い詰められています。それは、不登校を経験したことがない人には想像できないほどの苦しみです。そんなときに、学校に行くことを促されたり、不登校(は何も悪いものではないのにそれ)を叱責されたり批判・非難されたりすると、膨らんだ風船に針を刺したときのように、不登校生徒は爆発(家庭内暴力など)します。それは、今回の事件や07年の福島県の事件.pdfのように最悪の事態を招く場合もあります。

 不登校の生徒を助ける方法は次のようです(自殺に追い込まれるほどのいじめを受けている生徒を助ける方法も同じ)。

(1)まず、「学校に行きたくなければいかなくていい」と言って不登校(いじめ)の苦しみから解放させる。

(2)不登校(いじめ)をもたらしている要因を見つけ、除去する。

(3)(2)は容易ではないし時間もかかる。また、そもそも、要因がはっきりしないことも多い。その場合(こちらの場合の方が現在の日本でははるかに多い)は、次から最善と思われるものを選んで実行する。

 ①現在の学校以外の、登校できそうな学校に転校する。不登校経験者などの子供達が通えるための学校(私立学校の認可を受けたフリースクール)もある。

 ②学校以外の学ぶ場(不登校をもたらす要因がない勉学・生活の場)にいく(家庭が最適であれば、あるいは、家庭しか適当な場がなければ、保護者が家庭を学ぶ場にする覚悟を持ちそれを実行する)。ホームスクーリングアメリカでは当たり前です。

 *今回の事件の高校生の場合だと具体的に次の選択肢がありました。

  1)高卒の資格を得たい場合:通信制や単位制の高校に編入(通信制は編入試験が易しく家庭での勉学中心/単位制には編入試験が易しく登校しやすい学校がある) 島留学も一案

  2)高校に行かずに大卒の資格を得たい場合:高等学校卒業程度認定試験(高認)を受けて大学受験(いまや、高校中退しても難関大にさえ行こうと努力すればいける<えっ 中退しても難関大!?.jpg>昨年春には中卒ながら高認を受けて東大理三に合格した人さえいる=高校にいかなくても東大にも合格できる)ここも高校中退者や通信制高生のための大学受験予備校です。高校に行かない大学受験生の強力な味方である無料の受験応援サイトのmanavee(マナビー)もあります。

  3)中卒のままでもよいが、勉学したい場合:サポート校フリースクール(玉石混交)にいく。NHK通信講座(玉である)で自宅学習する。その地域独自の学びの場にいく。

 昨年から今年にかけて、相次いで重大な教育問題、つまりいじめ問題大津市中学生いじめ自殺事件)・体罰問題大阪市高校生体罰自殺事件.pdf)・不登校問題(今回の事件)が取り上げられています(テレビドラマでは高校入試.mht)。現在の日本、大人もそうですが、少なくない子どもたちが最悪の事態がもたらされるほど追い詰められていることを肝に銘じなければなりません。

 なお、不登校問題の根本的な解決方法は、ほっといても生徒が学校に行きたがるような楽しい学校にすることです。楽しい学校とは、生徒・教職員すべての人々の基本的人権が尊重されている学校です。いじめを例にわかりやすく言い換えると、(いじめを許さない学校ではなく<こんな学校は楽しくない>)いじめなど(いじめを許さない、などといわなくても)ほっといても起こりようがない学校のことです。そのような学校は、「生徒も教職員もみんなが互いに人間として尊重し尊重される学校=楽しい学校づくりのために、基本的人権が何たるものかを理解している教師への自主決定権の授与(教育・学校におけるエンパワーメント)>を実施することで実現できます。

いじめ問題と不登校~「休養の必要性」「学校以外の場で学ぶ自由」の尊重が大切~.pdfもご参照 

明日の学校はムリかも」と迷っている人へ 中学3年生を丸ごと休んで得られた6つの結論もご参照ミラー

 

いじめ問題

いじめの政治学.jpg

いじめ問題解決のために

いじめ問題 今すぐの解決策

国連・児童(子ども)の権利委員会の勧告

いじめ自殺防止策

いじめが起こる理由とは?

日本政府はいじめ問題に取り組もうという気持ちはない!

いじめの背景にあるもの、それは

いじめの背景にあるもの、それは

むごたらしい荒野の風景

 ・・・・・・「競争」の旗印の下、欺まん、出し抜き、拝金主義がはびこる。・・・・・・

 ・・・・・・海外支局勤務から帰国した記者の話は日本の病状を知る上で参考になる。「待ち合わせに遅れないとか、電車が時間通りに走るとか、それは世界的な価値基準ではない。禁煙区域での喫煙を、電車内での無作法を注意すると殴られるのではないかと身構える社会こそ異常だ。アフリカでも南米でも、注意されれば照れくさそうに肩をすくめ、その触れ合いから友人になることが多い。日本はフレンドリーシップを失った国になってしまった」

 競争社会の重圧、ストレスが生む「相互不信・敵意」型社会。遅れを取り戻そうと焦った運転士が招いたJR福知山線脱線事故や耐震データを偽造してホテルやマンションを建てた事件。同種の事故、事件がこれからも起きるだろうと予感させる社会はむごたらしい。

 政治の責任は大きい。しかし、小泉純一郎首相が知略、出し抜きの名手だったことを9月の総選挙で思い知った。衆院をいきなり解散し、論争を避けて「郵政」一本やりで国民の目をくらまし、刺客を次々と送り込んで全議席の61%に当たる296議席をとって自民党を大勝させた。勝った途端に、与党は選挙中には口を閉ざした増税案を次々決める。

 こうした現実が、子供たちに与える影響は大きい。目的実現のためには、勝てぱいい、異分子は排除する、面倒な議論は無用、法に触れなければいい――。おおらかさも、懐の深さもない荒野の光景だ。友人関係が築けない、本音の会話がない、気に入らない子はいじめる……子供社会は大人社会の鏡でもある。・・・・・・

 毎日新聞 05/12/28()朝刊「記者の目

日本政府はいじめ問題に取り組もうという気持ちはない!

不登校といじめ 内田良子さんが語る

(前略)

〔編集部〕教育基本法「改正」によって、現場では「個人」が尊重されず、上から下への指示、指導が強まるのではないでしようか。

〔内田さん〕ますます学校が管理的で息苦しくなり、ストレスのはけ口が、強い者から弱い者へ――まず先生から子どもへ、そして子どもから子ども、先生から先生へ…と及んでいくのではないかと、懸念しています。今回、履修不足の問題で高校の校長が命を絶ちましたが、校長がどちらのサイドに立ち、誰に対して責任を取ろうとしたかというと、「お上」に対してですよね。本当に上を見ている。そうすると、必然的に子どもは踏み台になるわけです。政府が、いじめの問題に本気で取り組もうという気持ちが爪の垢ほどもあれば、教育基本法「改正」案をこの時期に採決することはありえないわけです。そういう点で、国家にとっての教育であって、子どもたちの二ーズを尊重するという発想からはきていませんよね。(後略)

 うちだ りょうこ・心理カウンセラー。子ども相談室・「モモの部屋」を主宰する傍ら、東京都内・保育所心理相談員。NHKラジオの電話相談「子どもの心相談」アドバイザーなどとしても活躍している。

 週間金曜日 06/11/24号「教育があぶない!2006年」

 (文中の太字は文引用者が強調のためにそうしたものです。)

いじめが起こる理由とは?

いじめに対抗!    立松 和平―作家

 いじめというのは、一種の差別である。・・・・・・

 差別の構造とは、自分よりもっと差別されている人をつくることで、相対的に自分の社会的存在を高めようとする行為が差別である。・・・・・・

 子供を死にまで追い込むいじめは、結局のところ大人の社会のそのままの反映であると私は思う。大人の息詰まる競争社会は、自分以下とみなすことのできる人間を心理的にでも生み出そうとするのである。競争社会とはとどのつまり優劣をつけることであり、勝者と敗者に人を分別することなのだ。私たちの社会は、どうしてこんなふうに極端になってしまったのだろう。消費をあおる社会は、お金をたくさん儲(もう)けた人が偉いのだと、とどのつまりはそのことに行き着くのだ。子供たちは大人の風潮をそのまま写しているにすぎないのだと、私は思うのである。

 激しい競争社会では、全員が勝者になることはできない。子供の社会も、受験に勝つ者と敗れる者とに色分けされる。二種類に分別されるという恐怖は、自分より劣っているものを無理につくり出し、どうやら心理的バランスを保つことができるのだ。

 生きるのに、切ない時代である。いじめは大人社会をそのまま子供社会に持ち込んだものだとするなら、大人社会にも弱者いじめはたくさんある。根が深いから、学校など教育関係者だけで解決できる問題ではない。・・・・・・

  たてまつ・わへい 

1947年生まれ。早大卒。「自転車」(早稲田文学賞新人賞)、「遠雷」(野間文芸新人賞)、「毒―風聞・田中正造」(毎日出版文化賞)など。

    毎日新聞 06/11/25(土)「論点」

 (文中の太字は文引用者が強調のためにそうしたものです。)

いじめ自殺防止策

今、伝えたい「いじめが続くなら、学校にいかなくていい」.pdfいじめられている君へ「学校に行かない勇気を持とう」.pdf

 

】いじめ自殺防止策は、学校から逃げること。学校に行かなくてはならないという固定観念は捨てよう(学校に行く権利はあっても学校行かなければならない義務はないのだから―義務教育の意味は、子どもが学校に行きたいといえば保護者は学校にいかせる義務があるということであって、子どもは学校に行く義務があるということではない)。 

  

いじめ自殺 我慢せず学校から逃げよう 

雨宮 処凛(あまみや かりん) 作家

 北海道や福岡県など各地でいじめ自殺が相次ぎ、学校や教育委員会の対応が批判を浴びている。助けを求める声に耳をふさぎ、事件などなかったふりをする―。彼らの対応は、私がいじめに悩み、自殺を考えていたあのころ(引用者注:10数年前)と、何も変わっていない<この文章が書かれた5年後の11(H23)年10月にも大津市いじめ自殺事件があり、その後も何も変わらなかった>。 

 いい先生が一人もいないわけではないが、学校や教育委員会に何かを期待しても、ほとんどは裏切られて終わる。傷つき、最後に死を選ぶよりは、一刻も早く学校から逃げ出そう 

 私へのいじめが始まったのは、中学2年の夏のことだった。所属していたバレー部で、3年生の引退をきっかけに、プレーが下手で足を引っ張っていると、みんなから無視されるようになったのだ。 

 失敗するとボールをぶつけられ、「パシリ」としてジュースの買い出しにも行かされた。何よりつらかったのは、昨日までの親友がいじめる側に回ったことだ。いじめに加わらなければ、自分がいじめられる。学校という「弱肉強食」の世界では、友情なんてガラスのようにもろい。 

 顧問の先生は気づいていたが見て見ぬふりだった。以前に、やはりいじめに遭っていた同級生が、この先生に相談したことがある。彼はウンザリした顔でいじめた側の生徒を呼び出し、「当事者同士で話し合え」と命じてどこかに行ってしまった。彼女はその場で袋だたきにあった。先生なんて信用できなかった。 

 だからといって、家族にも打ち明けられなかった。親や弟たちに、自分がいじめられるような人間だなんて思われたくなかった。気づくと、夜中に部屋で「私はいじめられてるんじゃない」とつぶやきながら、何度も手の甲をコンパスの針で突き刺していた。 

 ある日、橋の上から濁流に飛び込もうとして、我に返った。自転車に乗っていて、無意識に車道を走る車の前に飛び出したこともある。死は甘い誘惑だった。学校に行くことの方がずっと怖かった。 

 自殺の衝動は、いじめが始まって数カ月後に部活をやめたことで治まった。あのまま我慢して続けていたら、どうなっていただろうか。 

 だから、もう我慢するのはやめよう。いじめられていると親に言い出せないなら、仮病を使ってでも学校を休もう。それでも無理に学校に行かされそうになったら、部屋にカギをかけて籠城(ろうじよう)しよう。

 もちろん、親や家族が気づいてくれれば、もっといい。いじめられていると、世界中から自分の存在が否定された気分になる。家族に認められたことで、自殺を思いとどまったという人は多い。 

 親は学校に怒鳴り込もうとするかもしれないが、それで必ず解決するというわけじゃない。それより、旅行にでも連れ出してくれて、違う風景の中で「何があっても愛しているよ」と言ってくれたら、どれほど救われるだろう。 

 一連の事件で、教育再生会議や文部科学省、教育委員会は、再発防止策を検討している。議論に意昧がないとは言わないが、時間がかかるし、制度を改めれば解決するというわけでもない。 

 いじめの解決法に正解はない。ただ、今になってみると、私をいじめた、くだらない人間のために死ななくて、本当に良かったと思う。 

    ◇ 

 75年生まれ。元愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカル。著書に「バンギャル ア ゴーゴー」「すごい生き方」など。

   朝日新聞 06/11/11(土)朝刊「私の視点」

 (文中の太字は文引用者が強調のためにそうしたものです。) 


学校・教育・子どもサポート<リンク>

国連・児童(子ども)の権利委員会の勧告

国連・児童(子ども)の権利委員会は、国連・児童(子ども)の権利委員会 児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)第44条に基づき締約国から提出された報告の審査 最終見解 : 日本.pdf <10(H22).6.20>(外務省のHP所収)において「厳しい競争環境が子どもたちをイジメや精神障害といった不幸な状態に陥らせている」と日本に勧告した。

 その部分の全文は以下の通り。

C. 主要分野における懸念及び勧告

 7.教育,余暇及び文化的活動(条約第28条,第29条,第31条)

  70. 委員会は,日本の教育制度において極めて質の高い教育が行われていることは認識するが、学校や大学への入学のために競争する児童の人数が減少しているにもかかわらず,過度の競争に関する苦情が増加し続けていることに懸念をもって留意する。委員会はまた,高度に競争的な学校環境が,就学年齢にある児童の間で,いじめ,精神障害,不登校,中途退学,自殺を助長している可能性があることを懸念する。

 

いじめ問題 今すぐの解決策 

 仏陀の教えに次のような「毒矢のたとえ」があります。

 毒矢が飛んで来て人に刺さり、その人は倒れてしまった。議論好きな者は、その毒矢が一体どこから飛んで来たんだろうか、毒の種類は何だろうか、矢を射た者はどこにいて、どういう階級の人間だろうか、などと考えてしまう。そして、それらの疑問が解けないうちは、矢を抜かないなどと言う。しかし、そんなことでは、矢の刺さった人は死んでしまう。そんな議論をするよりも、毒矢を抜いて手当てをすることがまず先なのある。

 いじめ問題においても、仏陀の教え(「毒矢のたとえ」)に従い、今すぐの解決策を実行しなければなりません。

 それは、子どもたちを救うため、いじめが行なわれている学校にいじめで苦しんでいる子どもたちを行かせないことです。

 それをやらないと、埼玉県上福岡第三中学校いじめ自殺事件<79(S54)年>東京都中野区中学生いじめ自殺事件<86(S61)年/26年前>山形県新庄市マット死事件<93(H5)年/19年前>愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件<94(H6)年/18年前>北海道滝川市小学生いじめ自殺事件<05(H17)年9月/7年前>埼玉県北本市いじめ自殺事件<05(H17)年10月>長野県丸子実業高校バレーボール部員自殺事件05(H17)年10月>福岡県筑前町中学生いじめ自殺事件<06(H18)年/6年前><新潟県神林村男子中学生自殺事件兵庫県滝川高校いじめ自殺事件<07(H19)年>群馬県桐生市小学生いじめ自殺事件<10(H22年)>大津市中学校いじめ自殺事件<11(H23年)>など、同じことが何年もくりかえされて子どもたちを死に追いやる事件は後を絶ちません。また、今すぐの解決策を実行することによってしか根本的解決の道いじめ問題解決のためにに記載)が見えてきません<2012年記>

<今すぐの解決策について詳しくは、次をお読みください。>

 ☆人生相談「いじめに学校が対応してくれません。どうすればようでしょうか。」.pdf

 いじめ自殺 我慢せず学校から逃げよう

 Photoいじめられている君へ「学校に行かない勇気を持とう」.pdf<この文を書いた西原理恵子さんは、絵本「いきのびる魔法―いじめられている君へ」.jpgの中で、いじめられている子に「逃げて」と訴えています:右画像(クリックで拡大)

 ☆今、伝えたい「いじめが続くなら、学校にいかなくていい」.pdf  伝えたい 「まず退避しよう!」.pdf

 ☆いじめられている君へ(いじめ自殺防止策).pdf

 ☆子どもたちに、学校を休む権利を!.pdf

 ☆「死なずに逃げろ」いじめられてる君に告ぐ.pdf

 ◎学校へ行かないという選択:ホームスクール情報(リンク)ミラー 

 

 

いじめ問題解決のために 

【1】現在、文科省が認知しているだけでも全国で7万人以上の子どもたちがいじめで苦しんでいます(平成22年度 文部科学白書より.pdf)。そして、そのうち何人かが自殺に追い込まれています。いじめ自殺をも含む小中高生の自殺は文科省・警察庁が把握しているだけで年間百数十人~5百数十人にのぼります(平成22年度 文部科学白書より.pdf自殺調査見直しへ.pdf)。

【2】 日本の学校のいじめについては、国連・児童(子ども)の権利委員会の勧告が10(H22)年.6月.20日に出されています。

【3】 【1】・【2】を踏まえて

 (1)早急にいじめ問題の今すぐの解決策を実行すべきです(いじめ問題と不登校~「休養の必要性」「学校以外の場で学ぶ自由」の尊重が大切~.pdfもご参照)。 

 (2)そして、「いじめに有効に対応できるのは、結局、教員しかいない」(いじめ対策 カウンセラーより教員中心.pdf現場教員の声.jpg投書記事.pdf提案記事.pdf現場経験者の意見.jpg)ということを認識し、

 (3)すみやかに、すさんだ学校現場への処方せん.pdf<教師への自主決定権の授与(教育・学校におけるエンパワーメント)>を実施して学校を基本的人権が尊重される場(「いじめなど起こりようがない」学校)にしていくことです(基本的人権が尊重されている学校ではいじめ問題は起きない。この処方箋が発表されたのは12年前ですが、いまだに実施されていません。そのため、いじめ問題解決の兆しを一向に見ることが出来ません。

 (4)学校外で学び育つ方法の公認.pdfも必要

【4】【3】を行うことで、いじめは減少し、問題解決の大いなる展望が切り開かれていくでしょう。これが根本的解決の道です。

【5】資料

(4)埼玉 北本「いじめ自殺」訴訟

(3)「仲裁者」でなく「通報者たれ」.pdf

(2)大津市中2いじめ自殺事件大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会の調査報告書(13.1.31).mht>がおこった中学校は「道徳教育」のモデル校でした。また、この事件を口実に(「利用して」と批判されても仕方ない)藤原和博氏は、「民間人校長」を大量投入せよと主張しています。いじめをなくす唯一の道は「基本的人権が尊重される学校づくり」です。「道徳教育」のモデル校でいじめ自殺が起こったことで「道徳教育」はいじめ自殺防止に役立たないことが証明されましたし、「民間人校長」は「基本的人権が尊重される学校づくり」に逆行するものです(民間人校長制度が教育を荒廃させる理由)。いじめ問題を解決する上で大切なのは、。「道徳教育」や「民間人校長」のような的外れな(「基本的人権が尊重される学校づくり」に役立たない、それに逆行する)ことをしないで、ひたすらに「基本的人権が尊重される学校づくり」に向かってまい進することです。しかし、教育再生実行会議は、相変わらず時代錯誤的な役立たない、むしろ有害な「道徳教育」の推進を唱える(報道記事.pdf)ことで、教育再生実行会議自身が時代錯誤的な役立たない、むしろ有害なものであることを示しました。

(1)いじめSOS信号60.pdf(いじめ発見の60の信号)  ニュースの本棚 : いじめ.mht

なぜ、オウム真理教信者はサリンを撒いたのか?

(1)<この記事によれば>日本人は、一つのコミュニティに入る場合、一つのコミュニティの中で弾き出されたら生きていけないという発想、見捨てられるという恐怖、会社もスポーツ界もそうで、「おまえ、これやらならきゃ使わないから」とがんじがらめになっているから。

(2)<この記事.pdfによれば>オウム信者は考えるのを停止させられていた、つまり、(日本という国家と戦う)「兵士」にされていたから。なお。「兵士」とは「思考停止した(考えない・思わない・感じない)人間」のことである(この記事の青太字部分ご参照)。

東京医科大(支援事業便宜の見返りに裏口入学)事件

 東京医科大(支援事業便宜の見返りに裏口入学)事件には、今日<18(H30). 7. 5>現在で、疑問点が3つ(1.なぜエリート官僚がこんな馬鹿げた前代未聞のことをやったのか? 2.なぜ発覚したか? 3.大学関係者はなぜ逮捕されないのか?)ある→この3つの疑問に対する答を考えていくと、ことの次第が次のように見えてくる。

  ①官僚が便宜をはかることは前代未聞のことではなく、普通におこなわれている。裏口入学も私立大学では普通におこなわれている(東京医科大の相場は3500万円といわれている/そもそも私立大学がおこなうスポーツ推薦入学などというものは公認された裏口入学/日本の私立大学の多くは営利目的企業化しているので、日大を先頭に利益のためならよろしくないことでもおこなう)。

  通常はエリート官僚は、その子息に裏口入学の必要はないから、便宜の見返りに裏口入学などというものはを要求することはないが、今回はあった。見返りは前代未聞ではないが裏口入学なのが前代未聞で、便宜・見返りが発覚したのが珍しいということである。

  ②では、なぜ今回は、便宜・見返りが発覚したのか。その理由は、大学関係者がまだ逮捕されていないことで、次のように推量できる。

  何らかの事情でことが発覚する危険を察知した大学関係者が、いち早く司法取引(捜査協力・免訴)したため。または、何らかの理由で便宜・見返りをした者に反感を持つ者が告発したため。

  *上記のような推量がピンボケなものか否かは、今後の捜査でわかっていくでしょう。それにしても、日大、東京医科大だけでなく、教育研究機関たる大学の企業化を止めなければ、大学の不祥事は続いていきます。

 

奈良県立高校再編問題  

こちらに移動しました。

18(H30)年 6月定例議会

議案一覧(開会報道記事なし)<議案付託先一覧表>   市長記者会見(5月28日)<質疑応答配布資料.pdf>  日程  一般質問(吉波⇒安全・安心のまちづくりについて)

注目議案・賛否の分かれた議案

一般会計補正予算(第1回)

  ① 本会期中の618日の大阪府北部を震源とする地震により、高槻市の児童が登校中に、学校のプールのブロック塀の下敷きになって死亡した事故を踏まえた、生駒小学校のブロっク塀の撤去・フェンス設置工事の費用(699万円)を計上。

 ②工事内容⇒生駒小学校敷地北側に設置しているブロック塀は、高さ1.8m、長さ約120m、控え壁が4.8mごとに設置されている「補強コンクリートブロック塀」。このブロック塀は、ブロックの厚さ、鉄筋による補強には問題はなく基準に適合しているが、控え壁が現在の基準(3.4m以下ごとにつき1箇所)を満たしていないことから、来年度に改修を予定していたところ、今回の地震による倒壊事故を受け、早急に安全を確保することが重要であるとのことで予算の補正となった。工事の内容は、現在設置されているブロック塀を撤去したのち、高さ40センチの基礎コンクリートを打設し、高さ1.5mのメッシュフェンスを設置する。

 ③財源(歳入)としては、平成29年度決算剰余金の内、699万円を前年度繰越金として計上。

 ④今回の地震後実施した市の公共施設の緊急点検の結果、この補正予算に計上した生駒小学校の他に、井出山のテニスコートなど改修を急ぐブロツク塀もあるが、これらの改修等は必要経費が判明次第、既定予算の流用や予備費の充当などにより対応する予定。

 ⑤予算委員会で付託審査  ⑥反対なく可決

専決処分の報告(損害賠償の額の決定)

 ①今年4月12日午後3時頃、市立生駒中学校第2グラウンドにおいて、陸上部の練習中に部員の投げた円盤が入学式のため臨時で駐車していた教師の車両に当たり、ボンネットが破損したため、修理代として10万
円を、損害賠償金として支払う。

 ②中学校の部活動に円盤投げを取り入れる妥当性を検討する必要があろう。

総合計画特別委員会を設置

委員会の調査事項⇒資料はこちら

(1)都市建設委員会

  ①「生駒市空家等対策計画」の策定

  ②「県域水道一体化構想」

(2)厚生消防委員会・・・なし

(3)市民文教委員会・・・なし

(4)企画総務委員会・・・コミュニティバスの市立病院線等の運賃改定

*議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

サッカーW杯ロシア大会のポーランド戦での日本代表の「敗退行為」(時時間稼ぎ・逃げ回り)

          <18(H30). 6.30 記>

(1)サッカー日本代表の愛称は「SAMURAI BLUE」 。「SAMURAI(侍)」の意味は、①名誉を守るためには命も惜しまない「誇り高き日本人」、②農民・商工業者なら問答無用で切り捨てても恥じない「卑劣な輩」の2通りありますが、W杯サッカーのポーランドとの試合で、命を守る(予選リーグ敗退を免れる)ためには不名誉(他力本願の時間稼ぎの逃げ回り試合を実施/セネガルチームの得点できないという不幸待ち)を選んだサッカー日本代表は、①の意味での「SAMURAI BLUE」を名乗れなくなりました。最早、「SAMURAI BLUE」 は、他者の不幸を念願するという「卑劣な輩」という意味になってしまったように思われます。

 ネットではこんな趣旨の批判が多く流れています→「サッカーの枠を超えて日本人の印象さえも悪くなった。最悪なのは自分達でSAMURAI BLUE を名乗ってる点。あんな情けないのは侍では無いだろう。ギャンブルには勝ったが失ったモノはあまりにも大きい」「スポーツマンシップとは『公正なプレーを尊重し、相手の選手に対する尊敬や賞賛、同じスポーツを競技する仲間としての意識をもって行われる活動』 逃げ回り時間稼ぎしてる間の日本チームが尊敬や称賛されるようなプレーをしていたとは思えない」。

 そして、外国メディアの多くも日本代表チームの試合ぶりを批判し、日本人の国際的なイメージは(一時的かも知れないが)確実に低下しました。

 きれいごとはあさってにしてくれ。試合は勝って何ぼ。他者の不幸を念願して待つという美しくないこと(=人を感動させるようなスポーツではきたないこととなる)をしても勝ち上がればよい。かかるサッカー日本代表は、こないだまでの日大アメフト部まであと数歩。

(2)サッカーW杯のポーランドとの試合の日本チームは、自らの努力で得点しようという積極的な行動を行うという、自らの「存在の震え」を見せるのではなく、逆に、ひたすら、特定の他国チームの失敗(得点なし)を念じて逃げ回るという、自らその存在を薄めてしまおうというかのごとき卑屈な姿を見せました。それが、人々を失望させています。「共感は、内容(予選リーグ敗退を免れる)ではなく、その存在の震え(自らの最大限努力で得点しようという必死さ)にこそ向かう」のです。

(3)他国チームの失敗・不幸(得点なし)に歓喜するではなく、自らも健闘し、同時に他国チームの健闘を讃えるというのが、日本代表チームに求められる姿です。他者の不幸を踏み台にした栄光などあり得ず、他者の不幸を踏み台にして利益を得ようとする行為は恥ずべきことです。

(4)何が正しく何が誤りか、または、何を為すべきか何を為さざるべきか、の判断に迷ったときは、それが、または、それを為すことが「美しい」か否かが判断基準になるという。日本代表チームの選手たちが死人のような(自らの存在を薄めるような)顔をして逃げ回りながら時間稼ぎをしていたのは誰の眼にも醜悪だった。

(5)時間稼ぎ・逃げ回りも戦術だ、という人がいますが、サッカーでの戦術とは「得点するための有効な作戦・やり方等」をいうのであって、得点することを目的としない作戦・やり方等はそもそも戦術ではありません。そういうのを、姑息な手段といいます。

(6)「技をしかけない(攻撃しない)状態が続く場合はペナルティーを課す」というルールを設けるべきとの意見も成り立ちます。そのようなルール改正の意見も成り立つような行為は、今はルール違反ではないが邪悪なものに変わりはありません。つまり、やるべきではないでしょう。

          <追伸1(18.7.3)>

参考 : 日本代表パス回し擁護で日本メディアが大本営状態に!.pdf

          <追伸2(18.7.3)>

(1)サッカーの神様がいるとしたら、「自らの努力で勝利を獲得する可能性を放棄」し「他者の失敗・不幸をひたすら乞い願うという」あるまじき行為をした選手を罰するのだが、と思っていたところ、なんと、やはり、決勝トーナメントの日本(日)対ベルギー(白)戦でサッカーの神様はいたようです。

  ①2対2で迎えた、後半追加時間終了わずか12秒前、ベルギーは決勝ゴールを決めた。このとき、日本選手の中には、勝ち越し点を奪おうという努力をせずにこのまま時間の経過を待って延長戦に持ち込もうと考える選手が多く出て、日本は全体として「勝利を獲得する可能性を放棄」した。だが、ベルギーは最期の最期まで努力を続け「勝利を獲得する可能性を放棄」しなかった。そんなベルギーにサッカーの神様は勝利を与えたのである。

  ②ポーランドとの試合の時間稼ぎ・逃げ回りによる勝利というギャンブルに勝つことで、「努力を放棄し時間が経過するのを待つことで事態が打開できるだろう」という、いわばギャンブル依存症のような状態に日本は陥っていたのである。 後半追加時間終了わずか12秒前になっても、勝ち越し点を奪って延長戦を待たずに決着をつけようとしていた日本選手もいた。日本は分裂していた。この分裂をもたらしたものこそ、 ポーランド戦での時間稼ぎ・逃げ回り「ギャンブル作戦」の「成功」だった。

  ③日本に勝利したのち、ベルギーのマルティネス監督はこのようにいっている。~W杯では「0-2」から逆転した例はほとんどない。反撃には選手の人間性、集中、熱望、決して諦めないという姿勢が必要だった。~

  「人間性」「集中」「熱望」「決して諦めないという姿勢」がベルギーにはあり日本にはなかったということである。それが、日本が、例はほとんどないという「0-2」からの逆転をされてしまうほどの軟弱なチームであり、ブーイングを受けながらも時間稼ぎ・逃げ回りをしても恥じない原因である。

  ④ベルギーに敗北したのち、日本の西野監督はこのようにいっている。~(ベルギーを)追い詰めたが、何が足りないんでしょうね。(さらに勝ち進むために足りないものは)すべてだと思うが、わずかだと思う。~

  だが、足りないものはわずか、などといっている場合ではないのである。

          <追伸3(18.7.12)>

 サッカーW杯ロシア大会のポーランド戦での日本代表の「敗退行為」は、FIFAフットボール行動規範(「勝利はあらゆる試合の目的。負けを目指してはならない」「試合終了の笛が鳴るまで勝つためにプレーしなさい」)とJFAサッカー行動規範(「どんな状況でも、勝利のため、またひとつのゴールのために、最後まで全力を尽くしてプレーする」)に対する違反である(ご参照.jpg)。かかる、行動規範に反する「汚く卑怯な行為」であっても勝ち進むためには許される。それを批判する奴は「反日」「非国民」といわんばかりの雰囲気に多くの日本人が流されていったことは恐ろしいものを感じる。この点で、W杯の終了後にJFAが作成するという「テクニカルリポート」という報告書が注目される。

 

 

 

大和・河内・山城の三国境の謎(疑問)

(1)三国境には次のような謎(疑問)があります。  
 ①地理院地図とGoogle マップとでは奈良・大阪・京都の3県境は異なっており、従って三国境とされる位置も異なっています。
   ・三国境付近の拡大図.jpgご参照
***
 ②地理院地図がいう三国境は誤りで、今日Google マップが三国境としている三国境が正しいとGoogle マップがまだなかった?であろう2003年7月に、「そこ(地理院地図が三国境といっている場所)は三国境じゃありません」と新聞が指摘しました<ご参照この記事をPDFにしたもの)>。にもかかわらず、現在も、どちらが正しいかは確定されていません。
***
 ③三国境の正確な位置はわざと分らないようにされているとの伝聞があります。
***
 ④地理院地図で三国境とされているところもGoogle マップで三国境とされているあたりも共に、ここが三国の境界だとわからせるような地理的特徴もなく、その名に反してだだの山中のような様相に過ぎないことが、正確な位置がどこなのかを分りにくくさせています。
***
 ⑤地理院地図で三国境とされているところでは、ここが三国境だと表示するもの、あるいは表示していると思わせるものが設置されてきましたが、それぞれが、いつの間にか、少し移動していたり、無くなったりして、また、別のものが設置されたりしてきました。これまでここに設置されたものは設置順に次の通りです(把握されているものだけ)。
***
  「田辺町」の表示ある4角杭(黄色・高さ30cm程度)と無表示の4角杭(黄色・高さ30cm程度)/「三国界(注:境ではなく)」の表示のある道標板(白色・高さ50cm程度の白色4角柱に横に貼付)と「山城国・河内国・大和国」の表示のある4角杭(白色・高さ50cm程度)<以上の4つは、1996年にはあった>/上記2003年7月発行の新聞に写真が載っている、この新聞が誤った場所を示すものと指摘する焼き板製看板と正しい三国境の位置を紹介する看板/この新聞を貼付した看板/「三国交点」・「(上から)京都・奈良・大阪」の表示のある4角杭(灰色で最上部の一部のみ赤・高さ40cm程度)/三国境の説明看板(最初は、高さ150cm程度の1本柱に貼付されていたが、2012年には柱から取れて大木の下に置かれた)<以上の2つは、2009年にはあった>。
***
  なお、「三国界」の表示のある道標板と「山城国・河内国・大和国」の表示のある4角杭の写真は上記新聞にはない。。2009年4月時点で、新聞により誤った場所を示すものと指摘された焼き板製看板はまだあり、正しい三国境の位置を紹介する看板と新聞を貼付した看板は無くなっていた模様。2011年12月時点で、焼き板製看板は無くなっていた。2014年2月時点ではまだあった、「三国交点」・「京都・奈良・大阪」の表示のある4角杭と三国境の説明看板は、2018年6月時点ではなくなっていた。結局、2018年6月時点では、最初からある 「田辺町」の表示ある4角杭と無表示の4角杭のみが残っている(1997年4月に田辺町は京田辺市になっているので、これらの杭は、少なくとも21年以上存在していたことになる)。
***
 ⑥地理院地図の三国境付近で、「田辺町」(京都府)の表示ある4角杭が大阪側寄りに、「枚方東消防署」(大阪府)の山火事防止看板が京都府寄りに設置されている(地理院地図の三国境の拡大図ご参照)。
**
 ⑦天王道と横峰道の分岐は、地理院地図では奈良県内にあり、Google マップでは奈良県内か大阪府内にあるにもかかわらず、ここに「山火事注意 京田辺市消防本部」の看板(三国境とそれに至る道.jpg添付写真.pdfご参照)がある(三国境付近の拡大図.jpgご参照)。
***
(2)(1)のことが、三国境を訪れるハイカーを途惑わせることが多いようですが、それを面白いと想う人も少なくないようです。三国境の謎めいた(疑問のある)ところははっきりさせた方が良いのか、それともこのまま「三国境のミステリアス」を楽しむ方がよいのか、どちらがよいのでしょうか。
***
(3)「県境マニア!」という題名のSNSに「本物の三国境へ到達」との記事が紹介されています。
**
(4)全国47都道府県のうち県境未確定地を抱えている都府県は23あります。その未確定地の面積は、長野県の面積に匹敵する13,399km2、つまり日本の総面積の4%を占めています。奈良・大阪・京都の3県府境も未確定なのかもしれません。
(*)ここにも三国境の謎(?)が・・・。

日大アメフト悪質タックル事件

       (この文は、2018年5月20日時点での情報に基づいて書かれたものです。)

 日大アメフト悪質タックル事件について、2つの疑問がある。①あれほどの危険・悪質な(重大な身体破壊をもたらす)反則を犯した選手が即退場とならずにその後2回も反則を犯さねば退場とならなかったのはなぜか。②自己チームの選手が刑事罰に相当するような重大な身体破壊をもたらす行為の被害を受けたのに、なぜ関学チームは即試合中止をし、即抗議をせず、事件のあった試合(2018年5月6日)からやっと4日後(5月10日)になって抗議文を送ったのはなぜか。

 この2つの疑問に対する答は、多分、 「アメフトは激しい肉弾戦だから、少々のラフプレーは許される、もしくは、止む得ない。しかし、そこはスポーツだから無制限というわけにはできないから、2回までのラフプレーは許すというルールになっているから」。

 ではなぜ、今回関学は試合後に抗議したのか。今回のラフプレーは、あまりにも度が過ぎたから。稚拙だったと言い換えることもできる。プロボクシングの試合では、勝つために、審判にわからないように相手にダメージを与える反則パンチを巧妙に繰り出すことはよくあると聞く。大学のアメフトも(これに限らず、スポーツ推薦で選手を全国から集める大学のクラブはみな)大学の広告塔(=プロ集団)という要素を持つので、勝つためにはラフプレーも許されるが、度を過ぎないように(=うまく)やらねばならないのである。

 「大学の広告塔という要素を持つアメフトは勝って何ぼ。勝つためにはラフプレーも許される。」これは、広告塔という要素を持つすべてのチームの監督・選手の共通認識。ただ、ラフプレーがどこまで許されるかは各チームで温度差がある。また、ラフプレーの加害チームと被害チームでも温度差が出る。

 日大はラフプレーが許されると感じる範囲が広い。だから、試合後に関学が抗議することになるラフプレーの重大さが分らない。それは、次の3つの疑問に対する答となる。①退場となった選手がベンチに戻ってきたとき、監督も選手も彼を注意するどころかねぎらったのはなぜか。②監督は抗議されてもなかなか謝罪しなかったのはなぜか。③この事件が盛んに報道されている最中に開催された日大理事会では、この問題について話がでなかったのはなぜか。

 ことの真相は、つぎのように単純なものだったと思われる。

 何らかの理由で何日か休部するなどして、このままだったら干されてしまうと焦っていた選手が、監督から「(干されたくなかったら、相手を打ち負かすように)やってこい」という趣旨のことをいわれたので、2回までだったらラフプレーも許されるだろうという環境の中で、相手チームの重要選手にダメージを与えることが勝てることにつながり、それで監督のご機嫌をとれるだろうと考えて、相手チームの重要選手にラフプレーを仕掛けた。しかし、そのプレーが相手チームから抗議を受けるとは、加害選手も加害監督も思ってもみなかった。被害選手のチームの監督も当該のラフプレーがなされた当座は即抗議すべき重大なものとの認識がなく、試合終了後にその重大さに、誰かから指摘されるなどして気づいた。日大が所属する関東学生連盟も、当該プレーが悪質だとの認識がなく、それがネットで炎上するなど騒ぎになるまで無反応だった。

 以上から、今回の事件の根本原因は、学びの場であるはずの大学の部が勝って何ぼのプロ集団化し、勝たなければ失業したり地位を失う等する職業監督がプロ集団化した部を率い、選手に対する絶対的な支配権(生殺与奪権)を持っているという、およそ学びの場ではあってはならない体制が存在していた(※)こと、といえるだろう。

  (※)<追記(18.5.24)>ご参照.pdf監督はコーチに対しても絶対的支配権.pdf

  (※)<追記(18.5.24)>本日発売の週刊文春によれば、日大アメフト監督は、日大相撲部出身の、日本の二大裏社会組織のトップとも接点のある日大理事長とツートップで日大全体の強権支配をおこなってきたとのことで、今回のようなラフプレーは普通のことであったようである。

  (※)追記<18.5.25>日大監督が、相手チームの選手を試合に出られないよう負傷させろという「指示」をしたか否か、つまり「言葉」で誘導したか否かが最大の焦点になっているが、絶対的な支配者は、「言葉」でなくても、ボディランゲージや指の動きや顔の表情変化や追い詰める雰囲気などでも命令(支配下の者を動かすこと)をすることができるので、あまり、「言葉」での命令があったか否かにこだわると、問題解決を遅らせてしまう。

          <追伸1(18.5.25)>

 加害選手は「戦士」にされていた。「戦士」とは「思考停止した(考えない・思わない・感じない)人間」のことである(この記事の青太字部分ご参照)。事件が起こった試合は加害選手にとって戦場となっていた。スポーツの試合を戦場と化したのは、基本的人権尊重意識のない日大アメフト部の監督とコーチであった。この事件を引き起こしたのもまた、体罰・いじめ・パワハラ・セクハラ等々と同様、基本的人権尊重意識の欠如であった。

 

          <追伸2(18.7.13)を書き直し(18.7.18)>

 「なぜ、オウム真理教信者はサリンを撒いたのか?」との問に対するは、「なぜ、あのような悪質なタックルが行われたのか?」との問に対する答(追伸2に記載のように、「加害選手は『戦士』にされていた」から)と同じ。

*するも

選手はなんらの理由

教育・子育てに最も大切なのは、    

子ども・児童・生徒が誰かから見守られている(=自己の存在を認められている)ということ。

 ①人には、自分がだれかから見られているということを意識することによってはじめて、自分の行動をなしうるというところがある。.pdf 

 ②誰かに見守られることで逆に独り立ちできる折々のことば.jpgより)。「誉めて育てる」ことが大事なのは、誉められるということは見続けられているということを子ども・児童・生徒に確信させ、それが彼らを成長させるからである。だから、「(子ども・児童・生徒が悪いことをすれば)叱って育てる」ことも大切である。かれらは悪いことをしても叱ってもらえなれば、見続けられていない(存在を認められていない)として失望する。それは、かれらの成長を阻害する。中高の教師なら経験することだが、生徒が悪いことをしても叱らない教師は生徒から信頼されないのはそのためである。

 ③子どもが重大事件を起こすのは、だれからも認めてもらえないために生きる意欲を失ったから(少年事件を考える.pdfご参照)。

 ④そんなあんたでも好きだよ、という気持ちを示し、帰ってくる場所があることを伝え続けるのが大切です<天声人語(15.5.31).pdfより

 魔法の言葉 「髪切った?」ミラー

 ⑥「子どもがが成長するためには、無数の「柄本さん」のまなざしが必要だ。」(「万引き家族」とスイミーミラーより)

金時鐘さんの発言等   

              この記事は、生駒検定<全国版>の<問24>解答・解説に掲載されています。

背中の地図 金時鐘詩集(1804).jpg    金時鐘さん選集配本開始.jpg(18 春)    随想「クレメンタインの歌」(80)から(1805).jpg    共著「『在日』を生きる」(18.1).jpg    統一前進 胸いっぱい.jpg(180428)    融和の動き そしらないで.jpg(180420)    徹底的に話し合う道を(170916) (北朝鮮問題についてかかる的確な発言をする金時鐘さんは生駒の誇り)。    戦争になったらおしまいやpdf(170323)    差別と戦争、危うい関係.pdf(161015).    南北統一の希望 日本で抱く(160831)    受賞を祝う会で講演(160516)    かみしめる言葉(160511)    土地の災い 土地の神が鎮める(160406)    折々の言葉(160324)    『朝鮮と日本に生きる』を読んで、涙が止まらなくなった一文がある。(1603018)ミラー   大仏次郎賞を受賞した詩人、金時鐘.jpg(160219)   「素朴さ」について―詩を書く者として思うこと(1602)ミラー    大佛次郎賞受賞スピーチ(160130)    在日詩人・金時鐘さんが回想録 自分を整理 「四・三事件」記す(150410)   光州事件を綴った金時鐘「骨」で20世紀を知った.pdf(150222).    民族分断・命がけの渡航・差別―半生一冊に(150212)    ザ関西魂ソウル<食と文化>化石の夏、サムゲタンと(140710)    金時鐘さんは、映画「チスル」(13 韓/1403 日本公開)の公開を機に4・3事件について新聞紙上で語られました<その記事(140416)>。    日本、自分 奥底に目を凝らし(130802)   人生の贈り物.pdf(1011)    在日詩人の詩と音楽が融合.pdf(030703)   コリア国際学園 学園長挨拶ミラー

映像 : HV特集『海鳴りのなかを~詩人・金時鐘の60年』(NHK BS Hi-Vision/2007年9月25日/110分)

追補 : 金時鐘さんのこと(小室等)(180305)ミラー   <名作の現場 第15回> 開高健『日本三文オペラ』 案内人・島田雅彦(160604)   言語により言語を異化するために(160131) / 朝鮮戦争に抗い、朝鮮分断に抗う~金時鐘(150725)ミラー涙と汗の奮闘記本に…定時制高校「韓国・朝鮮語」教員(150610) / 金時鐘氏の新刊「朝鮮と日本に生きる」帯に「日韓」の違和感.jpg(150410) / パウル・ツェランを2014年に読む(140421)(「在日の詩人、金時鐘」を表題とする文あり) / 訳と逆に。訳に。(0503) / 琉球大学琉球アジア文化学科朝鮮文学

金時鐘「隣り合ってはすごせないものなら、それはそこにあってはならないものです。原子力の青い火に、ゆめゆめ未来があってはなりません。」さようなら原発1000万人アクション」賛同・メッセージより

18(H30)年 4月臨時議会

議案一覧(開会報道記事なし)<議案付託先一覧表>  市長記者会見はなし  日程  一般質問はなし

注目議案・賛否の分かれた議案

議員定数削減(議員定数を定める条例の改正)・・・生駒市議会議員の定数削減を求める会のHPご参照

  ①請求代表者の意見陳述.pdf

  ②議員定数に関する特別委員会(定数8/事件名は、議員定数について/審査期限は、審査終了まで)の設置を反対なく可決し、同委員会に審査を付託

  ③議員定数に関する特別委員会は、議会休会中も継続して審査することを反対なく決定し、本会議も、それを反対なく可決し、この議案は、同委員会で継続審査していくこととなった(TVニュース1ミラーTVニュース2ミラー報道記事.jpg報道記事.jpg)。

*議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

18(H30)年 3月定例議会

議案一覧(開会報道記事なし)<議案付託先一覧表>  市長記者会見(2月26日).pdf記者会見資料.pdf  日程  一般質問

注目議案・賛否の分かれた議案

平成30年度一般会計予算案  :  広報「いこまち」(2018年4月15日号)[特集]平成30年度 生駒市の予算

  ①新規・主要事業ヒアリング調書.pdf⇒<抜粋>学研高山地区第2工区まちづくり検討事業.pdf

  ②予算委員会で付託審査   ③反対2(共産2議員)で可決。  

平成29度一般会計補正予算(第4回)

  ①予算委員会で付託審査   ②反対なく原案可決

市職員の退職手当の引き下げ

  ①企画総務委員会で付託審査   ②反対3(吉波と共産2)で原案可決

学校教育のあり方検討委員会の設置

  ①市民文教委員会で付託審査・・・15名以内の委員で構成されるが、そのなかには「現場の教員=管理職でない教員」が含まれていないので、現場の教員の意見が反映されない懸念があるとの意見を述べたところ、第5条で「調査内容の必要に応じて臨時委員を委嘱する」ことを定めており、それにより対応する、との応答であった。

  ②反対なく可決

県立高校再編成に関する慎重審議を求める意見書<議員提出議案:提出者は浜田議員/賛成者は吉波と竹内議員

  ①市民文教委員会で付託審査  ②賛成4(吉波と共産2と無会派N議員)で否決  ③現場教職員は高校再編に反対⇒報道記事.jpg

委員会の調査事項⇒資料はこちら

) 企画総務委員会・・・なし

)市民文教委員会

  ①たばこ及び路上喫煙禁止区域の指定

  ②就学前教育・保育のあり方に関する基本方針の策定

)厚生消防委員会

  ①高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の策定

  ②第5期障がい者福祉計画の策定

  ③第3期食育推進計画の策定について

  ④市町村国保の県単位化に関する取組

)都市建設委員会

  ①空家等対策計画素案に係るパブリックコメントの実施

  ②空き家流通促進のための取組

*議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

生駒市のロケ地     

宝山寺

  ①生駒検定<全国版> <問10>「男はつらいよ」生駒の巻ご参照

  ②映画「マンハント」(18 中国作/1802 日本公開)<宝山寺での撮影は16年8月> LOCATION MAP  まんてんいこま.jpg

生駒山上遊園地

  ①82映画「阿修羅のごとく(原作 向田邦子)」(03 日本/0311公開)<→右図はその一場面> 奈良にゆかりの映画情報  PV

  ②MV<TVドラマ「小さな巨人」(17.4.16~17.6.18 TBS系「日曜劇場」枠で放映)の主題歌「ノンフィクション」>

  ③TVドラマ「鬼畜(原作 松本清張)」(17.12.24 テレビ朝日系列放映)・・・子どもを置き去りにした(この動画の02:55~04:35がその場面)遊園地のロケ地

小説「ペンギン・ハイウェイ」 ついに、劇場アニメ化  

       2018年8月17日 全国ロードショー/原作についての解説こちら「ペンギン・ハイウェイ」の舞台のモデル

小説「ペンギン・ハイウェイ」 ついに、劇場アニメ化.jpg

映画『ペンギン・ハイウェイ』公式サイト公式ツイッター

)小説 ・ 劇場アニメの「ペンギン・ハイウェイ」の舞台にかかる地図等

  ③この街の世界一くわしい地図<「野生時代」(2010年7月号)掲載>プロジェクト・アマゾン.jpg(18.4.16)→プロジェクト・アマゾン2.jpg(18.7.19)

  ②劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の舞台である街の全景 VS その実物写真.pdf

  ①生駒市北部地図.jpg

)劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」では、真弓小学校や北生駒駅などは、ほぼ実物通りにアニメ化されています←「美術設定とは、物語の舞台となる場所のすべてを描き起こした設定画を言う。・・・・・特に本作は現代日本が舞台なため、綿密なロケーション(引用者:場所・位置)取材のうえで描かれている。この詳細な設定画をもとに、作品の背景美術が作られるのだ」(劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の「完全設定資料集」)

  ①「劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の場面・美術設定 VS その実物写真.pdf添付地図.jpg劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の舞台探訪にご利用ください。

  ②映画『ペンギンハイウェイ』の聖地(ロケ地)モデルの場所は?リンク)/ペンギンハイウェイのあらすじや意味は?物語の舞台はどこ?リンク

  ③小説(原作)&劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の舞台についての注釈

誕生・制作事情

 ⑩インタビュー  原作者&監督に⇒「夏休みの終わりにこんな映画を見たら一生忘れないと思います」ミラー  出演者に⇒北香那さん

 ⑨森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』がアニメ映画化!その魅力に迫る。

 ⑧何回もテイクを重ねて…。映画『ペンギン・ハイウェイ』が出来るまで

 ⑦スタジオコロリド初の長編アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』〜幻想的な世界を描き出す3DCG制作の舞台裏〜

 ⑥『ペンギン・ハイウェイ』宣伝Pが明かす声優決定の信念「“作品本位”を大事にしたい」

 ⑤『ペンギン・ハイウェイ』キャラデザ・作画監督が語る作品とデジタル制作の魅力ミラー

 ④『ペンギン・ハイウェイ』石田祐康監督に聞く作品の魅力とデジタル制作秘話ミラー

 ③原作者・森見登美彦×石田祐康監督対談 一度断ったアニメ化オファーをOKした理由とはミラー.pdf

 ②「ペンギン・ハイウェイ」 スタジオコロリド初となる長編制作で見えてきた、“デジタル作画”の課題と未来

  「ペンギン・ハイウェイ」アニメ化 初長編に挑む若き監督の胸中石田祐康が長編アニメ初監督

原作者

 ①原作者のブログより⇒「ペンギン・ハイウェイ」劇場アニメになる

 ②原作者へのインタビュー⇒自分の中の根っこにあるもの.pdfやりたいことが詰まった『ペンギン・ハイウェイ』ミラー森見登美彦氏インタビューミラー"少年時代の妄想を共有したい"ミラー

主題歌は、宇多田ヒカル「Good Night 」

  ①MV

  ②宇多田ヒカル  「ペンギン・ハイウェイ」主題歌を書き下ろし宇多田ヒカル、映画『ペンギン・ハイウェイ』主題歌を含むアルバム内容解禁Sony Music トピックス

  ③<このインタビュー記事より>.“Good Night”は8月公開のアニメーション映画「ペンギン・ハイウェイ」の主題歌です。この曲もまた美しいメロディで〈始まり〉と〈終わり〉が歌われています。

   A.歌詞もまさに〈Hello〉と〈Goodbye〉ですもんね。当初、映画の制作サイドからは〈(登場人物の)お姉さん目線の曲を〉とオファーされていたんですが、原作を読んでみたら主人公の少年の目線で書きたくなって。理解しきれない謎を孕んだ年上の女性が突然いなくなる。その後に取り残された少年。〈まさに私の得意の設定じゃん!〉と気付いたら、一気に歌詞が書けました(笑)

  ④92プロフェッショナル 仕事の流儀「宇多田ヒカル スペシャル こうして歌は生まれる」 (18.7.16)<dailymotion>の冒頭部分(03:10頃~12:15頃)で、「Good Night」が生まれる過程の一端が活写されています(その一場面<クリックで拡大>→)。

サウンドトラック最注目のアニメーション映画「ペンギン・ハイウェイ」、オリジナル・サウンドトラックを8月15日(水)にリリース!試聴できます

メディアでの紹介

 ①あさイチ(2018 年7月27日)の1:02:50頃~1:10:50頃

 ②朝日新聞(18.8.9).jpgWEB版ミラー)/朝日 記事広告.jpg

 ③毎日新聞(18.8.17).jpg

 ④高知新聞.pdf東京新聞.pdf京都新聞.pdf読売新聞.jpg

 ⑤映画『ペンギン・ハイウェイ』の謎(BSフジ/18.08.25)

 ⑥真夏のカウントダウン! 映画『ペンギン・ハイウェイ』<フジテレビ/18.08.13~18.08.17/全5回> (MioMio動画)←MioMioは危険サイトにつきリンクを解除しました。

 ⑦新世代アニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』 -世界を変える夏 - <フジテレビ/18.08.11>(MioMio動画)←同上

10CM

 ①「ペンギン・ハイウェイ」のCM劇場アニメのCM小説のCM

 ②コラボCM⇒①マックとのコラボCMアニメ 「クルーになろう。」イーアイデム×ペンギン・ハイウェイ・・・15秒30秒

 ③コラボポスター大阪市政策企画室とのタイアップポスター.jpg

11)各種情報

 ⑪うさぎさんの映画『ペンギンハイウェイ』徹底研究(リンク)

 ⑩映画チラシ.pdf

 ⑨話題の宣伝プロデューサーが語るアニメ映画とのコラボレーション

 ⑧韓国語での紹介

 ⑦青春ファンタジー映画『ペンギン・ハイウェイ』の魅力に迫る・・「『ペンギン・ハイウェイ』の作中、ある登場人物が行ってみたい場所として、”青い街”で有名なソーシャルメディアなどで注目を集めて一躍人気スポットとなったシャウエン(モロッコ)が印象的に登場します。」との記述あり。

 ⑥いま最も注目の アニメーションスタジオ『スタジオコロリド』とは?

 ⑤設定画の公開.pdf

 ④初期イメージボード(四人が集うシーン).jpg→(右図)

 ③ペンギン・ハイウェイ:キャラ設定画を公開北香那:蒼井優は「女神様のよう」 「ペンギン・ハイウェイ」で声の共演

 ②「ペンギン・ハイウェイ」10億円突破確実の好スタート! 初日舞台挨拶レポ到着

 ①映画「ペンギンハイウェイ」は、“あの夏”を思い出す…子どもたちの成長と冒険を描いた懐かしの青春映画6選ミラーの1つ

12)“地元”の動き

 ①奈良県生駒市⇒森見ナイト ~ペンギンといっしょに ~(18.8.19/生駒駅前図書室)<映画「ペンギン・ハイウェイ」公開記念!生駒市出身の作家・森見登美彦作品を熱く語る夜>ミラーお知らせチラシ.jpgFacebook.jpg)   <市立図書館 南分館>勝手に応援!映画「ペンギン・ハイウェイ」特集ミラー

 ②愛知県美浜町⇒みはま応援サイト石田祐康さん(奥田出身)   【ふるさと納税特典商品】 映画「ペンギン・ハイウェイ」石田監督(美浜町出身)直筆サイン入りポスター追加

13論評

 ⑧『ペンギン・ハイウェイ』お姉さんの最大の謎に迫る!・・・この記事のPOSTED COMMENTの「お姉さんの正体は日本神話の国産み(引用者 : 国産み神話ご参照)と関係があるのではないか」との記述にも注目。

 ⑦『ペンギン・ハイウェイ』・・・(が)・・・アニメ映画というメディア(それも「夏休み映画」というコンテンツ)で映像化されたことで、・・・未来のSF作家、SFファン、科学者達を生み出すことになるだろう。

 ⑥ペンギン・ハイウェイに関してミラー

 ⑤少年とお姉さんと世界の謎がキラキラ

 ④より説得力の高い論評⇒賛否感想の謎を追え!お姉さんの“信仰”からぼくの成長をたどるミラー

 ③映画『ペンギンハイウェイ』解説・考察 : 不思議の国から迷い込んだアリス

 ②より説得力の高い論評⇒探究心こそ人生の最高のスパイス 『ペンギン・ハイウェイ』が教えてくれる、謎に挑むことの楽しさミラーこの映画を観て、「ペンギンは結局なんなのか、海は結局なんだったのか、お姉さんは何者だったのか。」と消化不良のまま終わる人と、「勉強したくなる、冒険したくなる」人とに別れる理由が、「(この映画は)最高の教育映画であり、最高の冒険映画だ」とする、この論評を読めば分ります。

 ①欠落感漂う日本の劇場長編アニメーション界の“希望の灯” 『ペンギン・ハイウェイ』を徹底解剖ミラー

14) twitter/hashtag<#ぺンギンハイウェイ#ペンギン・ハイウェイ#penguinhighway>   SNS    「自分の好きなもの(引用者:今年の夏には〈ペンギン・ハイウェイ〉も加わる)だけをポジティブにつぶやく…ツィッターの最も健全な使い方だと思う」とするかのひとさんのtwitter

15)こんなこと

 〇東京放送系「未来世紀 ジパング~水はカネなり~」(18.9.5)<公式pandora.tv>の36:20ごろに♪ペンギン・パレード♪が流れていました。また、46:00ごろにはペンギンも登場していました。

(16 「アオヤマくんがおっぱいに興味を持つ(ことを描く)のはセクハラだ」という意見(主張)について

参考アニメブログの画像引用で違法と言われない著作権法のポイント(リンク)

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17(H29)年 12月定例議会    

日程   議案一覧議案発表記事.pdf/開会報道記事なし)<議案付託先一覧表>  市長記者会見<配布資料/質疑応答.pdf>  一般質問(吉波⇒学研高山地区第2工区のまちづくり計画策定の方向性等について)

注目議案・賛否の分かれた議案

補正予算案

 <1>主なもの⇒①人事院勧告による職員給料月額の平均0.2%の引上げに伴って471.7万円の増額となるも、退職及び人事異動等による支給額の3551.7減少により、差引き3080万円の減額補正 ②交通費等助成業務において、今年度中から、委託業者の選定やクーポン券等の作成準備に着手するため、債務負担行為を追加(ただし、今年度中の予算の支出はない)。

 <2>予算委員会で付託審査・・・<1>の②を削除するとの修正案が提出されたが、賛成9(大樹5/共産3/無会派1)・反対10で否決され、原案が反対なく可決された(報道記事.pdf)。

 <3>本会議でも、原案が反対なく可決された。

再開発住宅条例及び市営住宅条例の改正

 <1>内容・・・①第7次地方分権一括法の施行による公営住宅法施行令及び同法施行規則の改正に伴う条ずれと一部条文の改正 ②「保証人規定」を「連帯保証人規定」に改める

 <2>都市建設委員会に付託・・・反対なく可決

 <3>本会議では、<1>の②を削る修正案(提案者は共産2/賛同者は共産1と吉波)が提出された(吉波の賛成討論.pdf)が、賛成6(共産3/市民ネット2/無会派N)で否決され、原案が反対5(共産3/市民ネット1/無会派N)で可決された。

議員の報酬等に関する条例等の改正16(H28)年12月定例議会16(H28)年3月定例議会14(H26)年11月臨時議会にも同様の議案が上程

  ①人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じた特別職の国家公務員(首相・大臣など/国会議員は含まない)の期末手当の引き上げ(特別職の職員の給与に関する法律を改正する法律ご参照)に準じて、議員・理事者(市長・副市長・教育長・水道事業管理者)の期末手当を引き上げるもの。

  ②企画総務委員会に付託・・・反対4で否決

  ③人事院勧告は、一般職の国家公務員の労働基本権制約の代償措置として、社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保するために行われるもので、それに基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じて特別職の国家公務員の給与まで改定する必要はない。従って、その改定に準じるということは、地方自治体の議員等の期末手当等の改定の理由・根拠にはならない。アベノミクスで貧困・格差拡大が進んだという見方があり、また、今は、家庭ゴミ有料化等、市民に一定の負担をかけることに市民の理解が必要な施策も実施している。こんな中、議員等の期末手当が理由・根拠なく引き上げられることは市民の理解が得られない。

  ④反対9(市民ネット2/共産3/民進1/大樹M議員/無会派N・I議員)で可決。

4-1都市公園条例の改正

  ①都市公園法の改正で都市公園内に保育所その他の社会福祉施設の占有を認めることが可能となった→生駒山麓公園のふれあいセンター内に設ける社会福祉施設の使用料を定める。

 

  ②都市建設委員会に付託され反対なく可決され、本会議でも反対なく可決された。

4-2)山麓公園のふれあいセンター条例の改正

  ①センターの行う事業に「障がい者の自立と社会参加の促進に関すること」を加える。

  ②(4-1)の②と同じ。

ふるさとミュージアムの指定管理者に(株)地域文化財研究所を指定

  ①選定の経緯及び結果

 

  ②市民文教委員会に付託され反対なく可決され、本会議でも反対なく可決された。

(仮称)生駒北学校給食センター整備運営事業に係る事業契約の締結

 

  ①(仮称)生駒北学校給食センター整備運営事業ミラー

  ②市民文教委員会に付託され反対なく可決され、本会議でも反対なく可決された。

特記事項

1)都市建設委員会は、特になし。 

(2)厚生消防委員会にて「高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画(案)に係るパブリックコメント」「第5期障がい者福祉計画(案)に係るパブリックコメントの実施」「第3期食育推進計画(案)に係るパブリックコメント」「平成29年度市立病院中間報告書」「市町村国保の県単位化に関する取組」について説明された(これらの説明文書)。

(3)市民文教委員会にて「就学前教育・保育のあり方に関する基本方針(案)に係るパブリックコメントの実施」について説明された(説明文書)。

(4)企画総務委員会にて「第6次生駒市総合計画策定の着手報告」について説明された(説明文書)。その中で、次のような注目すべき答弁があった。

 

  政策企画推進課長「次の総合計画につきましては、市政施行始めて本市が直面する人口減少の局面の中での計画策定となっております。ですから、従来の拡大成長型といわれる計画から縮小再編型の計画への転換をはかれるための要素を基本構想および基本計画には盛り込んでいかねばならないと感じております。」 

【*】議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

17(H29)年 9月定例議会  

日程   議案一覧議案発表記事.pdf/開会報道記事なし)<議案付託先一覧表>  市長記者会見(なし)<配布資料/質疑応答 共になし>  一般質問(吉波⇒市立中学校の部活動について)

注目議案・賛否の分かれた議案

(1)補正予算案

   ①主なもの⇒前年度の決算余剰金の半分以上は後年度の財政負担の軽減を図るため地方財政法第7条において、市債の繰上償還又は基金に積立てる財源とするとされていることから、前年度の決算余剰金(6億8224.8万円)のうち、今回は市債の繰上償還を行う(3億5177.8万円) / 全額県の補助金を用いた「在宅医療・介護連携に係る総合相談窓口」の開設(来年4月)のため増額補正(757.6万円) / 小規模保育事業を当初の2法人に加えて更に2法人が実施することとなったことによる私立保育所等施設整備費補助金の増額補正(4800万円、うち4266.6万円は国の補助金) / 国の要綱見直しにより、準要保護対象者に対する「新入学生徒学用品費」の支給が入学前に出来るようになったことから、来年度新入学予定の準要保護対象者(100名を見込む)についてそうするための増額補正(小中併せて442.2万円)

   ②予算委員会で付託審査  ③反対なく可決 

(2)決算議案

  ①決算審査特別委員会で付託審査  ②一般会計決算については、反対3(共産3)あるもの認定。国民健康保険特別会計決算については、反対3(共産3)あるも認定。他の会計決算については、反対なく認定。

(3)受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書<議員提出議案>

  ①厚生消防委員会で付託審査  ②反対4(共産3、吉波)で可決

特記事項

(1)議案説明会にて、「平成29年度 いこま市民パワー事業計画報告書.pdf」が説明された。

(2)都市建設委員会にて「第2工区まちづくり検討有識者懇談とりまとめ」が説明された。 

(3)厚生消防委員会にて「市立病院の平成28年度実施状況調査報告書」「市町村国保の県単位化に関する取組について」が説明された。

いつ(4)市民文教委員会にて「仮称)生駒北学校給食センター整備運営事業について」がr説明された。

(5)企画総務委員会にて「公共交通サービスの提供に関する今後の方針」が説明された。

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部活動  

(10)「スクールセクハラ」実態と構造(18.2.20)ミラー

(9)部活動外部指導員制度の導入はセキュリティー上不可能であることを示している事件

 ③【18(H30).5.12】アーチェリーコーチ、高校生にセクハラ.pdf

 ②【18(H30).4.26】相撲指導の夫婦がセクハラ

 ①【17(H29).8.26】女子バスケの教え子にわいせつ行為の疑い、コーチ逮捕⇒ 関連 : 教職員の服務に関するガイドライン(都教育委員会)の4ページ

(8)【17(H29).11. 2】部活動の目的は人格形成にあり。居酒屋で飲酒するような堕落した部員を生み出すような部活動の目的とは真逆のことをやっている部は廃部しなければ学校全体が堕落します。

(7)部活動の外部指導員導入について担任目線から見た心配事

(6)部活動指導者ハンドブック(専門外の種目を指導した活動例⇒P.31)

(5)学校の部活動―消え失せた「自主性」と「教育の論理」

(4)部活動の目的⇒①「生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,スポーツや文化及び科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等に資するものであり,学校教育の一環として,教育課程との関連が図られるよう留意すること。」(学習指導要領)  ②心と体の健康とスポーツ (文部科学省)

(3)部活動の法的根拠  超勤4項目

(2)学校教育法施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメント(意見公募手続) の結果

(1)生駒市立中 クラブ活動 熱中症死亡事故

URニュータウン事業

(9)URニュタウン事業中止地区等における素地の処分.pdf 

(8)URニュータウン事業中止地域等の地方公共団体へ無償移管(無償譲渡)

  ④千葉県柏市柏北部東地区区画整理施行地区(約167ha)からはずれた大室東地区のUR先行取得地(約4.7ha)<13(H25).9頃合意>⇒千葉県柏市 市議会平成25年第3 回定例会市政報告

  ③北摂三田第2 テクノパーク(約97ha)の保全ゾーンのUR先買地(約31ha)<09(H21).3>

  ②木津北地区(公簿面積で約64ha/実際は約90ha程)<14(H26).3>⇒(2)へ

  ①-1 「公園など公共施設用地として活用できる可能性がある土地について、地方公共団体へ無償移管することも選択肢として検討」⇒内閣総理大臣を議長とする行政改革推進会議 独立行政法人改革等に関する分科会 第4ワーキンググループ第2回会議<13(H25).1018>配布資料7「ニュータウン事業の現状と供給・処分について」(P.7)/財務省 財政制度等審議会 財政投融資分科会<13(H25).1113>資料1-2(P.19)

  ①-2 「地方公共団体への処分」⇒UR第三期中期計画

(7)UR事業中止地域の活用例

  ③木津北地区(約64ha)⇒(2)へ

  ②東京都町田市北部丘陵整備事業「農とみどりのふるさとづくり」<05(H17)年度より土地取得(購入)>(町田市北部丘陵活性化計画)⇒町田市 平成19 年度包括外部監査の結果報告書(平成20 年2 月)のP.67~81ご参照

  ①国土交通省 土地総合情報ライブラリーから地方における公的開発中止地区等再生モデル調査

(6)URは、第2工区と同様に事業中止した多井畑西地区(中止理由)・木津東地区について開発事業者を募集している⇒開発適地のご案内

(5)URニュータウン整備事業の実施状況についての会計検査院の検査報告(平成23年度の検査報告にはニュータウン整備事業の実施条項状況一覧あり)   平成19年度第1回事業評価監視委員会の審議の概要

(4)URのニュータウン事業実施状況⇒都市再生機構の役割と取組の概要<13(H25)年10月>のP.27    

(3)環境省は、08(H20).11.21より里地里山保全・活用検討会議を開催し、生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」)を選定したことを15(H27).12.18に公表(報道発表資料)。高山第2工区も選定されている⇒環境省HPの「重要里地里山」での高山第2工区の紹介ページ

(2)木津北地区の里地里山保全

(1)UR都市機構(※)のニュータウン事業、県・市・URによる第2工区開発計画見直しをめぐる動き   URのニュータウン事業の見直しの経緯

     (※)81(S56).10 住宅公団宅地開発公団が統合して住宅・都市整備公団に/ 99(H11).10 住宅・都市整備公団が都市基盤整備公団に改組/04(H16).7 都市基盤整備公団は地域振興整備公団の地方都市開発整備部門を統合して独立行政法人都市再生機構(愛称がUR都市機構)に。

12(H24)年2月24日>市は第2工区へのリニア駅誘致をめざすと発表。

<10(H22)年12月>閣議決定「独立行政法人の事務・事業の見直し基本方針」 : 現在実地中の事業については、平成25年度までに工事を完了し、地価動向等の市場環境の変化にも留意しつつ、平成30年度までの土地の供給・処分完了に向けた取組を促進する。

10(H22)年10月20日>突然県は、県提案を取り下げ、第2工区まちづくりの検討を中止すると発表。

08(H20)年 6月18日>これ以降9回の、3者(県・市・UR)による「高山地区第2工区開発計画見直しプロジェクトチーム」(略称「PT」)会合開催。

07(H19)年 7月>UR都市機構事業評価監視委員会において学研高山第2工区の事業(宅地開発)中止を決定中止理由、発表。

<01(H13)年12月>閣議決定「特殊法人等整理合理化計画都市基盤整備公団の新規の宅地分譲事業(都市の外延的拡大につながるいわゆるニュータウン開発事業)は廃止する。

 

経済システムのあり方見直し

 ⑤「持続可能な未来」とは.pdf

 ④里山資本主義

 ③日本は、すでに「人工物の飽和」、つまり、エネルギーを消費する人工物(家やビルの床面積、自動車の数、工場など)が頭打ちとなっているのであるから、「自給国家」を目指すべき(ご参照.pdf)。~<諸課題-Think globally 〈 脱成長社会・脱成長戦略 >より~

   学研高山第2工区(奈良高山里山)についても、上記の主張のように、「人工物の飽和」の視点、つまり、工場等はもう飽和状態という視点から、そのあり方を考えるのが賢明ではないでしょうか。

 ②「脱成長経済に向けて、世界に拡散している米国型価値観から脱却して日本的思考人間が力には限りがあり、自然環境との共生や調和ある社会の中で生きるのが人間本来の姿である、との思考)を回復すべし」(脱成長経済へ向けて 日本的思考の回復を.pdfの趣旨)。そうすることで、「一元化を指向する暴力を呼び起こす強力なアメリカ化に抗し、それぞれの地に根を持った多様なあり方が多元的に共存していく方向に日本が導いていかねばならない」(同化に抗する多元的共存.pdfの趣旨)。~<諸課題-Think globally 〈 脱成長社会・脱成長戦略 >より~

   学研高山第2工区(奈良高山里山)についても、上記の主張のように、米国型価値観に囚われた成長戦略の発想ではなく、日本的思考(人間が力には限りがあり、自然環境との共生や調和ある社会の中で生きるのが人間本来の姿である)に基づいて、そのあり方を考えるのが賢明ではないでしょうか。かかる日本的思考に基づいたあり方が第2工区で実現するとき、第2工区は未来を指し示す存在としての地位を持つこととなるでしょう。

   そして、かかる第2工区の姿を見ることになる、第1工区の大学院大学で学ぶ世界各地からの学生たちは、その姿にあるべき未来の方向性を把握し、それを世界に伝達していくことになるでしょう。

 ①縮小社会・脱成長社会

障害者問題       

(2)相模原事件に関する諸記事

(1)相模原障害者施設殺傷事件

17(H29)年 4月臨時議会

】  開催日程表 ・ 議案一覧 ・ 議決結果

】  議長選等の結果.pdf

】  先決処分の報告案件が1件、その承認議案が5件あった。いずれにも異議は出なかった。その他、議会選出監査委員の選出議案以外に議案はなかった。

17(H29)年 6月定例議会  

日程   議案一覧(開会報道記事なし)  市長記者会見(なし)<配布資料/質疑応答 共になし>  一般質問

注目議案・賛否の分かれた議案

(1)南生駒駅及び駅周辺のバリアフリー化の早期実現を求める請願書

  ○企画総務委員会で付託審査/反対なく可決

(2)カジノ解禁法の施行に当たってギャンブル等依存症予防等を政府に求める附帯決議を踏まえて「ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める」意見書

  ①昨年末に成立したカジノ解禁法(正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」)には与党議員7人の反対があった。

  ②カジノ解禁法の重大な問題点⇒日弁連の署名お願い日弁連の会長声明奈良弁護士会の会長声明東京第一弁護士会の声明東京第一弁護士会の会長声明

  ③カジノ解禁法にかかる他自治体議会の意見書・資料

  ④厚生消防委員会で付託審査/反対6(吉波、沢田・西山両議員、共産3議員)で可決

  ⑤吉波の反対討論.pdf

特記事項

(1)都市建設委員会で「空き家等実態調査報告書(概要版)」「空き家等実態調査報告書」「空き家等対策計画」が説明された。

(2)企画総務委員会で「商工観光ビジョン(概要版)」「商工観光ビジョン」が説明された。

*すべての議案の採決結果等⇒議会報「市議会のうごき」の最新版とバックナンバー

バリアフリー            

(2)後期基本計画[改訂版]には、バリアフリーの項目はあるが、そこには「基本構想」を策定する、との記載はない。

(1)高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)

   (基本構想の作成等の提案)

 第二十七条  次に掲げる者は、市町村に対して、基本構想の作成又は変更をすることを提案することができる。この場合においては、基本方針に即して、当該提案に係る基本構想の素案を作成して、これを提示しなければならない。

 施設設置管理者、公安委員会その他基本構想に定めようとする特定事業その他の事業を実施しようとする者

 高齢者、障害者等その他の生活関連施設又は生活関連経路を構成する一般交通用施設の利用に関し利害関係を有する者
 前項の規定による提案を受けた市町村は、当該提案に基づき基本構想の作成又は変更をするか否かについて、遅滞なく、当該提案をした者に通知しなければならない。この場合において、基本構想の作成又は変更をしないこととするときは、その理由を明らかにしなければならない。

一般質問「不登校にかかる施策について」  

 「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(以下、「この法律」という)<このページに掲載>が、昨年1214日に公布され、今年214日に施行された。

 今後、不登校にかかる施策は、この法律に基づいて実施されることになる。そこで、今後の不登校にかかる施策について質問する。

(1)「不登校児童生徒が安心して教育を十分に受けられる学校」とは

  Q.この法律は、基本理念として「不登校児童生徒が安心して教育を十分に受けられるよう、学校における環境の整備が図られるようにすること。」をうたっている。しかし、この法律全体を読んでも、「不登校児童生徒が安心して教育を十分に受けられる学校」とはどのような学校かは明らかにされていない。この法律の第1条には「この法律は、教育基本法及び児童の権利に関する条約等の教育に関する条約の趣旨にのっとり(中略)基本理念を定め」と述べられている。教育基本法には「個人の価値を尊重して」「自他の敬愛と協力を重んずる」、児童の権利に関する条約には「人権及び基本的自由並びに国際連合憲章にうたう原則の尊重を育成すること」、国際連合憲章には「基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念をあらためて確認し」とある。つまり、「不登校児童生徒が安心して教育を十分に受けられる学校」とは、「基本的人権が尊重されている学校」ということになる。不登校の原因は、家庭内にもあるといわれているが、学校内の原因としては、いじめ、部活での過労、先輩後輩の封建的関係、教師の体罰や懲罰的指導などの外的要因により子どもたちが学校で居場所をなくすことで起こる。決して、子どもたちの心の持ち方などのような内的要因で起こるものではない。学校で居場所をなくすこととは、言い換えれば、基本的人権、つまり、尊厳ある人間として存在できること、が不可能となることである。不登校をなくすためには、「児童生徒も教師もすべての人間の基本的人権が尊重されている学校」をつくっていかねばならないと考える。このことについての所見を問う。

 A.学校は基本的人権が尊重されることはもとより、すべての児童生徒が楽しく生活することが基本であり、そのためにすべての教育活動のなかで大人も子どもも決して人を傷つけてはならないという、人権を尊重する教育の充実を図っている。教員も人権尊重の意識をより高め、児童生徒に対し自らが模範となり子どもたちがあたたかみを感じられる学校作りに今後も努めていきたい。

 

 Q.本市では、基本的人権を根底とする学校づくりに努力されていることはわかった。日本国憲法では、最初の方の11条で「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。」とうたい、更に、後ろの方の97条でも「基本的人権は、・・・・・現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」とうたっている。基本的人権は憲法が2回にわたって念を押すほど人間にとって大切なものだということである。大人は自ら人権を守る力を有するが、児童生徒にはその力はない。従って、弱者の集まっているといえる学校は、なおのこと基本的人権が尊重されている場としなければならないと考える。今後、よりいっそう、「児童生徒も教員もすべての人の基本的人権が尊重されている学校」づくりに務めることを確約いただけるか。

 A.そのように進めていく。

 

(2)「不登校児童生徒の学習活動に対する支援を行う公立の教育施設」について

  Q.この法律の11条では「不登校児童生徒の学習活動に対する支援を行う公立の教育施設の整備(中略)のために必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」となっている。従来の学校とは別の公立の教育施設をつくることは、不登校を生み出す第2の学校をつくりだすことになることを危惧する。「努めるものとする」となっていて、整備は義務付けされていないが、「不登校児童生徒の学習活動に対する支援を行う公立の教育施設」は整備するのかしないのか。整備するのであれば、それが、不登校を生み出す第2の学校とならないようにするため、どのようなことに留意するのか。

 A.現在、教育支援施設内に適応指導教室を開設している(「教育相談室」「適応指導教室」「通級指導教室」の3つがある教育支援施設のパンフ⇒表面.jpg裏面.jpg)。ここでは学校へ行きにくい児童生徒に小集団による学習活動を行っている。適応指導教室は学校へ登校することが困難な児童生徒の心の居場所となるよう、一人一人の特性に応じて様々な配慮をし、最終的には学校への復帰を目指しているが、学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目標としている。今後も児童生徒が無理をすることなく、心の居場所となるような運営を行っていきたい。

 

 Q.生駒市では、新たに公立の教育施設をつくるのでなく、すでに開設している適応指導教室を、学校に登校するという結果のみを目標とするのではなく児童生徒が無理をすることなく、心の居場所となるよう留意しながら運営していくとのこと理解した。ところで、この法律の10条でいう「特別に編成された教育課程に基づく教育を行う学校」、つまり不登校特例校のある市町村は県下であるのか。

 A.大和郡山市では、学科指導教室という不登校特例校が開設されている。生駒市では、不登校特例校の開設予定はない。

 

 Q.念のために伺うが、適応指導教室の案内パンフ(教育支援施設のパンフの裏面.jpg)に「無理のない形で、学校への復帰を支援します。」とあるが、「無理のない形」というのは、「学校に居場所がない間は学校へ復帰を促さない」ということだと理解してよいのか。

 A.児童生徒が、登校しないのは悪いことであるという罪悪感を抱くことでマイナスにならないように、児童生徒・保護者との信頼関係を最優先しなから、自らの進路を主体的に捉えて社会復帰し、社会的に自立していくことえを目標にしている。

 

(3)「不登校児童生徒の休養の必要性」について

  Q.憲法第26条第2項には「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。」とある。つまり、義務教育の意味は、子どもが学校に行きたいといえば保護者は学校に行かせる義務があるということであって、子どもは学校に行く義務があるということではない。ところが、子どもは成長するためには学校に行かねばならない、という観念が保護者にも児童生徒にもあり、これが、学校に居場所をなくした児童生徒、つまり、学校に行きたくない、学校に行けない児童生徒を苦しめてきた。今回、この法律に「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ、」という文言が明記されたが、今後、「不登校が生まれない学校」が実現するまでの間、すべての保護者・児童生徒に対して、どのように説明・指導するのか。

 A.学校はすべての児童生徒が有意義に生活できるよう、児童生徒の学習状況に応じた分かりやすい授業の実践、いじめ防止への取組、カウンセリング体制の充実、保護者・地域との連携・協働体制の構築等、様々な取組を進めていくことを広く公表し、保護者、児童生徒が安心して登校できる環境を整えることが責務だと考えている。また、家庭教育はすべての教育の出発点であることから、児童生徒の個々の家庭状況に応じた働きかけを行うことが必要であり、不登校の背景・要因によっては関係機関(福祉、医療関係)との連携や、場合によりフリースクールなどの民間施設等と情報共有を行っていく必要もあると考えている。

 

 Q.今回、「休養の必要性」が法律に明記された ことは画期的なことである。不登校にかかる罪悪感の苦しみから解き放つような「休養」についての説明をすべての児童生徒・保護者にしていただくことを確約いただけか。

 A.学校現場では、(「休養の必要性」が明記された)今回の法律が制定されたことはわかっているとは思うが、無理に登校するということではなく、家庭訪問等によって、保護者・当該児童生徒とのかかわりを進めながら柔軟に対応していきたい。


 Q(要望).その確約を履行していただいて、不登校の児童生徒、その保護者の苦しみを取り除いていただくようお願いいたします。

(4)最後に(要望)

 最後になりますが、1つ目の質問の答えで、「基本的人権が尊重されている学校」づくりに務めることを約束いただいた。「児童生徒も教員もすべての人の基本的人権が尊重されている学校」は、不登校だけでなく、いじめや暴力・けんか・器物破損といった問題行動や差別事象等々も起こらない学校である。どうか、そんな学校づくりに更に力を入れていただくことを重ねて強く要望して、終わります。

里山資本主義 

こちらに移動しました。

学研高山第2工区(奈良高山里山) 資料    

(*)奈良高山里山研究会学研高山第2工区のあり方を考える生駒市民の会

(*)関西文化学術研究都市のページ(生駒市)関西文化学術研究都市のページ(木津川市)関西文化学術研究都市(国土交通省)けいはんな学研都市とは(公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構)関西文化学術研究都市(奈良県)関西文化学術研究都市(京都府)関西文化学術研究都市(大阪府)Wikipedia

(*)学研

  ①関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針各々の文化学術研究地区は、適切な土地利用方針のもと、整備の条件が整った地区から、都市全体としての整合性に留意しつつ、計画的、段階的に整備を進める。」高山地区は「奈良先端科学技術大学院大学を中心に、情報通信、バイオサイエンス等の先端的な科学技術分野を対象とする文化学術研究施設等及び住宅施設の整備を推進するとともに、自然環境をいかした公園緑地の整備を図る。」

  ②関西文化学術研究都市建設促進法

  関西文化学術研究都市サード・ステージ・プラン<06(H18)年3月/以後の概ね10年間の学研都市の取り組みの方向性を示す>では、「残る山林や里山等の自然環境保全」「市民農園等の活用やフィールドミュジアムなど、市民が緑とふれあう活動の推進」という視点も掲げていたが、新たな都市創造プラン<16(H28)年3月/以後の概ね10年間の学研都市の取り組みの方向性を示す>でも、「“エコ”をけいはんな学研都市の文化に」を掲げ、「里山保全」を謳っている。ただし、「里山保全活用」とはいっていない。

(1)生物多様性  <社説>里地里山が持つ多様性.pdf

(2)環境省は、08(H20).11.21より里地里山保全・活用検討会議を開催し、生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」)を選定したことを15(H27).12.18に公表した(報道発表資料ミラー)。高山第2工区も選定されています⇒環境省HPの「重要里地里山」での高山第2工区の紹介ページ

(3)第2工区ウォーキングマップ<A4判>  <A3判>北部同 南部 (この2つをプリントアウトして貼り付けるとA3よりやや小さいサイズのマップとなります)

(4)第2工区開発案学研高山第2工区の里山保全運動 経過からの抜粋>

(5)地方における公的未利用地等再生調査報告書<国土交通省/09(H21)年3月>・・・第2工区がモデル調査地になっています。

(6)第2工区まちづくり検討有識者懇談会が他地区の事例紹介として参考にしている岸和田市丘陵地区整備事業

(7)URニュータウン事業

(8)藻谷浩介氏講演会(2017.8.27)の講演資料

(9)参考

 ②11(H23).8.08】朝日新聞社「ニッポン前へ委員会」がまちづくりの新機軸ともいうべき提言(土地所有の見直し)を行ないました。

 ①経済システムのあり方見直し

17(H29)年 3月定例議会 

議案一覧(開会報道記事なし)  市長記者会見(2月27日)/質疑応答(公表なし)  日程  一般質問(吉波⇒不登校にかかる施策について

注目議案・賛否の分かれた議案

平成29年度一般会計予算案  :  広報「いこまち」(2017年4月15日号)[特集]平成29年度 生駒市の予算

  ①新規・主要事業ヒアリング調書⇒<抜粋>学路防犯カメラ設置補助事業.pdf鉄道駅バリアフリー整備事業.pdf市民自治協議会の運営支援.pdfまんてんいこま魅力発信プロジェクト.pdf地域エネルギー会社の設立検討.pdf3月17日予算委員会企画総務分科会) / 企業誘致支援事業.pdfテレワーク&インキュベーションセンターの運営.pdf高山竹林園指定管理者制度導入.pdfふるさと納税(ふるさと生駒応援寄附).pdf一般不妊治療費助成事業.pdf調整池浚渫.pdf辻町ICランプ整備促進支援事業.pdf企業誘致基盤整備事業学研北生駒駅周辺まちづくり関連道路整備事業.pdf次期都市計画マスタープラン及び立地適正化計画検討策定事業.pdf学研高山地区第2工区まちづくり検討事業.pdf生駒市住宅省エネルギー改修補助事業.pdf地方公営企業会計移行事業.pdf小学校1年生からの英語教育の実施.pdf特別支援教育支援員の拡充について.pdf読書活動や学校図書館の整備・充実.pdf地域型保育推進事業.pdf大規模学童分割工事.pdf(仮称)生駒北学校給食センター整備運営事業.pdf地域型保育推進事業.pdf私立保育所整備補助事業(いこま保育園).pdf(仮称)生駒市子ども・若者総合相談窓口設置事業.pdf

  ②予算委員会で付託審査   ③反対4(共産3議員・無会派S議員)で可決。  

(2)平成28年度一般会計補正予算(第4回)

  ②予算委員会で付託審査   反対なく原案可決

(3)市民投票条例の改正

  〇公職選挙法の改正(選挙権年齢の18歳以上に引き下げる)に伴う改正⇒即決

(4)特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正

  ①市民投票条例に基づく投票に対応できるように文言整理/市民投票の事務が選挙事務と同様の事務であることから「報酬の額」そのものの変更はない。

  ②企画総務委員会で付託審査   ③反対なく原案可決

(4)いじめ問題対策連絡協議会びいじめ防止等対策審議会条例の制定

  ①パブコメ(実施⇒このページの市民文教委員会の項ご参照/結果⇒ご参照)を踏まえて、先般策定された「いじめ防止基本方針」(市議会3月定例会に報告後に公表)に規定された協議会及び附属機関である審議会を設置するもの。  記者会見説明資料

  ②市民文教委員会で付託審査   ③反対3(共産3議員)で可決。 

  ③吉波の賛成討論.pdf

(5)歩きたばこと路上喫煙防止条例(報道記事.pdf報道記事.pdf

  ①パブコメを踏まえて制定  記者会見説明資料.

  ②市民文教委員会で付託審査   ③反対なく原案可決

(6)高山竹林園の指定管理者の指定

  ①非公募プロポーザル(高山竹林園指定管理者候補者選定ミラーに係るプロポーザル審査委員会による審査・決定)により、奈良県高山茶筌生産協同組合を指定管理者候補者に選定<指定期間は、17(H29).7.1~23(H34).3.31の4年9ヵ月>

  ②企画総務委員会で付託審査   ③反対なく原案可決

特記事項

*議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

地域包括ケアシステム   

パンフ「高齢化社会到来に向け、地域包括ケアシステムの構築へ」 

○上記のパンフにも記されているように、生駒市高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画(平成27~29年度) では地域包括ケアについてはざっくりとしか記載できていないが、17(H29)年度中に策定される「生駒市高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画(平成30~32年度)」では、地域包括ケアシステム構築に向けたロードマップ(全体構想)を活用することで、地域包括ケアについて実現可能なものが具体的に記載されることになっている。

市長講演「地域包括ケアシステムの 構築に向けた 生駒市の取り組みについて」 

○ガイドブック類

 ①高齢者の福祉と健康の手引き「くらしのあんぜん  ②高齢者向け冊子「いきいきライフの道しるべ  ③高齢者の生きがいづくりや体調管理に役立つ「予防手帳  ④高齢者のすまいの手引き  ⑤認知症ケアパス(認知症安心ガイド)<自己チェックリスト(自己チェック表/自己点検シート)付>

生駒市内事業者一覧 / 介護サービス情報の公表制度介護事業所・生活関連情報検索「介護サービス情報公表システム」などあり) / 全市町村介護情報横断検索 生駒市 / 生駒市における認知症施策の取組について   

「地域包括ケアシステム」の構築の推進.pdf(新規・主要事業調書)

介護予防・日常生活支援総合事業を基盤にした取組み第3回全国在宅医療・介護連携研修フォーラム用資料)   総合事業についての資料

生駒市における認知症施策の取組について

地域包括ケアシステム構築支援業務に係る公募型プロポーザル<16(H28).11~12>(公告.pdf実施要領.pdf仕様書.pdf

介護保険運営協議会

生駒市医療介護連携ネットワーク協議会  第1回会合を開催<16(H28).6.6>

福祉健康部   地域包括ケア推進室<16(H28)年4月設置>→地域包括ケア推進体制強化のため高齢施策課から分離して地域包括ケア推進課となった<17(H29)年4月設置>。

〇<15(H27).12.25>地域包括ケア推進会議(報告書) <14(H26).10.9>第1回地域包括ケア推進会議(報道資料.pdf報道記事ミラー

地域包括ケア取組状況について奈良県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組より)   「地域力を活かした住民主体の地域づくり」~生駒市の実践報告~地域包括ケア市町村セミナーの実践事例資料)  生駒市における総合事業の取組について  介護予防・日常生活支援総合事業のガイドライン介護支援ブログさんの解説)   生駒市の総合事業の体系あり

○地域ケア会議  報告票  参加しました  生駒市における地域ケア会議<12(H24)年度から>  生駒市地域ケア会議(厚労省の資料)  ケアマネジメント  生駒市の取り組み   資料  資料

介護保険法

介護・医療・福祉の情報サイト(福祉医療機構/市のHPもリンク)   厚生労働省 介護サービス情報公表システム   介護保険法の体系    「地域支援事業の実施について」の一部改正について地域支援事業実施要綱の全文あり)    介護の情報サイトその1包括的支援事業)/その2その3

生駒市の介護保険にかかる条例

奈良県地域医療構想

○2015年から2025年にかけての後期高齢者(75歳以上)の伸び率⇒ご参照.pdf第1回生駒市医療介護連携ネットワーク協議会<2016年6月開催>で配布された地域包括ケアシステムの構築について より)
  後期高齢者の伸び率がトップクラスの生駒市は、全国から視察団がやってくるほどの介護予防事業の先進地であり(ご参照ミラー)、要介護認定率(65歳以上の高齢者に占める要支援・要介護認定者の割合)は13年4月現在で15.6%(16年3月厚労省公表の14年度状況資料では、全国平均17.9%、その最下位県の山梨県は14.2%)と低くなっており、生駒市は、将来的には「後期高齢者伸び率トップクラスでありながら、要介護認定率は最下位クラス」に成り得るという注目の自治体となっている。

関係条例の制定<14(H26)年 12月定例議会>議案等まとめより)

  (指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定

  (10地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の制定

  (9)・(10)について

    ①地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(通称:第3次一括法)によって改正された介護保険法の第59条第1項第1号、第115条の22第2項第1号、第115条の24第1項及び第2項の規定に基づき(9)を制定し、同法の第115条の46第4項の規定に基づき(10)を制定する。

    ②地域包括支援センター.pdf生駒市の地域包括支援センター<7施設ある>)の機能は、介護予防支援(説明Ⅰ説明Ⅱ説明Ⅲ)と包括的支援事業(説明Ⅰ説明Ⅱ説明Ⅲ)の2つあるが、①のように介護保険法が、介護予防支援に係る基準を市町村条例へ委任したため(9)が、包括的支援事業に係る基準を市町村条例へ委任したため(10)がそれぞれ制定されることになった。(かかる基準は、従来は厚労省令に拠っていた。)

    ③(9)は、介護予防支援を行なう事業者としての指定申請をする申請者の法人格の有無に係る基準としては、法人格が必要と規定した。その他については、1カ所(「記録の整備」を一部「2年間保存」→「5年間保存」)を除き国の基準通りとした。(10)は、国の基準通りとした。

    ✩市民福祉委員会に付託、本会議最終日に採決、反対なく可決。

 

う*かr

「ペンギン・ハイウェイ」や「千と千尋の神隠し」の舞台となったのはこんなところ     

~以下は、「ペンギン・ハイウェイ」と「千と千尋の神隠し」の舞台の共通点を述べたこの文の一部についての説明文です。~

 そこ<説明 :「千と千尋の神隠し」の始まりの部分>に描かれているのは高台にある新興住宅地である。千尋たちはその住宅地へ引っ越してきたらしい。丘陵を切り開いて造った住宅地で、「○○ヶ丘」などという名前がついているだろう。ぴかぴかした新築の家が整然とならんでいるだろう。

 それは私の原風景というべきものである。

 私が大阪から奈良へ引っ越してきたのは、小学四年生の夏だった。千尋よりも少し歳下ぐらいの頃合いであろうか。

 大阪との県境にあるベッドタウン的な町で、かつては森や野原だった丘陵地帯に、「○○ヶ丘」と名のついた住宅地が広がっていた<説明この地図.jpg北大和~西登美ヶ丘のこと>。やがて高校を卒業して京都の大学へ進学するまで、思春期的妄想力のピークにあたる時期をその町で過ごした。

 高台から坂をくだれば川が流れて、その両側には田んぼが続き、昔ながらの農村風景が広がっていた。神武東征の折、九州からやってきた天皇を迎え撃ったという「ナガスネヒコ」の話を母から聞いたのも、そんな川沿いの風景を眺めながらのことである。自分たちは丘陵地帯に出現した歴史も何もない住宅地に住んでいるのだが、すぐ隣には古事記的伝説につながる奈良の風景があった。<説明 :川は富雄川のこと(この地図.jpgご参照)。「神武東征の折、(略)先祖が長髄彦ナガスネヒコに従って戦ったという伝承を信じ、それを誇りにしている人たちが現代もいる」(『出雲と大和―古代国家の原像をたずねて』より)。そんな大人からナガスネヒコ(別名は登美彦)の話を聞く機会があった、富雄川流域地域の子どもたちは、英雄としてナガスネヒコに憧れ、ナガスネヒコが活躍した地域を故郷とすることに誇りを持っています。森見さんも、そんな子どもの一人だったのでペンネームを登美彦にしたのでしょう。富雄川は、昔、トミ(富・鳥見・登美・登弥・等彌・迹見などいろんな字が充てられてきた)と呼ばれた地域を流れたので「とみおがわ(鳥見小河・富小川)/とみのおがわ(登美の小河・富の小川)」と呼ばれていたのが、いつしか富雄川と呼ばれるようになりました。日本書紀では、長髄彦ながすねひこが内つ国うちつくに(生駒山地の東側)をわが国といっており、古事記は、長髄彦のことを登美那賀須泥毘古とみのながすねひこ・登美毘古とみひこと表記していることから、生駒神話の主人公である登美彦(長髄彦)の本拠地は富雄川流域のトミ地域(現在の生駒市上町から奈良市石木町にかけての地域)とされています。森見登美彦というペンネームは、本名の姓に、生駒の神話の主人公の名前(「ナガスネヒコ」の別名である「登美彦」)を合わせたものであることは、登美彦さんの精神形成に生駒の神話が少なからず影響を与えていることをうかがわせています。>

 新興住宅地と古い町の境目には神社や寺があった<説明 この地図.jpg一言主ひとことぬし神社長弓ちょうきゅう伊弉諾いざなぎ神社天之忍穂耳あめのおしほみみ神社ご参照ご参照)のこと>。それはあたりまえのことで、かつて神社仏閣が背負うようにしていた丘陵の森を切り開いて造られたのが新興住宅地だったのである<説明 : 丘陵の森の中には生き残るものもあります。小説「ペンギン・ハイウェイ」の舞台のモデルとなって、ジャバウォックの森」という名で、その小説の主舞台(この地図.jpgご参照となった森のように。>。新しい町と古い町の境目は急坂や小道が錯綜していて、思わぬところへ通じていた<説明 小説家の森田季節さんはまさにそのような体験をされたようです。なお、森田さんが「ほとんど奇襲みたいな経路」「学研北生駒・・・・・駅から歩いていくと、あからさまに新興住宅地です。そんなところから無理矢理山に入っていくと、お寺にたどりつきます」と述べておられるのが、後述の真弓坂・イザナギ坂のことです>。

 ・高台には新興の住宅地がある。

 ・平地には歴史ある町がある。

 ・その中間には神社仏閣がある。

これは当時の私が身体でおぼえたシンプルな法則である<説明 この地図.jpgで示された山中の坂は、高台の新興住宅地(真弓~北大和)と富雄川流域の平地の歴史ある町を結んでおり、坂の下部に長弓ちょうきゅう伊弉諾いざなぎ神社があります/真弓側から小さな峠までの上りは真弓坂、富雄川側から小さな峠までの上りはイザナギ坂と呼ばれるのが相応しいでしょう。この坂の真弓側の入り口は、このストリートビューの向こう側の大通り(ならやま通り)からは見えないところにひっそりとあり、この坂の富雄川側からの入り口は、このGoogle Earthに表示されている長弓寺本堂の脇を通る道の突き当たりにひっそりとあります/坂は、2つの異なる世界の境界(2つの異なる世界を結ぶもの)なのです。2つの異なる世界とは、あるときは、高台(新世界=新興住宅地)と平地(旧世界=歴史ある町)であり、あるときは、この世とあの世です(坂っていうのは傾斜のある場所っていうだけでなくて境目っていう意味もある(清水坂は、生者の世界と死者の世界の境).pdfご参照)>

 <説明 : イザナギ坂・真弓坂という「木々のトンネル」は、平地(旧世界=歴史ある町)と高台(新世界=新興住宅地)という2つの異なる世界を結んでいます.pdf。「千と千尋の神隠し」において、坂道を登る途中で道に迷ったところにあったトンネルが、古い町と不思議な町という2つの異なる世界を結んでいたように。なお、先に述べたように小説家の森田季節さんは、その「木々のトンネル」ともいうべきイザナギ坂・真弓坂を「ほとんど奇襲みたいな経路」と記しています(Google Earthで見ても経路はまったく見えません)。

 

「野生時代」(2010.7月号)~総力特集 竹とペンギンと森見登美彦~<抜粋>    

 ・・・・・『太陽の塔』でのデビューから7年。10作目の最新刊『ペンギン・ハイウェイ』で新境地を拓いたかれは さらなる高みへと歩を進める。ゆるゆる、のらくらと、着実に。〈ペンギン〉から〈竹〉へ――。その言葉の意味するものとは。京都とヘタレ大学生という専売特許を封じて挑んだ新作への思いと不安、そして次作への意気込み……。作家〈森見登美彦〉の素顔に迫る。

                     ロングインタビュー 物語を動かすエンジンは「片思い」  

 森見登美彦がついに京都を飛び出した!森見氏のいうところの、「第10子」、つまり10冊目となる最新刊『ペンギン・ハイウェイ』の主人公は、郊外にすむ小学4年生の少年、新境地に挑んだ胸中と、その跳躍を可能にした創作方法論に迫る。

                     『ペンギン・ハイウェイ』から森見ワールドの第2章が始まる

 もしかしたら森見登美彦という作家を本当はよくわかっていなかったのかも知れない。京都在住で京都を舞台にした小説を書く作家、思わずひきこまれる文体の力、そうした認識はお歳暮にハムをくれたから〈ハムの人〉というくらいの、うかうかとしたものに過ぎなかったのではないか。思わず反省してしまったのは最新作『ペンギンーハイウェイ』がこの作家の第2章の幕開けを告げるようなみずみずしい魅力をたたえていたからだ。

 「デビュー作の『太陽の塔』から見たら『ペンギンーハイウェイ』はもう、全然違うところにいると思うんですよ。『太陽の塔』を書いた時には腐れ大学生しか書けないイメージだったし、自分でもそう思っていた。だからすごい変わってきてるはずなんです。変わってきてるんだけど、でも自分の中にまったくなかったものかと言うと、『太陽の塔』を書いた時から『ペンギンーハイウェイ』を書くような素養や性質はたぶん自分の中に明らかにあって、それがわかりやすく外に出ていなかったんだと思う。きっと深くまで掘っていくとおおもとは変わっていない。ただその使い方、料理の仕方がだんだんとわかってきたということなのかなという気がして」

 『ペンギンーハイウェイ』の舞台は京都ではない。郊外の住宅地である。ある日忽然と現れたペンギンの謎を追って、小学4年生のアオヤマ君の冒険が始まる。

 「そもそもなんでペンギンなの?って話ですよね。別に理屈じゃなくて直感ですけど、ペンギンって遠目に見たらプラスチックで出来てるみたいな嘘くささがある。南極にいてても違和感がありますからね。こいつらはこんなところで何してんのやろうと。とこにいてても違和感のあるヘンな生き物て」

 ちなみに「ベンキン・ハイウェイ」とはペンギンが海からあがってくる道のことを指す。よちよち歩いてるその道のどこか一体〈ハイウェイ〉やねん!と思わす突っ込みたくなる言葉である。

 「そうそう、そう思いますよね。なんだそれはと(笑)。〈ハイウェイ〉も人工的な感じがする言葉だし、道がずっと彼方まで延ひている感じがする。ここから未知の何かにつながってるんしゃないか。そういう感覚が僕は好きなんてすよ。〈ベンギンーハイウェイ〉という言葉を知ったから、これを書けたような気かします」

                     物語のアイデアの大半は言葉からやってくる

 そうした牛-ワードから物語が立ち上かってくることは珍しくないらしい。

 「わりと僕はそうなんてすよ。たとえばタイトルって一番大きいキーワートじゃないですか。・・・・・。」

                     これまでの方法論で物語を書き始めたはじまりの場所へ

 「・・・・・自分がなんで『太陽の塔』や『四畳半』みたいな小説を書けたのかっていうのを考えた上で、もういっぺんその方法論でやり直すところから始めたのが『ベンギンーハイウェイ』でした。」

 では舞台を郊外にしたのはなぜだったのか。実は主人公のアオヤマ君と同じ年頃に、森見少年も郊外の住宅地に住んでいたのだという。

 「9歳の時に家族で奈良県の郊外に引っ越したんです」

 奈良と言っても大阪のベッドタウンだったその町は住宅地とはいえ、まだ森や空き地も残っていて、お父さんとよく探検したらしい。京都と同じく、郊外は森見さんがよく知っている場所なのだ。アオヤマ君は日々の発見をノートに記録しているけれど、森見少年が原稿用紙に物語を書き始めたのもその頃のことだ。小説家として原点に再び立ち返ろうとしたこの人は、かつて自分自身がものを書き始めたはじまりの場所を舞台に選んだ。

 アオヤマ君はまだ海を見たことがない。人は死んだらどうなるのだろう。宇宙はどうなっているのだろう。それは日常がまだ知らない大きな謎につながっていたあの頃の感覚こそが森見ワールドの原点だったからに違いない。そして、『ベンギン・ハイウェイ』はアオヤマ君の初恋の話でもある。彼にとって忽然と現れるペンギンに匹敵する謎は歯科医院のお姉さんなのだ。

 「なぜ片思いばかり描くのか?なんででしょうね。主人公がちゃんと動くからじゃないですかね。放っておくと僕の主人公っていうのはうじうじ悩んで目的を見失いがちなんで(笑)。ただ、実際のところ、主人公がくっつくかくっつかないかはそんなに大事ではない。『夜は短し』でも最後になるまで別にくっつけなくてもいいかと思っていたくらいなので。片思いはお話を動かすエンジンみたいなものなんですよ。主人公の目的さえ決まってしまえば、最後にくっついてもくっつかなくても、途中はどんなふうにも話を膨らませられるから片思いを書くんだと思います」

 目的が決まらないと途中を楽しめない。それは何も小説に限った話ではないというから、面白い。

 「僕は趣味らしい趣味ってなくて、せいぜい散歩ぐらいなんですけど、あてもなく散歩するっていうのがすごい苦手で。たとえば、近所の本屋さんに行くとか何かしら目的がないと、もう家から出ないんです(苦笑)。でもたとえば職場から家に帰る時って、最終的には家に帰るって目的があるので、すごい散歩しやすい。これは家に帰る道中なんだと。その途中で変わったものを見たり、いつもと違う道を通ったりするのはすごく楽しい。たぶん〈自由〉が苦手なんじゃないでしょうか。」

                     ついに最強のヒロイン登場?次回作は 森見版『竹取物語』

 さて、今冬には本誌で『異邦の姫君」』(仮)の連載を予定している。ベース」は『竹取物語』。エッセイ『美女と竹林』を書いたほどの人である。これは期待せずにはいられない。「まあ、子供の頃から竹が好きでしたからね。竹については少しは知っていますよ。ミキサーにかけて分解したくらいですから。」なんでまた竹をミキサーに?「大学院で竹からたんぱく質を取り出す研究をしていたので。そういう経験のある人はさすがにあまりいないでしょう。子どもの頃は当たり前に読んでましたけど、『竹取物語』というのも異様な話ですよね。よくもまあ、こんな時代にこんなへんてこな話ができたなと。しかも自分が竹に対して抱いているイメージとぴったり重なるんですよ。確かに竹ってペンギンと同じで、ほかの植物とは違う特殊な生き物という感じがある。竹林は竹が占有してほかの植物が生えないから、中に入るとヘンにひっそりした感じがあるんです。昔の人もそれでここはほかの森や林とは違うって感じがしたのではないか。たぶんそれで月と結びつけたんだと思うんですけど、その発想の仕方がまるっきり僕の感覚と同じだなあと思って」・・・・・。

                            対談 森見登美彦 美女(大江麻理子さん)に会う

                              森見登美彦作品を担当者が熱烈プレゼン

                                   (各図 クリックで拡大)

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                          『ベンギンーハイウェイ』大解剖ペンギンが歩き出すまで

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                 『ベンギンーハイウェイ』大解剖『ベンギンーハイウェイ』を読み解く 8つのキーワード

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                              < 『ベンギンーハイウェイ』大解剖アオヤマ君の冒険記録

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                     <森見登美彦の素顔に迫る!>とある一日を「チラ見せ

                     <森見登美彦の素顔に迫る!>愛用の品々を「チラ見せ」

                     まったりお酒を飲みながら今週の特集を振り返ってみました.jpg

                     特別エッセイ 森見登美彦 連載開始宣言 回避失敗宣言

 なによリ『ペンギンーハイウェイ』が完成したのは喜ばしい。
 連載が終わってから本にするまで、大幅な改稿に一年半かかった。新聞連載などのやむを得ぬ事情があったとはいえ、できるだけ満足のいく形になるまで待っていただいた担当の方々に感謝いたします。
 『ペンギンーハイウェイ』は私にとって、『太陽の塔』と同じぐらい大切な小説である。しかし残念なことに、作者にとって大切だからといって、読者にとっておもしろいということにはならない。むしろ作者の思い入れが空転して、かえって害になりがちである。なるべくおもしろくなるように努力したつもりだけれども、現在の私は我が子かわいさのあまリ冷静な判断力を失っている可能性もあり、不安は尽きない。
 でも今さら、どうしようもないのである。
 『ペンギンーハイウェイ』はこれまでとは毛色の変わった作品である。表面だけを見れば、私の書いた怪談集である『きつねのはなし』よりも、いっそう変わっている。『四畳半神話大系』が映像化されて、今になって四畳半主義腐れ大学生作家としての知名度が上がっているところに、こうした毛色の変わった本を出すと、「ナンデスカコレワ!」と思う人が多いかもしれない。怒られたときは、「読者の期待にこたえないこともまた作家の大事な仕事ですヨ!」とうそぶいて南の島へ逃げようと思う。
 そういうわけで久しぶりに新作が出るので、今回の「特集」ということになった。
 私か初めて「野性時代」で特集をしてもらったのは、二〇〇七年のことである。そのときは、まさか自分の特集なんぞ成り立つとは思っていなかったから、たいへん驚いた。そんなのは似非文学青年(=私)の個人的妄想の話だと思っていたのに、関係者の方々はちゃくちゃくと準備を開始し、用語集や作品の解説、本上まなみさんとの対談などと盛りだくさんの内容がアレヨアレヨという間にできあかって、これは夢かと思ったほどである。そうして二〇一〇年になって、二回目の特集をしていただくということになったわけだけれども、今回もまた現実という感じが」しない。嘘くさい。あの二〇〇七年以来みんなにずっと騙されているのではないかという気持ちがどこかにある。
 私は驕り高ぶりやすい人間であるが、一方で自分の希有な幸運をつねに疑う猜疑心もあり、それがあるていど歯止めになっている。そうでなければとっくの昔に桃色の花を脳みそに咲かし、「売れッ子になったよ!やーいやーい!」と誰にともなく叫びながら、阿呆の草原をころげまわっていたことであろう。そういうことをしても一週間ぐらいは編集者の人たちも大目に見てくれるかもしれないというぐらいには本が売れた。「売れッ子になったよ!やーいやーい!」と叫んで阿呆の草原をころげまわることを大目に見てもらえるかもしれないという状況がどれぐらい恐ろしいものであることか、ということはいずれ時間が明らかにするだろう。驕り高ぶればその先は没落あるのみである。諸行無常である。サヨナラである。
 ほんの十年ぐらい前まで、自分の書いた文章を欲しがってくれる人がいるということが、すでに甘美な妄想であった。かつて自分がそれを熱烈に求めていたという事実が私の心にスキを生み出す。仕事の依頼を断るということは過去の自分を裏切ることであり、不愉快極まることである。そういう私の心のスキを、編集者の人たちは鋭く見抜く。そもそも私は、基本的に心中を見抜かれやすい人間なのである。それに私は、何かおもしろそうな提案があると、ただでさえゆるゆるの心のスキをさらに広げるタチだった。
 そのために二〇〇七年頃から締切の数が増え、今ではうかつに締切を「甘美」などとは言えなくなった。哀しいことである。
 世の中には怪物のように仕事ができる人たちがいて、たとえば私などよりもはるかに過酷な本業を持ちながら、そのかたわらで質量ともに素晴らしい作品をモリモリ書く人もある。ここ数年、私も「いずれ自己管理能力のある男になって、驚くべき仕事をこなせるようになるかもしれない」と期待し、能力に見合わない数の締切に立ち向かって奮闘してきたが、いくらなでも才能の大きさや実務的能力というものは人それぞれであって、努力だけでは乗り越えられない壁というものがある。時間と体力の限界というものがある。
 編集者の人たちは私に書かせるのが仕事である。
 そして私は依頼にこたえて書くのが仕事である。
 しかし私にはもう一つ重要な仕事があって、それは「書かない」ということである。書かない仕事は決して非生産的な仕事ではない。書かないことによって、書く人も売る人も読む人もつまらない思いをする悲劇を避けることができるとすれば、ひょっとすると書かないという仕事は書く仕事よりも重要であるのかもしれない。そういうことを最近になってようやく学んできた。
 書く人が満足する、売る人が満足する、読む人が満足する。そこを目指して工夫する努力を怠ったとしたら、私の書く文章のどこに価値があるのか。
 今回の「特集」で新しい小説を始めるはずだったのだけれども、いくらなんでも新聞の連載を終えたあと間髪を入れずにペンギンを書いて、ペンギンが終わる頃には他の新連載が始まらんとしていて、さらに別の連載も問答無用で継続中であるという状況下で、新たな連載を満足のいく形で始めることは私の手に余った。
 しかし、「せめていつかは連載を始めますという宣言だけはしてください」と言われたので、宣言だけはしておかなくてはいけない。次の連載は奈良と竹林と宇宙的悪女と片想いに関する吻語で、これはたいへん興味深く、本当に書き始めたいのはやまやまだけれども、というところで、すでに私の悪い癖が出ている。書きたくなってしまうのである。しかし私には大切な「書かない仕事」があるため、書きたくても書けない。
 いつの日か機が熟して、連載が始まるときには、読んでいただければ幸いである。
 次の連載は森見登美彦版「竹取物語」になる。 

   ~生駒検定<全国版> <問22>小説「ペンギン・ハイウェイ」もご参照ください~

*                      

小説「ペンギン・ハイウェイ」の舞台のモデル 

                 参考⇒①小説「ペンギン・ハイウェイ」の作品解説  ②小説「ペンギン・ハイウェイ」 ついに、アニメ映画化・・・劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の舞台探訪に利用できる劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の場面・美術設定 VS その実物写真.pdf  ・ 添付地図.jpgも掲載しています。

***

 この文中、(P.  )とあるのは、「ペンギン・ハイウェイ」(角川文庫版)のページを示します。文中で「この住宅地」とあるのは、生駒市北部にある「北大和住宅地」のことです。<その地に住む者にとっては「当たり前のもの」が、実は「有難いもの」であると再評価することの大切さを認識するために、17(H29)年2月にこの文章を作成しました。>

      ・小説「ペンギン・ハイウェイ」の 主舞台(Google Earth)

      ・この小説の舞台となった時期は、作者の小学4年の夏と同じだとすると88(H63)年の夏になるはずです。なお、この小説が出版されたのは10(H22)年5月です。この小説に出てくる「新しい鉄道」である近鉄けいはんな線の開業は06(H18)年3月27日です。

      ☆このページの記事と生駒検定<問22>小説「ペンギン・ハイウェイ」の解説を基に「小説『 ペンギン・ハイウェイ』舞台探訪」ガイドブック.pdfその<簡略版>.pdfを作成しました。  ~上記の「ガイドブック.pdf」をプリントアウトできない方など、「小説『ペンギン・ハイウェイ』舞台探訪 ガイドブック」(A4版 27ページ)<表紙はこれ.pdf>をご希望の方は、この資料集作成者の吉波伸治(〒630-0121 生駒市北大和3-2-7)まで「205円切手」をお送りください。その切手を使用して同ガイドブック(無料)とその簡略版を郵送でお届けいたします。~

「野生時代」(2010.7月号)「このページ.jpgと森見登美彦氏の講演(13.3.16/生駒図書会館)での発言(このページのコメント欄に記載あり)でモデルだと確認できたもの、確認できるもの

(1)「ぼくの家のある一角はバス路線の終着駅のそばで、駅から広がってきた新しい街の最前線にあたる。」(P.6)⇒⇒「駅」は、近鉄奈良線学園前駅(写真)のことで、この「終着駅」のモデルは、学園前駅を始発とする奈良交通バスの「北大和5丁目」停留場(舞台探訪1いぐいぐブログ - 2さんのページに停留場看板の写真あり)です。88(S63)年に、学園前駅 ー真弓一丁目間のバス路線が北大和五丁目まで延長されました。(「新しい街の最前線」だった頃のこの住宅地.jpg/バス路線は生駒市北部地図.jpgご参照)

 ○「京阪奈新線」の仮称で建設されていた、近鉄奈良線生駒駅から学研奈良登美ヶ丘駅までの鉄道(近鉄けいはんな線)の開業<06(H18)年3月27日/ご参照>に伴いバス路線が拡張されると、「北大和5丁目」バス停は途中駅となり、残念ながら?!終着駅ではなくなりました(生駒市北部地図.jpgご参照)。

(2)(1)の続き「規則正しく区切られた街には、まだ家が建っていない空き地がいくつもある。風が吹き渡ると、正方形の空き地に生えた草がなびいて、ぼくはそれを見るたびになんとなくサバンナみたいだと思う。」(P.6~7)⇒⇒北大和住宅地(この記事では「この住宅地」と表現しています)がモデル(サバンナみたいだった頃のこの住宅地.jpg

 ①手持ちの資料によれば、11(H23)年4月1日現在の北大和自治会の自治会世帯数は1132世帯。この住宅地の計画戸数は1330戸、計画人口は5320人。ほぼ全世帯が自治会に入会し、空き家もさほど多くないことを考慮すると、この時点<11(H23)年4月1日>で、まだ百数十の空き地がありました。この住宅地に入居が開始された88(S63)年12月からこの時点まで約22年間、毎年平均で約50戸が建てられ入居があったことになります。なお、88(S63)年11月に109戸が一斉販売され翌月の88(S63)年12月に一斉入居がおこなわれたのが、この住宅地の街開きでした(このとき、登美彦さんは9歳11ヶ月)。

 ②登美彦さんは、「野生時代」(2010.7月号)のロングインタビューの中で「9歳の時<引用者:88(S63).1.6~89(S64).1.5>に家族で奈良県の郊外に引っ越したんです」と述べています。また、ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し」の中では「私が大阪から奈良へ引っ越してきたのは、小学四年生<引用者:88(S63).4~89(S64).3>の夏だった」と述べています。登美彦さんが奈良へ引っ越してきたのは「ぼく」と同じ4年生の88(S63)年の夏でした。この時、この住宅地は、4~5ヵ月後に街開きを控えたばかりで、まだ草の生えた空き地が見晴らす限り広がっていました。なお、登美彦さんが奈良へ引っ越してきたのはこの住宅地の街開き前であったことでわかるように、登美彦さんが引っ越してきたのは、「ぼくが7歳と九ヶ月の時」(P.7)に「県境の向こうにある街から引っ越してきた」(P.7)この住宅地ではありません。

(3)「ケヤキ並木に沿って歩いていく」(P.9)⇒⇒この住宅地内のケヤキ並木(「いぐいぐブログ - 2 さんのページに写真あり)

 〇この住宅地には、バス道路が2つあります(市道押熊真弓線/市道真弓芝線)。バス道路にはもちろん歩道が付いていますが、バス道路ではないが歩道が付いている道路が3つあります(北大和1号線/同2号線/同3号線)。北大和3号線は東西に走り、街路樹はありません。北大和1・2号線にはケヤキの街路樹があります。これがケヤキ並木です。この住宅地を造った大林組がこのまちに最も相応しい街路樹にケヤキを選びました。しかし、現市長は17年3月、生駒市の街路樹は(ケヤキから)落葉の少ない樹種に取り替えていくと表明しました(それでいいのだろうか)。北大和1号線は住宅地の中央部を、同2号線は住宅地の東部を、それぞれ南北に走っています(生駒市北部地図.jpgご参照)。

(4)「給水塔」(初出 P.10)「給水塔と大きなタンク」 (P.31)⇒⇒「大きなタンク」とは、生駒市の真弓配水場の配水池<73(S48)年設置>のことで、「給水塔」とは、それに連結された高架水槽(正式名称は調整池)<76(S51)年設置>のことです(真弓配水場の航空写真.jpg)。

 ①高架水槽は、舞台探訪2・・・「野生時代」(2010.7月号)このページ.jpgに北側から撮った写真、いぐいぐブログ - 2 さんこのページに南側から撮った写真ミラー.jpgMakoto.Nさんのこのページに東側から撮った写真(撮影日不詳)boianufさんのHP北大和グラウンドの北西付近から撮った写真があります。こちらにも⇒file-265真弓配水池

 ②高架水槽は、当時開発された鹿ノ台住宅地(生駒市北部地図.jpgご参照)に水を送るために設置されましたが、真弓浄水場<85(S60)年開設>(生駒市北部地図.jpgご参照)に鹿ノ台への送水ポンプが05(H17)年度に設置されるに伴い不要となり、13(H25)年度に撤去されてしまい、「地球脱出船にみたいに見える」(P.31)高架水槽は、跡地を残して残念ながら今はもう見ることはできません。

 ③配水池・高架水槽は自然流下によって配水するため、住宅地より高い場所に設置されます。そのため、真弓配水場は山田川・淀川水系と富雄川・大和川水系の分水嶺にあります。ここは生駒・奈良両市の境にあり(跡地の航空写真.jpgご参照)、ごく近くには、奈良市の配水池が3つもあります(いずれも高架水槽は付いていない)。なお、生駒市には、他に天野川・淀川水系と竜田(龍田)川・大和川水系もあります(生駒検定<問20>の地図ご参照)。

(5)「給水塔のある丘に続くコンクリートの階段」(P.31)⇒⇒実際は、「給水塔の傍にある丘に続くコンクリートの階段」<舞台探訪3この写真.jpg自然を楽しむさんのHPより引用させていただき」加筆)ご参照/ストリートビュー

 〇「給水塔のある丘」(実際は、給水塔の傍にある丘)とは、真弓塚のことです(舞台探訪4)。「コンクリートの階段」を上りきったところ(「野生時代」(2010.7月号)このページ.jpgの右下の写真はここで撮影されたもの)から北東に20mほど離れたところに真弓塚の碑が建てられています。民俗学・地名学の第1人者の故谷川健一さんは、「真弓塚・・・・・は大和、河内、山城の境目にあり、河内からはじめて大和平野に進出した物部一族がこの真弓塚にのぼって日神ひのかみニギハヤヒを祀ったと想像していっこうに差し支えないところである。いま背後は樹林に蔽われているが、その樹林がないとすれば、三百六十度の視野をもつ円丘が真弓塚である。それはあたかも円墳のごとく、平野の中に孤立した小丘で、高さは二〇〇メートルに足りないが、大和平野を一望のもとに納め得る。物部一族は、真弓塚の天頂に太陽がかがやくとき、日神ニギハヤヒが彼らの前に現れるような気持ちを抱いたであろう。」(真弓塚より引用)と述べています。登美彦さんが、この丘からの眺めを一望して感動したのもむべなるかなです。

(6)「丘の周辺にはまだ開発されていない森が広がっている・・・・・給水塔の後ろは奥深い森である」(P.31)⇒⇒のちに「ぼくは〈ジャバウォックの森〉という名前をつけた)」P.118)森(舞台探訪5主舞台地図.jpgご参照/Google Earth

(7)「ぼくは丘から見渡せる街の様子をノートに記録することにした」(P.32)⇒⇒「丘」からの眺望の良さは(5)-〇の通りです。

(8)「給水塔の裏から、森をぐねぐねと抜けていく小道は、・・・・・ふいにまた折れ曲がって、スタンドのある大きな市営グラウンドのネット裏をのびていた。」(P.33~34)⇒⇒「市営グラウンド」は北大和スポーツ施設のグラウンド・野球場舞台探訪6)。その東側フェンス沿いの山道が「小道」(舞台探訪7)。なお、「小道」は、(5)の階段(南の階段)と(10)の階段(北の階段)を結んでいます。「野生時代」(2010.7月号)このページ.jpgの左上に、(10)の階段から(5)の階段に向かって「小道」を進む登美彦さんの写真があります。いぐいぐブログ - 2さんのページには、その写真とは逆に、(5)の階段側から(10)の階段方向に向かって撮った「小道」の写真があります。

 ①「野生時代」(2010.7月号)このページ.jpgで登美彦さんは、「(『ペンギン・ハイウェイ』の舞台となった)自分が育った町を歩いたときには、なんともいえない不思議な気分になりました。子どもの頃のように市民球場に沿った細道を通って丘の上に立ったときは感動しましたね。その道がまだあるっていうのがうれしかったですし、丘から町を見下ろすと、昔自分が好きだった景色が広がっている。ああこれだった、って久しぶりに帰ってきた感じがしました。」と述べています。

 ②実は、登美彦さんが「まだあるっていうのがうれしかった」と述べた「市民球場に沿った細道」が「市民球場」と共に消滅する危機にあります。それをもたらそうとしているのが北大和グラウンド低炭素まちづくり計画です。これは、市営の北大和スポーツ施設(グラウンド・野球場・体育館)のうち、グラウンド・野球場の土地を民間事業者に売却し、ここを市街化区域(現在は市街化調整区域)に変更した上で、ここに低炭素住宅地を建設しようという計画です。

 この計画は、「ジャバウォックの森」のモデルとなった森(すでに市街化区域に編入され第1種中高層住居専用地域<その例>となっている/生駒都市計ご参照)のマンション建設計画と、その東側(奈良市)の第1種中高層住居専用地域(奈良市都市計画ご参照)におけるマンション建設計画と一体となって行われる予定でしたが、15(H27)年12月、県が市に対し、北大和グラウンド・野球場の市街化区域への変更を認めないと通知したため、停止しています。そして、16(H28)年4月の熊本地震において、災害時には避難できる場所を確保するための広い空間が必要ということが再認識され、また、熊本地震では強い地震は火を使用しない時間に起こったので火災はあまり起きなかったが、広い空間は延焼火災時の避難場所としても是非必要ということも認識される中、避難所である北大和体育館に隣接する北大和グラウンド・野球場を住宅用地として売却する方針は、災害にかかる市民の安全・安心を確保する観点から見直すべきいう意見が出されています(そのほうが賢明です)。

(9)(8)の続き「・・・・・やがて草の生いしげった平坦な荒地へ出た。高圧鉄塔が抜けるように青い空へそびえている。荒地の東は森に面している。」(P.35)⇒⇒生駒市北部地図.jpgで示した位置にあった高圧鉄塔がモデル。●で示した位置にも高圧鉄塔があり、それらを高圧電線が結んでいましたが、で示した位置にあった高圧鉄塔は2006年7月に撤去され、その西側に並んでいた、●で示した位置にあった3基のそれも同年11~12月に撤去され、今は高圧鉄塔跡地だけが残っています(舞台探訪8)。

(10)(9)の続き「草をかき分けて北側へ行ってみると、コンクリートで舗装された急斜面になっていて、長い階段が下へのびている。眼下には二車線道路があって、」(P.35)⇒⇒「長い階段」は、北大和スポーツ施設北側を走る「二車線道路」(市道押熊真弓線/舞台探訪9)の向こう側にある市営駐車場から北大和スポーツ施設に行けるようにと設置された階段(舞台探訪10ストリートビューいぐいぐブログ - 2さんのページに写真あり)

(11)(10)の続き「その道を渡った向こうにはバスが方向転換する広場がある。そこがバス路線の終着駅で、つまりぼくらの街の果てだ」(P.35)⇒⇒実際は、「その道を渡った向こうにはバスが方向転換する広場がある。そこは、バス路線の終着駅である“北大和5丁目”バス停の少し東に行ったところにあり、つまりぼくらの街の果てだ」。「バスが方向転換する広場」とは、北大和地区計画でいう「地区施設(バス回転広場)」のこと(舞台探訪11)。

 ①このバス回転広場は、「北大和5丁目」バス停が、学園前駅を始発とする奈良交通バス路線の終着駅であったときには、バスがUターンできる空間として使用されていました。

 ②しかし、(1)-〇で述べたように、「新しい鉄道」(P.100)の開業<06(H18)年3月27日>に伴いバス路線が拡張されると、「北大和5丁目」バス停は途中駅となり、終着駅ではなくなりました(生駒市北部地図.jpgご参照)。そのため、このバス回転広場は使用目的がなくなりましたが、他用途への転換は北大和地区計画の変更を要するため行われることなく、今もなお「自動販売機がぽつんとあるだけ」(P.39)で、「ぼくらの街の果て」(P.35)、「ペンギン作る・・・・・実験場」(P.109~110)の面影を強く残しています(ストリートビュー)。

 ③「野生時代」(2010.7月号)このページ.jpgの右上に「自動販売機」の前でコーラの缶を投げるふりをする登美彦さんの写真があります。

(12)「ぼくはアスファルト道路の向かいにあるバスターミナルへ連行された。バスターミナルと言っても・・・・・隅に小さなプレハブの待合室と、コーラの自動販売機がぽつんとあるだけである。」(P.39)⇒⇒実際は「ぼくはアスファルト道路の向かいにあるバスが方向転換する広場へ連行された。そこは、待合室をもたないバス路線の終着駅から少しいった先にあり、コーラの自動販売機がぽつんとあるだけである。」(舞台探訪1舞台探訪11ストリートビュー

(13)「バスターミナルの裏にある森」(P.39)⇒⇒かつては、オオタカが生息していた森(舞台探訪12

 ①「新しい鉄道」の建設に伴い、「バスターミナル」(実際は「バス回転広場」)の裏にあった森は消滅し、登美ヶ丘車庫(バス回転広場のやや北から撮影された動画)となりました。 登美ヶ丘車庫ができる前、「バスターミナルの裏」には深々とした森がありました(まち開き間もない頃の北大和住宅地.jpgご参照)。

 ②登美ヶ丘車庫の西端は生駒市ですが、そこより東側は奈良市二名町にみょうちょうでした。登美ヶ丘車庫の東端から約300mにある、生駒市北部地図.jpgで示された鉄塔の近くのアカマツの木にオオタカの営巣地が見つかりました(このタカは「二名町のオオタカ」と呼ばれていました)。そのため、「京阪奈新線予定地にかかわるオオタカ等の保護に関する請願書」が00(H12)年8月に、奈良県・新線建設主体の生駒高速鉄道・生駒市・奈良市に提出されました(報道記事.pdf)が、結局、二名町のオオタカは生息域を確保できずにこの地を去りました。

 ③03(H15)年4月に学研高山地区第2工区(「第2工区」と略す/この地図.jpgご参照)内でオオタカの営巣が確認されました(このタカは二名町のタカが移動してきたといわれました)。これを踏まえて、同9月に「第二工区内におけるオオタカの営巣地保全に関する要望書」が県と都市基盤整備公団(現UR)に提出されました(報道記事.pdf報道記事.pdf)。これを受けて同12月、生駒市はオオタカ調査を実施すると発表。これにより、オオタカ調査が終了するまで、第2工区の開発(土地区画整理事業の施行手続き・道路建設)は停止することとなった。そして、開発が停止している期間に、開発(自然環境破壊・財政破綻をもたらす大規模ニュータウン建設)に反対する意見が広まり、05(H17)年10月に、調査結果を踏まえてとりまとめられた「高山地区におけるオオタカ保全と開発との共生方法に関する提言」が開発主体の都市再生機構に提出されたものの、06(H18)年1月、開発反対派が市長選に勝利して第2工区の開発は頓挫しました。「バスターミナルの裏にある森」(P.39)を追われた二名町のオオタカが、第2工区、つまり生駒市北部に広がる里山を守ったのでした。

 ④オオタカのお腹は白く、至近距離で飛んでいるところを見上げてみると、まるでペンギンが飛んでいるように見えることがあります(こんな感じ)。なお、ペンギンが空を飛んだらこんな感じ.jpgになります。ひょっとしたら、登美彦さんは、「バス回転広場」の裏にあった森から飛び立ってきたオオタカを至近距離でみたことがあって、「ペンギンたちは・・・・・よちよち歩きながらバスターミナルの裏にある森へ入っていく。」(P.114)とあるように、森の出入りがペンギン・ハイウェイという発想を得られたのではないだろうか、と考えるのは穿うがち過ぎでしょうか。

(14)「ヒバリがかわいく鳴きながら、空高く上っていく。」(P.40)⇒⇒この住宅地に空き地が多かったときは、この光景は普通に見られました(「ヒバリ」が沢山住んでいた頃のこの住宅地.jpgご参照)。

(15)「お姉さんは怒って歩き出した。ぼくが実験道具をリュックにつめこんでいる間に、彼女は市営グラウンドの裏のほうへのぼる階段をずんずん上っていく。ぼくがあわてて車道を渡ろうとすると、彼女はあたりに響く大きな声で「指さし確認!」と叫んだ。ぼくは魔法にかけられたみたいに立ち止まった。ぼくが指差し確認をして車道をわたると、彼女はもう階段の上の方にいた。長いコンクリートの階段を上りきったところは市営グラウンドの裏で、植物の生いしげった荒れ地が広がっている。ぼくとウチダ君がスズキ帝国と立派に戦ったところだ。荒れ地の中には高圧鉄塔がそびえている。荒れ地に接するようにして、薄暗い森がある。給水塔のある丘から広がっている深い森だ。この森を探検するのは危険だから、さすがのぼくとウチダ君もまだ地図を作れないままである。・・・・・『ここは空き地でしょう?』お姉さんがまわりを見ながら言った。『何を造るのかな?』『新しい駅かも知れません』」(P.67~69)

⇒⇒「市営グラウンド」は北大和グラウンド・北大和野球場舞台探訪6)。「階段」は(10)の階段(舞台探訪10)。「車道」は(10)の「二車線道路」の市道押熊真弓線(舞台探訪9)。「高圧鉄塔」は(9)の高圧鉄塔(その跡地が舞台探訪8)

⇒⇒「給水塔のある丘から」「高圧鉄塔がそびえている」「荒れ地」にまで「広がっている深い森」が、のちに「ぼくは〈ジャバウォックの森〉という名前をつけた)」P.118)森です(舞台探訪5)。

⇒⇒実際はここには、「新しい駅」を「造る」ことができるような大きな空き地はなく、小さな荒れ地しかありません。

(16)「今年になって、ぼくは新しい鉄道の話を聞いた。県境の山の向こうから鉄道がのびてきて、ぼくらの街に新しい駅ができるそうだ。まだ計画段階だからいつ完成するのかは分からないと父は言った。」(P.100)⇒⇒(1)-〇で述べた鉄道(近鉄けいはんな線)のこと(ご参考 : 生駒市とその周辺の路線図.pdf)。

 ①「ぼく」と登美彦氏が同い年だとすると、「ぼくは新しい鉄道の話を聞いた」のは88(S63)年4月から89(H元)年3月のことなので、「新しい鉄道」が完成するのは、それより16~17年後ということになります。

 ②「新しい鉄道」が開通して、この住宅地の最寄駅の学研北生駒駅からは乗り換えなしで、大阪湾岸(大阪ベイエリア)方面に行けるようになりました。「鉄道が来たら『海辺のカフェ』が本当の海辺のカフェになります」(P.69)や「鉄道がやってくれば、この街は海辺の街になり、そのカフェは海辺のカフェになるのだ」(P.101)ということが実現したのです。

(17)「近所にある洋菓子店」(P.122)⇒⇒ゲベック

(18)「左手には市営グラウンドのフェンスが続いて、右手にはぼくがジャバウォックの森と命名した深い森が広がっている。」(P.126~127)⇒⇒「市営グラウンド」は舞台探訪6。「ジャバウォックの森」は舞台探訪5。「市営グラウンドのフェンス」と「ジャバウォックの森」の間を縫う山道が舞台探訪7

(19)「ぼくらの街には大学があって、・・・・・その大学はぼくらがこの街に引っ越してきた頃にできたばかりの大学なので、まるで未来都市みたいな新しい建物がならんでいるそうだ。」(P.150)⇒⇒奈良先端科学技術大学院大学93(H 5)年4月に開講(法律上の開学は91年10月)>(写真生駒市北部地図.jpgご参照)  登美彦さんのブログに<『ペンギン・ハイウェイ』には一つの大学が登場する。・・・・・これは「奈良先端科学技術大学院大学」という大学をイメージしている。>とあります。

(20)「市営グラウンドの北にある水路・・・・・はバス通りの下をくぐるために十メートルほど暗渠になっていて、『トンネルくぐり』というスズキ君帝国の有名な刑罰に使われていた。・・・・・ぼくは一度、自主的に探検したことがある」(P.234~235)⇒⇒実際は、「市営グラウンドの西側に沿って走る水路は、市営グラウンドの北西角でバス通りの下をくぐり暗渠となっている」(舞台探訪13/位置写真.jpgストリートビュー

 ①この水路は、宅地造成前に渓流だったところに、土にしみ込まない雨水を集めて山田川に流すために設置されました。

 ②結構急な水路であり、雨天で水が流れていたとき何らかのはずみで落ちれば流され、バス通りの下の暗渠に吸い込まれたのち、そのまま更に下流に奈落に落ちていくように山田川方面に向かって流されていけば命にかかわる危険がありました。そこで自治会は市に、人が流されても暗渠の入り口で止まるように、そこに頑丈な鉄製の格子を設置させました。これは上げ下げできるものですが、子どもの力ではなかなか持ち上げは難しい。これが設置されたのは93(H5)年ごろですが、子どもたちが暗渠に入っていたことは、当時の自治会は知りませんでしたので、この小説の中での創作のように思いますが…?!(大人が知らなかっただけ?)。この暗渠は、水が流れていなくても入ることは大人でも恐ろしい(入ったことはありませんが多分)。なお、鉄製の格子は現在は、鍵の付いた鎖で固定されていて勝手に上げ下げできないようになっています。

(21)「市バス」(P.248・299)⇒⇒実際は、奈良交通バス

】作品の記述から、モデルが推察できるもの、モデルがあるとすればこれだといえるもの

(1) 「海辺のカフェ」(初出 P.5)⇒⇒サンマルク(いぐいぐブログ - 2 さんのページに写真あります)/このベーカリーレストランは、この住宅地の隣まち(上町かみまち)にあります。

 ○ 「海辺のカフェ」(初出 P.5)⇒⇒以前に真弓2丁目バス停前にあったケーキ&カフェのマダムエイジェイではないかとの指摘も受けました。

(2)「カフェ、レストラン、ブティック、電器店、書店、映画館まであって」「まるで一つの街みたいな」「ショッピングセンター」(P.92)⇒⇒映画館まである大規模なショッピングセンターである「イオンモール高の原」がモデル候補です。この店は、開業したのが07(H19)年5月で、この小説が舞台とする登美彦氏小学4年<88(S63)年4月から89(H元)年3月>ごろには、まだありませんでしたが、この小説が執筆されたとき<出版は10(H22)年5月>にはありました。

(3)「宇宙ステーションみたいな歯科医院」(P.7)⇒⇒94(H6)~95(H7)年ごろ発行の地図では山本歯科医院となっています。現在は、ともだ歯科医院(いぐいぐブログ - 2 さんのページに写真掲載されています)

 〇この医院は、この住宅地の隣まち(真弓)にあります。なお、この住宅地に歯科医院が開院したのは02(H14)~03(H15)年ごろです。

(4)「小学校まで通う。時間はおよそ二十二分かかる。」(P.8)⇒⇒生駒市立真弓小学校

(5-1)「カモノハシ公園」(P.9)⇒⇒四季の森公園真弓中央公園

(5-2)「カモノハシ公園のとなりにある小さな教会」(P.29)⇒⇒四季の森公園の近くにある教会がモデル候補ですが、この教会は、94(H6)~95(H7)年ごろ発行の地図には未記載なので違うかもしれません。この小説が執筆されたとき<出版は10(H22)年5月>にはありました。

 〇四季の森公園は池はありません。真弓中央公園は近くに教会はないが、大きな池がありアヒルとアイガモがいます。「カモノハシ公園」がいずれの公園をモデルとしているかは迷いますが、「カモノハシ公園には・・・・・運動器具が置いてある。」(P.63)ということで、やはり運動器具が設置されている四季の森公園なのでしょうか・・・。両方をモデルとしているというのを正解にしたいと思います。

(6)「学校のとなりに広がる草地・・・・・『ここは幼稚園を造る予定だったんだって』『でも、空き地のままだね』『中止になったのかな。それとも他のものを造るのかな』」(P.55~56)⇒⇒生駒市立真弓小学校の南隣の市立幼稚園建設予定だった空き地。市が、園児数の推移と3歳児保育の希望者の動向などを見極めながら検討を進めた結果、既存の施設の改修などで対応が可能なため幼稚園の新設は不要と判断して、この空き地を、市民に花と緑を育てる楽しみを知っていただく施設建設用地に転用活用することとし、01(H13)年度に花のまちづくりセンターふろーらむを開設しました(生駒市北部地図.jpgご参照)。

(7-1)「電車は二つの駅に停まってから、県境の山を抜けるトンネルに入った。暗いトンネルは大変長い・・・・・ぼくらは次の駅で降りた。そこは一度もおりたことがない中州型の駅だ。」(P.104~105)⇒⇒「ぼくら」が乗り込んだ「電車」は近鉄奈良線。乗り込んだ駅は、学園前駅。「県境の山」は生駒山。「トンネル」は新生駒トンネル。「二つの駅」(実際は「三つの駅」)とは、富雄駅・東生駒駅・生駒駅、「次の駅」とは石切駅。

 ○学園前駅から大阪方面に行く場合は、通常、富雄駅・東生駒駅・生駒駅・石切駅に停車する準急や普通には乗らず、富雄駅・東生駒駅は通過し、生駒駅に停車したあとは、大阪市内の鶴橋駅までノンストップの快速急行に乗ります。準急に乗る場合は座って行きたいときに限られます。この小説では、準急に乗ったことになっている(普通はあまりに時間がかかり過ぎるので乗ったと考えにくい)のは、途中下車を余儀なくされたという舞台設定上、快速急行(学園前駅から生駒駅まで7分ノンストップ/生駒駅から鶴橋駅まで14分ノンストップ)より準急の方がよかったからでしょう。または、「ぼくら」はのんびり座って行きたかったためと思われます。

(7-2)「電車は二つの駅に停まってから、県境の山を抜けるトンネルに入った。暗いトンネルは大変長い・・・・・ぼくらは次の駅で降りた。そこは一度もおりたことがない中州型の駅だ。」(P.104~105)⇒⇒「ぼくら」が乗り込んだ「電車」は近鉄奈良線。乗り込んだ駅は、富雄駅。「県境の山」は生駒山。「トンネル」は新生駒トンネル。「二つの駅」とは、東生駒駅・生駒駅、「次の駅」とは石切駅。

 ○この住宅地の隣まち(真弓)と富雄駅(学園前駅の西隣駅)を結ぶバス路線が、この小説が描く時期にはまだありました(現在は廃止されています)。従って、当時、この住宅地や真弓から大阪方面へ行くためには、近鉄奈良線の学園前駅と富雄駅のいずれに乗るかという2つ方法があったのですが、なぜか、「ぼくら」は、後者を選んだようです。

<18(H30).8.31追記>上記の(7-1)と(7-2)は、「新しい鉄道」(近鉄けいはんな線)の開業<06(H18)年3月27日>は、この小説の中では将来の話でとなっていることを踏まえた記述ですが、この小説の劇場映画(小説「ペンギン・ハイウェイ」 ついに、劇場映画化ご参照)では、近鉄けいはんな線はすでに開業していることを前提に、学研北生駒駅や新石切駅を含む近鉄けいはんな線が舞台となっています(劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の場面 VS その実物写真.pdfご参照)。

(8)「ぼくが散髪する店は・・・・・道路に面した壁がすべてガラスの変わった建物」(P.136)⇒⇒ワイズ登美ヶ丘店ストリートビュー)<「ペンギン・ハイウェイ」が書かれたころには、まだこの店はなかったのでは、という指摘を受けましたので、次のように訂正いたします。>

       ⇒⇒メンズカットハウスRENON<真弓4丁目バス停前>ストリートビュー

(9)「霧にしずんだ道路の向こうから、大きなシャトルバスがゆっくり走ってきた。ぼくらの街の果てにあるバス停に、空港へ行くバスが走ってくることをぼくは不思議に思った。いつの日かこんなふうにバスに乗って、宇宙へ出発する日がくるとしたらすてきなことがと考えた。」(P.309)⇒⇒「ぼくらの街の果てにあるバス停」とは、当時終着駅であった北大和5丁目バス停。「大きなシャトルバス」「空港へ行くバス」とは、関西国際空港リムジンバス。生駒市北部・奈良市西部と関西国際空港(関空)とを結ぶ奈良交通リムジンバスの路線は次のように変遷してきました(十分には調べることなく主に記憶に頼って記しましたので確実なものではありません。)。

 ①同リムジンバス開業当初は、奈良交通北大和営業所車庫(生駒市北部地図.jpgご参照)を出てバス回転広場に移動、そこでUターンして北大和5丁目バス停に移動、そこを始発にして、北大和1丁目・近鉄学園前駅を経由して関空へ。

 ②けいはんなプラザGoogle Earth)開業<93(H5)>奈良交通北大和営業所車庫を出てけいはんなプラザに移動、そこを始発にして、近鉄学園前駅を経由して関空へ。一部は、奈良交通北大和営業所車庫前の北大和1丁目バス停を始発にして、けいはんなプラザ・近鉄学園前駅を経由して関空へ(北大和5丁目バス停は始発駅でなくなった)。

 ③「新しい鉄道」の開業<06(H18).3>→けいはんなプラザ近鉄学園前駅間で学研奈良登美が丘駅に停車することになった。

 ④同リムジンバスの運行が北大和営業所から奈良交通奈良営業所に移管された<10(H22).3月>北大和1丁目バス停ーけいはんなプラザ間のリムジンバス路線は廃止→リムジンバスは、残念ながらついにこの住宅地を出発地にすることはなくなりました。

*追記:17(H29)年5月7日、近鉄学園前駅北口奈良交通バス停の関空リムジンバスについてお知らせする立て看板に「2017年1月28日より、東登美ヶ丘6丁目東駅廃止、学研奈良登美ヶ丘駅新設」と記載されているのに気づいたが、③(学研奈良登美が丘駅に停車することになった)は2017年1月28日からのことだったのか疑問が湧いている。

モデルになったのではないかと思われるもの

(1)「給水塔のそばにある白いマンション」(P.10)⇒⇒真弓配水場のそばにはマンションはありませんが、小さなマンションかと見間違えそうになる大きな住宅があります(白くはありません)。

(2)「市立図書館」(P.23)⇒⇒生駒市図書館かとも考えましたが、生駒市立図書館の謎(森見登美彦氏の蔵書検索結果)ミラーを見ると違うような気がします(bearing)。

(3)「学校のとなりに広がる草地には、水路がある・・・・・ぼくらが探検する水路は、東から西へ流れている。コンクリートで固められた水路の幅は約一メートルだ。水はぼくらの胸ぐらいある。」(P.55~56)⇒⇒かつて「学校のとなりに広がる草地」であった花のまちづくりセンターふろーらむの東から東南の隣地は長弓寺の境内で、その南端部分を「東から西へ流れ、幅は約一メートルで、水は晴れている日は底の方にしかない」水路があります。この水路は、真弓配水場のある分水嶺の方向に向かって遡上していますが、途中で途絶えています。

(4)「国道だ。水路はその国道の下のトンネルをくぐって、向こう側へ抜けている。トンネルは真っ暗だったのでぼくらは用心してくぐったけれど、ちゃんと歩行者用の道が続いていたので安心だった。」(P.79~80)⇒⇒「国道」は国道163号。この住宅地から国道163号の向かい側の鹿畑町に抜ける車1台が通行できるほどの水路に沿った道があり、この道は国道163号に突き当たると、その下をくぐって鹿畑町に入ります(このHatena Blogさんのページに写真掲載されています<「163号線をくぐる高さは180cmです」との表題の写真>)。

(5)「気がつくと、ぼくらはもう深い森を抜けて、広々とした青空の下に出ていた・・・・・草原だった・・・・・その草原はまわりを森に囲まれている。ジャバウォックの森の奥にある忘れられた土地なのだ。」(P.129)⇒⇒航空写真(=主舞台地図.jpg)で見ると、「ジャバウォックの森」の東側に草原のような荒地を囲む森があります。ここは行政区は奈良市ということもあって生駒市側の地元の人間も入ることはもちろんどんなところか知らない土地です。なお、その草原のような荒地を囲む森の一角に94(H6)~95(H7)年以降に生駒市側の地元の人が知らない間に、森が開かれて奈良市の配水池が建造されました。それに伴い、市道押熊真弓線から配水池までの未舗装一車線道路もつくられました。この道路は閉鎖され、配水池及び草原のような荒地を囲む森の周りは上部に複数の有刺鉄線が走るフェンスで囲まれており、「ジャバウォックの森」の東側一帯は現在も「暗黒(分からない、の意)」ゾーンとなっていますが、都市計画上は、【1】-(8)-②で述べたように、第1種中高層住居専用地域となっています。

【*】森見登美彦さんは、「ペンギン・ハイウェイ」と「千と千尋の神隠し」の舞台の共通点をこのように.pdf述べています。  「ペンギン・ハイウェイ」や「千と千尋の神隠し」の舞台となったのはこんなところ

【*】この物語の舞台である、「駅から広がってきた新しい街」にある、「給水塔」、「丘に続くコンクリートの階段」、「長い階段」、その二つの階段を結ぶ「市営グラウンド」に沿った「小道」の東側に広がる「ジャバウォックの森」、「高圧鉄塔」、「二車線道路」、「ぼくらの街の果て」にして「ペンギン作る」「実験場」である「バスが方向転換する広場」、「バスターミナルの裏にある森」、「『トンネルくぐり』というスズキ君帝国の有名な刑罰に使われていた」「暗渠」等を実際に探訪する(歩いて=冒険して訪れる)ことで、ペンギン・ハイウェイワールドを体感でき、“当たり前”のまちが、実は「ペンギン・ハイウェイ」というファンタスティックな物語を生み出すほどの、少年少女のみずみずしい感性を育む“有難い”まちであることを再発見することができるでしょう(舞台探訪順路.jpg)。

【*】「ペンギン・ハイウェイ」の舞台となった町での不思議体験

【*】ご紹介いただきました。

 ①「小説『ペンギン・ハイウェイ』舞台探訪 ガイドブック」⇒パインの目<ペンギンハイウェイのあらすじや意味は?物語の舞台はどこ?>

 ②「小説『ペンギン・ハイウェイ』舞台探訪 ガイドブック」<簡略版>⇒うさぎのカクカク情報局<映画『ペンギンハイウェイ』の聖地(ロケ地)モデルの場所は?>

UR所有地譲渡申し出公表以後 経過      

              これ以前の経過UR所有地譲渡申し出公表以前 経過

【17(H29). 1.13】URは、「高山地区用地関連図書再整理等業務 一般競争入札公告」を掲示(掲示文.pdf入札説明書.pdf仕様書.pdf

【16(H28).11.17】第2回第2工区まちづくり検討有識者懇談会

【16(H28). 9.14】9月定例会にて、吉波が一般質問「学研高山地区第2工区のまちづくり検討について」(報道記事.jpg

【16(H28). 9.26】市は、第1回第2工区懇談会の会議録を公開(報道記事.pdf)。

【16(H28). 8.31】第1回第2工区まちづくり検討有識者懇談会この懇談会についての記者会見資料.pdf予告記事報道記事

  〇参加者(委員)<敬称略> : 伊藤忠通 (奈良県立大学学長)/増田 昇 (大阪府大教授)/松中亮治 (京大准教授)/<座長村橋正武 (立命大上席研究員)/横矢直和 (奈良先端大副学長)/瀬渡比呂志(学研都市推進機構常務理事)/副市長

  〇非公開(なぜ非公開?.pdf

【16(H28). 8. 2】(株)URリンケージ西日本支社が受託候補者に決定

     この受託候補者は、東京都町田市の「北部丘陵地域まちづくり基本計画」策定業務を委託している(このページより詳しい業務実績はこちら [ PDF ]をご参照。

【16(H28). 7. 5】第2工区検討組織運営支援及びまちづくり検討業務に係る公募型プロポーザルミラーの公告(提出期限は同年7月25日)

   提供資料 : ①第2工区の将来のあり方  ②中間とりまとめ  ③最終とりまとめ案  ④最終とりまとめ案の土地利用計画案作成にいたるCADデータ  ⑤高山地区第2工区 航空写真データ  ⑥UR所有地 位置図

【16(H28). 5.27】高山地区土地購入契約に係る措置にかかる監査結果.pdfの告示 <13(H25).11.11~16(H28).2.24の詳細経過記述あり

【16(H28). 4.15】付の広報いこまに「学研高山第2工区のこれから」が掲載。

【16(H28). 4. 1】市は、学研高山第2工区(URニュータウン事業中止地域)に係る施策を担当する部署として、都市計画課内に「学研推進室」を新設した。今後、これを「学研高山地区保全推進室」と呼んだ方がよいものにしていきたいものである(京都府木津川市は、同じURニュータウン事業中止地域である木津北地区に係る施策を担当する部署として、都市計画課内に「木津北地区保全推進室」を設置している)。

【16(H28). 3.25】3 月定例議会で、開発目的で第2工区内のUR所有地を取得する議案が可決されましたが、今後の生駒市にとって大切なのは第2工区(里山)破壊をやめ、生物多様性の保全・活用を実現できるかどうかだと思います。

  この議案が可決された日の市長の日記 : 第2工区のポテンシャル(時代錯誤的な生産力を高める産業施設集積力)を活用するため開発することを表明。

  この議案が可決された日の吉波の日記.pdf : 第2工区のポテンシャル(私たちの暮らしに生物多様性のめぐみを与える力)を活用することがこれからの生駒市には大切であることを記す。

  ご参考:請願書2月臨時議会)→第2工区のUR所有地取得のための補正予算に対する反対討論同左)生物多様性の保全と持続可能な利用についての一般質問3月定例議会第2工区のUR所有地を取得する議案に対する反対討論(同左)

【16(H28). 2.24】2月臨時議会学研高山第2工区内の都市再生機構(UR)所有地の取得に関する補正予算議案が可決され、同請願書が不採択となった。

 それを受けて市長は、「開発中止という方針を撤回」 「開発を進める」と明言しました(市長日記)。しかし、里山の破壊は、多くの人々に深い悲しみと苦しみを与える.pdfことに思いをいたさなければなりません。

 また、市のHPに第2工区のUR所有土地取得についてが掲載されました。

【16(H28). 2.19】2月臨時議会にUR所有地取得の補正予算案提案(報道記事

【16(H28). 2.17】市は「学研高山第2工区内のUR所有地の取得へ」を正式に表明(報道記事.pdf報道記事.pdf報道記事.pdf)。

【16(H28). 2.13/.17】「学研高山第2工区内のUR所有地を市が取得へ」が報道されました(報道記事.pdf報道記事.pdf)。

【16(H28). 2. 5】第7回学研高山地区第2工区庁内検討会議が検討内容をとりまとめた(学研高山地区第2工区の将来のあり方に関する検討結果.pdf)。

【15(H27).10.22】これ以降16(H28).2.5まで、7回の学研高山地区第2工区庁内検討会議(検討経過及び検討内容.pdf

【15(H27). 6.12】市は、6月定例議会にて「14(H26)年3月に、工区の約6割に当たる約160ヘクタールを所有する都市再生機構(UR)から、所有地を譲渡する申し出があった」ことを公表(報道記事.jpg)。

【14(H26). 3】URから所有地譲渡の申し入れ・協議開始<このことについて、15(H27). 6.12まで非公表>

岸和田市丘陵地区整備事業  

(1)岸和田市丘陵地区整備課

(2)土地利用計画.jpg参考図.jpg)   岸和田丘陵地区地区計画

(3)行き詰まりの「岸和田丘陵地区整備事業」

(4)産業団地失敗 農業に光明.pdf

(5)まちづくり検討有識者懇談会が参考にしている資料

生駒伝承「神功皇后と鶏」/生駒伝承「生駒の産土神の鶏追い」     

「神功皇后と鶏」あらすじ

 神功じんぐう皇后が三韓(古代の朝鮮半島)征伐に向かって暗越くらがりごえ奈良街道(注1)を進軍する途上、生駒の暗峠(注2)の麓に宿営した。皇后は鶏に明朝鳴いて出発の時を知らせるようにと厳命した。しかし、いつまでたっても鶏は鳴かなかった。そのため皇后は出発できなかった。大変怒った皇后は鶏を龍田川に捨ててしまった。しかし、下流のほとりの龍田大明神は、神の使いでありながら流されている鶏を救い上げた。それより、鶏は龍田神社にて人々の清めを司っている(注3)。そして、毎年元旦には神社の裏山から金の鶏の吉兆の鳴き声が聞こえるという。(皇后の宿泊地には諸説ある。また、鶏は早く鳴きすぎた、遅く鳴きすぎた、との説もあるが、要は、鶏は神功皇后が征伐戦争に出発する時を命令通りに知らせなかったのである。) 

   (注1)暗越奈良街道⇒このページの(1)・(3)・(4)・(6)をご参照。

   (注2)暗峠⇒生駒検定<問13>をご参照。

   (注3)龍田神社の鶏⇒龍田神社の鶏の話をご参照。

「生駒の産土神うぶすながみの鶏追とりおい」あらすじ

  生駒(生駒山とその麓)の産土神(その土地を守護する神)は伊古麻都比古神いこまつひこのかみ(生駒を守護する男の神/「都」は「の」の意」)と、伊古麻都比賣神いこまつひめのかみ(生駒を守護する女神)の2神で、この2神は、神功皇后軍の出発の合図をするよう命じられていた鶏を未明(午前3時ごろ)に追い払うことで、神功皇后軍をして征伐戦争に出発させないようにした。(こちらの伝承によれば、生駒の守護神である産土神は、征伐に加担することで堕落することから生駒の鶏を守護したのである)。

<3>以上は、生駒検定<問21>その解答・解説を元に記述しました。

こんな学校「管理」職が少なくない(教育荒廃の最大原因)     

 ~こんな学校「管理」職が少なくないのに、学校「管理」職に「リーダーシップ」(似非リーダーシップ)などというものを求めるから、いつまでも教育問題は解決しない(学校は悪くなる)~

(4)「校長」というのは「基本的人権の何たるかを知らない人たち」のこと(例外もあるが)。教育現場でパワハラを行使する校長と闘っている良心的教員はそのことを痛感させられていますが、(3)のご両親のように自分の子どもをひどい目に合わされた方たちを除いて、そのことを認識されていない方が多いようです。しかし、気に入らないということだけで他者を土下座させ、それを阻止することもせず、問題にもしない「醜悪な校長たち」を報じるこの記事.pdfを読めば、そのことが分ると思います。

  また、いじめ自殺事件が起こった学校の校長の記者会見や事件にかかる対応を見ても、そのことが分る場合が多いです。

(3)青森中1いじめ自殺、焼香に訪れた校長が仏前でした“トンデモ発言”.pdf

(2) 民間人校長制度が教育を荒廃させる理由

(1)大川小学校の惨事が問うているものの【4】-(2)-<2>校長が「トンデモ校長」であったといわざるを得ない根拠

(*)学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等管理職と教員の階級制ご参照」

「地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について」の反対討論

                     参考:年金用語集議員年金の復活計画.pdf年金が必要、動く議員「地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書」に対する反対討論(九度山町議会)専業して金が足りないから厚生年金で面倒見て…そんな政治家大丈夫ですか?900議会が意見書可決 「議員年金」復活許してはいけない.pdf/国民の声⇒その1.jpgその2.jpg

 本意見書は、議員年金が平成236月に廃止されたことにより、地方議会議員にとっては、将来に対する保障が大きく縮減することとなった状況を背景に、議員のなり手不足が問題となっている自治体も出てきており、また、経験や能力を有する現役世代が議会に参入しがたい状況も生じているので、人材確保の観点から、地方議会議員の処遇改善の一環として、現在国民年金しか加入できない地方議会議員の厚生年金加入に向けた取り組みを国に強く求めるというものです。しかし、本意見書は、国民・市民の理解を得られないものです。その理由を、以下、述べます。

 さて、国民年金しか加入できない「第1号被保険者」は、地方議会議員だけではありません。昨年12月の厚生労働省発表では約1800万人に上っています。国民年金だけでは将来に対する保障が不十分だとして地方議会議員のみを厚生年金に加入できるようにすることは、国民年金しか加入できないで将来に対する不安を感じている多くの人々を置き去りにし、自分たちだけ抜け駆けする、議員に再び特権を与える行為です。かつての議員年金が特権だとして批判されて廃止されたことを忘れてはなりません。議員は特別だという意識こそ最も批判されなければなりません。

 国民年金だけでは不安だと思うなら、国民年金を補う制度、つまり、厚生年金加入者と「第1号被保険者」との年金額の差をなくすために設置されている国民年金基金 確定拠出年金個人型付加年金を活用すれば済むことです。それでもまだ不安、国民年金とそれを補う制度が不十分、だと思うなら、それこそ議員の務めとして、すべての「第1号被保険者」の不安解消のために国民年金とそれを補う制度の拡充を求める意見書を提出すべきです。

 これらをやらないで、地方議会議員のみの厚生年金加入を求めることはどうことになるでしょうか。地方議会議員が厚生年金に加入すれば、厚生年金保険料の半分に税金が投入されます(厚生年金の保険料を会社が半分負担してくれる)。地方議会議員のみの厚生年金加入実現を求めることは、血税投入によって地方議会議員のみの処遇アップをはかろうとしているとのそしりを免れることはできません。

 国税庁が先月11日に公表した「民間給与実態統計調査結果」によれば、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年間給与は、この場合の年間給与は1年間の給料・手当及び賞与の合計額で給与所得控除前の収入金額をいいますが、25歳~29歳で352万円、最も金額が多い50歳~54歳で509万円、全年齢平均で420万円となっています。正規・非正規雇用に分けて計算した平均年間給与についてみると、正規雇用が485万円、非正規雇用が171万円となっています(参考:正規と非正規との違い)。それと地方議会議員の年間報酬との差を本市の議員の年間報酬で見ると、本市の議員の年間報酬が約825万円ですから、それと平均年間給与の差は、正規雇用で340万円、非正規雇用ではなんと654万円となっています。非正規雇用でしか働けない方々が、この数字を見ながら、じぶんたちよりはるかに多い年間収入を得ている地方議会議員が更なる処遇改善を求めていることをどのような気持ちでご覧になるでしょうか。

 なお、小池都知事が主宰する「希望の塾」の塾生の約3000人が地方議員等の選挙への出馬を希望しているとの発表(ご参照)や昨年春の生駒市議会議員選挙では定数24人に対し33人が立候補したことなどを見ると、地方議会議員のなり手不足の原因は厚生年金に加入できていないことにあるのではないことがわかります。従って、いくつかの自治体での議員のなり手不足問題の解決に地方議会議員の厚生年金加入が必要との本意見書の見方は的外れであり、議員のなり手不足問題の解決に厚生年金加入が必要というのは、全国の地方議会議員の厚生年金加入による処遇アップをむりやり正当化させるための口実であるといわざるを得ません。

 さて、今日、日本でも経済格差が拡大し、厚生労働省が昨年12月に発表した「就業形態調査」によると非正規雇用が初めて4割の大台を超え(ご参照)、厚生年金に加入できる資格を得られるような定職につけない、国民年金の保険料を納められない、など若い世代の貧困化が進んでおり、このままでは将来的に無年金者が増大するともいわれています(ご参考)。厚生労働省が3年ごとに実施している「相対的貧困率」、つまり、国民一人ひとりの所得を順番に並べたときの真ん中の人の額(中央値)の半分(貧困線)に満たない人の率、の調査では、その率は調査開始の1985年には12%であったのが、その後増え続け、2012年では16.3%となっています(ご参照)。かかる、貧困化の進行を背景に、経済格差や若者の貧困をとり上げるテレビ番組がゴールデンタイムでも放映されるようになっています。

 例えば、今年8月18日のNHKの「ニュース7」の貧困女子高生の特集ニュースは大きな反響を呼びました(ご参照)。今月の16日にはカンテレの「格差はなぜ世界からなくならないのか」との番組(ご参照)の中で池上彰さんが「戦争中は格差が縮小する」と解説しました。これは、格差と貧困に苦しむ若者が「戦争だけが唯一の希望」という気持ち・気分を持つようになっている(ご参照)理由を説明するものとなっていました。同じ日のNHKの番組かんさい熱視線(ご参照)では、格差社会で生きることの“痛み”を表現した短歌が若い世代を中心に共感を呼んでいる、セーラー服歌人鳥居さんのいくつかの歌、例えば「けいさつをたたいてたいほしてもらいろうやのなかでせいかつをする」が紹介されました。なお、その歌は全文ひらがなです。

 このように、経済格差や貧困化が進行し、若者をはじめ多くの人々が将来の保障はおろか現在の生活の保障すら十分に得られていない(ご参照ミラー)中で、経済格差や貧困に苦しむ人々の処遇改善を求める意見書ではなく、地方議会議員の処遇改善のみを求め、自分たちだけの老後を心配するがごとき意見書を提出することは、やはり地方議会議員は自分のことしか考えていないということを国民・市民に再確認・再認識させることになり、地方議会議員ボランティア化論・地方議会議員無作為抽出選定制導入論、更には地方議会議員不要論を一層高め浸透させることになります。そして、政務活動費問題等で信頼が低下している地方議会や地方議会議員不信をさらに強めることで、良識ある議員のなり手不足が更に進み、志ある若い世代や優れた経験や能力を有する現役世代をますます地方議会から遠ざけることになります。

 かかる地方議会の荒廃につながるような意見書は提出すべきではないと考えます。

 本意見書と同内容の意見書がすでに約半分の都道府県議会で採択され、今月にはいくつかの市町村議会でも採択される見込みとのことです。そろそろ老後のことが心配になってきた年齢の議員さんが老後の処遇に係る意見書を提出したいと思う気持ちは理解できなくもありませんが、老後のことなどまだまだ先の若い議員さんで、同世代の低賃金非雇用にあえいだり国民年金保険料を納入できないほど困窮している方々よりはるかに多い年間収入のある若い地方議会議員さんまでもが、自分たちだけ税金の投入によって老後の安泰を確かなものにしようとする意見書を提出しようとすることには心寂しいものを感じます。自分たちのことしか考えないのではなく、社会的に、経済的に、精神的に、身体的に苦しんでいる人々の気持ちに寄り添い、それらの人々の福祉向上と幸せの実現に努力するのが議員たる者の務めであることを、老婆心ながら申し上げたいと思います。

 地方議会の荒廃、若い地方議会議員の気持ちの荒廃につながるような意見書は提出すべきではないと考え、本意見書に反対いたします。

一般質問 : 生駒市の学校・教育にかかる課題について 

 このところ、以前にもまして、学校・教育にかかる報道が多くなされています。それを踏まえ、生駒の学校・教育においても今大切なことと思われる課題について、質問いたします。

「市内中学生熱中症事故調査委員会」について

 東北大震災時における大川小学校事故(ご参照)を検証する第三者委員会である「大川小学校事故検証委員会」が設置された際、「市や県の教委と結びつきの深い人物は入れないで欲しい」「遺族も検証に加わりたい」などの児童遺族の要望は聞き入れられませんでした。また、委員会は、設置要項に「目的」が無く、「だれのために何を検証するのか」も不明確で、当初から法律上・行政上の責任追及はしないという前提でスタートしました(ご参照1ご参照2)。そして、その最終報告は真実を明らかにしていないとして、児童遺族は2014310日に提訴し、この1026日、仙台地裁は学校側の過失を認定し23人の児童遺族に計約14億円の支払いを石巻市と宮城県に命じました。

 本市でも、第三者委員会である「市内中学生熱中症事故調査委員会」(会議の概要等)が設置され、第1回委員会が1115日に開催されていますが、この委員会についてお伺いいたします(生駒市立中クラブ活動 熱中症死亡事故については、こちらをご参照)。

Q.委員構成や目的等について遺族の同意を得ているか。

A.調査委員会設置に至った経緯や設置の趣旨などをご遺族に説明するとともに、委員選任に当たっても、調査の公平性・中立性を確保する観点を踏まえた上、ご相談させていただきながら進めてきた。

 

Q.これまでの各自治体での学校事件・事故に関する調査や検証を行なう委員会(ご参照)には、「大川小学校事故検証委員会」のように十分には機能しなかったものもある。「市内中学生熱中症事故調査委員会」を十分に機能させるためにどのようなことに留意するつもりか。

A.平成283月に文部科学省から出されている「学校事故対応に関する指針」に基づき、学校管理下における原因究明及び再発防止のための取組について検討するためのものであることに留意し、委員の皆様に検証を進めていただいている。

 

学校図書館について

Q.113日の毎日新聞によれば、同新聞が学校図書館協議会の協力を得て実施した「学校読書調査」で、学校図書館で働いている先生にどんなことをしてもらいたいかを尋ねたところ、小学生は「本がある場所を案内してくれる」が53%と最多で、「安心できる場を作ってくれる」は46%で2位だった。しかし、中学生になると、「安心できる場」が45%でトップになり、42%の「案内」を逆転したとのことである<学校図書館の(1)ご参照>。

 このように、学校図書館を「安心できる場所」にしてほしいという児童生徒の要望が高まっているところから本市でも、学校図書館の役割に「安心できる場所」を加えるべきだと考えるが、いかがか。

 なお、滋賀県東近江市立図書館が10年程前から「自殺したくなったら図書館に行こう」との呼びかけを行なって以来<図書館の力の(1)ご参照)公立図書館を「安心できる場所」にする動きが広まって来ており、昨年8月末には鎌倉市図書館が次のような呼びかけを児童生徒におこなったことが報道され話題となった<図書館の力の(29)ご参照>。すなわち、「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。」

 今回の毎日新聞の「学校読書調査」の結果は、このような流れ・動きと符合している。

A.学校図書館は、読書活動や読書指導の場である読書センターとしての役割と、子たちが調べ活動等を行う学習センターとしての役割とともに、児童生徒の人間形成や情操をはぐくむ場としての重要な役割を果たす場所と認識しており、その意味では「安心できる場所」に近い環境にあると考えている。そのため、本市では、市費での学校司書をあすか野小学校、壱分小学校、光明中学校の3校に週3日、他の16校に週2日配置し、学校図書館の環境整備をはじめ、子どもたちへの読み聞かせなど安心できる場所として支援している。

 

Q.文科省が実施した「平成28年度 学校図書館の現状に関する調査」<学校図書館の(3)-②ご参照>によれば、本市の小学校全12校のうち、学校図書館図書標準、つまり整備すべき蔵書の標準を達成しているのは5校のみで、中学校では、全8校のうち、それを達成しているのは2校でしかない。すべての学校で、図書館活用を活発にしつつ図書館図書標準を達成すべきと考えますが、いかがか。

A.学校図書館図書標準を達成していない学校もあるが、平成28年4月現在の調査で、学校図書館の蔵書数は昨年度に比べ、小中学校全体で約9100冊増加しており、各学校での図書充足率は、小学校では最高が151.7%、平均では103.1%、中学校では最高が113.3%、平均では83.4%となっている。図書標準は学級数から設定されることから、学級数の多い都市部では達成が難しい状況もあるが、学校での図書の役割からも積極的に達成するよう進めてまいりたい。

 

通級指導の制度拡充について

Q.「通級指導の制度拡充」を求める声が高まり、全国的な署名活動が行なわれて1111日に3万人分の署名が文科省に提出され、同17日には日本発達障害ネットワークなど四団体も同省に緊急アピールを提出している<特別支援教育 の【2】-(1)ご参照>が、本市における通級指導<特別支援教育 の【1】ご参照>の現状と課題についてお教えいただきたい。

A.本市では、生駒小学校に通級指導教室が昭和51年に設置された。また、就学前幼児のための支援機関である「生駒市ことばの教室」が併設され、現在幼児34名、小学生122名、合計156名を、県費教員2名、市費指導員3名の5名で指導に当たっている。個別指導、グループ指導により、ことばの遅れやコミュニケーションの弱さなどに対して、指導するとともに、通級児童の在籍校を訪問し、在籍学級の担任に関わり方や指導方法について助言を行うなどの連携を図る巡回教育相談にも取り組んでいる。課題としては、指導に対するニーズに対し、現在300名を超える経過観察児童を抱えていることである。県費教員の増員を県に働きかけるとともに、経過観察児童の教育的ニーズに対応できる力量を各校で高めるよう、特別支援教育コーディネーターの研修を充実し、一人ひとりのニ-ズに応じた丁寧な支援を進めてまいりたいと考えている。

 

小学校高学年で英語正式教科化について

Q.早くも09(H21)223日に朝日新聞が、英語教育を先行実施した小学校ではどんどん英語嫌いが増えていると報じ(ご参照.jpg)、科学的な外国語教育の確立をめざして活動を行っている小学校から大学までの外国語の教員からなる全国組織である新英語教育研究会が14(H26)813日に、小学校英語の実施学年の低学年化と正規教科化は、小学生の知的発達に負の影響を及ぼすと考えられるので撤回していただきたいとの要望書を文科省に提出する(ご参照)など英語を小学校で教えることについては様々な弊害をもたらすとの指摘がなされてきた(英語教科小学校導入批判ご参照)にもかかわらず、英語教育の小学校への導入は推進され、ついに次期学習指導要領の改定に伴い、20(H32)年度に英語が小学校高学年で正式教科になることが決定された。これについては、この917日の毎日新聞が、高学年を担当する小学校教員100人にアンケートしたところ、半数近くが、教員も児童も負担ばかりが増えるなどとして反対している、と報じている(ご参照.pdf)。そこでお聞きする。

 小学校高学年で英語を正式教科として実施することでどのような課題があるとお考えか。また、それに対してどのような対処をしようとお考えか。

A.平成272月に文科省が無作為抽出で全国公立小中学校に実施した外国語活動実施状況調査によると、小学校5、6年生の72.3%が英語の授業が好きと回答し、また、英語の勉強は大切だと思うかの問いに対し、同じく85.3%が肯定的な回答をするなど、高学年の英語に対する意識は高い状況である。それに対し小学校教員は、複数回答で、51.7%が教員の指導力、48.7%が教材・教具等の開発や準備の時間などを課題として挙げている。本市では、本年度策定した教育大綱アクションプランの「21世紀を生き抜く優しくたくましい人づくり」の中で「グローバル時代に対応した英語教育の推進」を掲げ、平成32年度からの新学習指導要領による新しい英語教育の全面実施に先行し、英語教育を推進してまいりたいと考えいる。具体的には、市独自で本年2学期から小学校1、2年生にALTを配置するとともに、平成30年度からは現在3、4年生の英語活動を年間10時間程度から35時間に拡充する予定である。また、今後の対応として、課題である教職員との連携や授業のレペルアップのためのALTコーディネーターの増員、教職員等で組織する英語教育推進委員会の設置や副読本の作成など、義務教育9年間を見据えた系統的な英語教育を進めていきたいと考えている。

最後に(要望)

 生駒の小中学校は学力の高いことで知られていますが、今回の質問で、学校図書館や通級指導についても熱心であることがわかりました。生駒市は環境モデル都市ですが、教育モデル都市とも呼ばれるようになる素質も十分に持っていると思います。子どもを通わせたいと若年夫婦が望み、子どもたちも楽しく学べる、そんな学校づくりに努めていただきますようお願いして終わります。

 

 

 

 

 

 

16(H28)年 12月定例議会 

議案一覧開会報道記事.pdf)  市長記者会見(11月25)質疑応答.pdf  日程  一般質問(吉波⇒生駒市の学校・教育にかかる課題について)  <この議会より、議案説明会での読み上げ説明文書が、議案説明会後に議員に配布されることとなった。>

注目議案・賛否の分かれた議案

一般会計補正予算

   ①概要(記者会見資料).pdfケアマネジメント適正化推進事業.pdfの補正予算化あり)   ②予算委員会で付託審査  ③反対なく原案可決

条例の改正・制定 

(1)行政組織条例の改正

  ①本年4月設置の医療介護連携ネットワーク協議会の運営など地域医療連携を推進していくための体制整備のため福祉健康部の分掌事務に「地域医療連携」を加える。  ②企画総務委員会で付託審査  反対なく原案可決

(2)議員の報酬等に関する条例等の改正16(H28)年3月定例議会14(H26)年11月臨時議会にも同様の議案が上程

  ①人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じた特別職の国家公務員(首相・大臣など/国会議員は含まない)の期末手当の引き上げ(特別職の職員の給与に関する法律を改正する法律ご参照)に準じて、議員・理事者(市長・副市長・教育長・水道事業管理者)の期末手当を引き上げるもの。

  ②企画総務委員会に付託

  ③人事院勧告は、一般職の国家公務員の労働基本権制約の代償措置として、社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保するために行われるもので、それに基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じて特別職の国家公務員の給与まで改定する必要はない。従って、その改定に準じるということは、地方自治体の議員等の期末手当等の改定の理由・根拠にはならない。アベノミクスで貧困・格差拡大が進んだという見方があり、また、今は、家庭ゴミ有料化等、市民に一定の負担をかけることに市民の理解が必要な施策も実施している。こんな中、議員等の期末手当が理由・根拠なく引き上げられることは市民の理解が得られない。

  ④反対9(吉波・共産3議員・民進1議員・大樹M議員・無会派N・I議員・沢田議員)で可決。

高山竹林園条例の改正

   ①施設管理を来年7月から指定管理者に移行する。  ②企画総務委員会で付託審査  ③地場産業振興の観点と、地域の観光資源(くろんど池、長弓寺、圓證寺、茶せん)に理解ある事業者を選びたいとの観点から、指定管理者は非公募で選定の予定   ④反対なく原案可決

 

条例の改正制定・予算決算以外の市長提案議案

裁判上の和解

   ①損害賠償請求事件についての和解  事件の概要:本市が発注した谷田大路線道路改良工事(契約工期はH20年11月~H22年5月)において施工したモチ川の改修工事により、原告が所有する土地及び自宅兼店舗の建物が損害を受けた。

   ②企画総務委員会に付託   ③反対なく原案可決 

指定管理者の指定

   ①(仮称)テレワーク&インキュベーションセンター整備運営事業に係る公募型プロポーザルにて選定した(株)ワイズスタッフテレワーク&インキュベーションセンターの指定管理を行わせる。指定管理料は無料。

   ②企画総務委員会に付託   ③反対なく原案可決

公の施設の区域外設置

   ①平群町の公営東山駅前駐車場(実際は駐輪場)の拡張部分を平群町の区域外の生駒市道敷地の一部(32.42㎡)で行いたいとの申し出があり、地方自治法 第244条の3第1項に基づき、議会の議決を受ける。

   ②企画総務委員会に付託   ③反対なく原案可決

議員提出議案

(*)地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書

   ①この意見書の主張は、吉波の反対討論の冒頭部分で簡潔に述べている。

   ②全国的にも注目され、各地方議会でも攻防が行われている意見書であり、反対討論と賛成討論がいずれも2つ行われた。

   ③反対6(吉波・共産3議員・無会派N・S議員)で可決。

特記事項

市民文教委員会

 <1>「生駒市いじめ防止基本指針」の策定に係るパブリックコメントの実施についての調査⇒すでに、いじめ防止に係る法令・指針等は下記の5つもあり、「生駒市いじめ防止基本指針」を加えると6つとなり、これらを読みこなすだけでも現場教員に多大な負担をかけ、更に多忙化させることになるが、「生駒市いじめ防止基本指針」が策定されたのち、これが有効かどうかの検証をしていただきたい、との意見を述べました。

   ①いじめ防止対策推進法(以下、「法」)<13.6.28 公布/13.9.28 施行>

    ②法第11条(文部科学大臣は、関係行政機関の長と連携協力して、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針を定めるものとする)に基づいて定められたいじめの防止等のための基本的な方針(いじめ防止基本方針)<13.10.11 策定>

   ③法第12条(地方公共団体は、いじめ防止基本方針を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体におけるいじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針(以下「地方いじめ防止基本方針」という)を定めるよう努めるものとする)に基づいて定められた県いじめ防止基本方針<16.3.31 策定>

   ④県教委はいじめ早期発見・早期対応マニュアルを作成(報道記事.pdf)<12.12>

   ⑤法第13条(学校は、いじめ防止基本方針又は地方いじめ防止基本方針を参酌し、その学校の実情に応じ、当該学校におけるいじめ防止等のための対策に関する基本的な方針を定めるものとする)に基づいて各学校が定めた基本指針(桜ヶ丘小学校いじめ防止基本方針など)

 <2>(仮称)生駒北学校給食センター整備運営事業に伴う実施方針及び要求水準書について調査

 <3>スポーツ推進計画(スポーツ振興基本計画後期計画)の策定に係るパブリックコメントの実施についての調査⇒「体育の授業以外で週に1回以上運動・スポーツを行う子ども(小学生)の割合(H27の現状値は65.8%)の目標値(H32)は80.0%」となっていることにより、スポーツすることが強制や望ましいこととなり、経済的・精神的・身体的にスポーツが出来ない、したくない子どもが、スポーツしない・出来ないことで苦しむことのないよう、スポーツが出来ない、したくない子どもも認めるよう要請しました。

厚生消防委員会

 <*>市立病院の平成27年度事業報告(実施状況調査報告)及び平成28年度中間報告について調査(ここにその調査資料が掲載されている) 

【*】議会報「市議会のうごき」最新版とバックナンバー

タウンミーティング  

【16(H28).12.18】超高齢社会に対応する高齢者福祉施策の今後のあり方について(お知らせ.pdf案内記事.pdf開催報告

【16(H28). 1.18】超高齢社会に対応可能な交通費助成制度と高齢者福祉施策のあり方について

【10(H22). 7.24】10(H22)年度 第4回

 

特別支援教育  

【1】生駒市

(1)生駒市の特別支援教育 ことばの教室(幼児) ・ 通級指導教室(小学生)/左2つの分室である通級指導教室 エル(小中学生)

(2)ことばの教室における保護者支援  通級指導教室について  発達の気になるお子さんに関する相談  活動報告

【2】全国

(1)通級学級充実訴える署名活動.pdf通級制度拡充を求める署名活動.jpg通級指導担当教員増を求める緊急アピール.pdf

(2)障がいのある子どもたちの教育条件改善を求める意見書(西東京市).pdf

 

市立病院をめぐる動き<開院後> 

17(H29).11.30】第7回病院管理運営協議会報道記事.pdf

17(H29).11.15】現在の運営状況のお知らせ.jpg(いこまち)

17(H29).11.14】生駒市立病院で医療事故(注射器を再使用)

【17(H29). 8. 1】新院長が9月1日に就任するとの報道(報道記事.jpg

【16(H28). 7.20】第6回病院管理運営協議会⇒案件:平成28年度実施事業報告書(2年目は6億円赤字/計画より1億円縮小)<報道記事.jpg

【17(H29). 4.16】市立病院報告・懇談会.pdf

【17(H29). 4. 7】診療科目に皮膚科が追加されました(議会への報告.pdf)。

【16(H28).11.24】第4回病院管理運営協議会報道記事.pdf

【16(H28). 7.15】診療科目に「血管外科」が追加された(お知らせ /議会への報告.jpg)。

【16(H28). 7. 9】生駒市立病院への爆破予告.pdf報道記事.jpg報道記事

【16(H28). 6.27】厚生消防委員会⇒調査事項は、病院事業推進委員会第18回会議の報告案件(平成27年度市立病院の管理運営に関する事業報告書/平成28年度4~5月の市立病院の管理運営等/市立病院の管理運営に関する今後の取組)と同じ。

【16(H28). 6.23】第3回病院管理運営協議会 協議資料⇒平成27年度生駒市立病院の管理運営に関する事業報告書.pdf平成27年度生駒市立病院管理運営状況に関する附属資料.pdf

【16(H28). 3.24】第17回病院事業推進委員会で、今年度事業計画(赤字7億円想定)が報告された(報道記事.pdf)。

【16(H28). 2.24】第2回病院管理運営協議会

【15(H27).11.25】第16回病院事業推進委員会は救急科と形成外科の追加を了承し、市立病院は14科体制となる(報道記事.pdf)。

【15(H27). 9.16】市は市議会一般質問で、今年度は救急輪番の参加を見送ることを明らかにした(報道記事.pdf)。

【15(H27). 9. 7】第1回病院管理運営協議会:市が開院から3カ月間の運営状況を公表(報道記事.jpg

【15(H27). 9. 1】病院建設課が病院事業推進課に名称変更

【15(H27). 6.18】市は6月定例議会で、上程した病院事業会計補正予算案(その概要.pdf)の取り下げを議会に申し入れ。その理由は、市立病院が休日夜間の「産婦人科病院一次」と「小児科病院」の輪番体制に10月より参加(前者は月10回、後者は月4回)するための病院運営補助金を予算化したが、その参加体制が構築できるかが不透明であるため。<報道記事.jpg

【15(H27). 6.15】市は6月定例議会で、開院した市立病院の状況等を説明(報道記事.jpg)。

【15(H27). 6. 2】生駒市立病院のホームページ開設

【15(H27). 6. 1】開院報道記事.pdf)・報道記事.pdf  市立病院管理運営協議会設置要綱を施行。

以前⇒病院院建設をめぐる動き<開院前の2>

生駒駅前再開発

施設建築物工事竣工(14年2月)後

<経過>

【16(H28). 6. 9】生駒駅前広場が、第2回「まちなか広場賞」の「特別賞」を受賞しました(報道記事.jpg)。

【14(H26). 6or7】再開発組合が、再開発事業が3つの賞を受賞したことを市長に報告(報道記事.jpg)。

【14(H26). 5.17】生駒駅前を盛り上げよう!いこま若者交流事業「ダンスフラッシュモブ」開催(報道資料.pdf報道記事<動画あり> ミラー報道記事 動画 : フラッシュモブ(若い力×生駒市)  ・ 26年6月1日のラブリータウンいこま)。

【14(H26). 4.20】ベルテラスいこまがグランドオープン(お知らせ.mht予告記事.pdf)。

【14(H26).  4.19】市は、市民が撮り続けた「ベルテラスいこま」の2年間(467枚の写真)を動画にして公開(報道資料.pdf動画)。

【14(H26). 3.22】竣工(落成)式(報道記事.pdf

【14(H26). 3.19】市は、事業概要書を公表(報道記事.pdf)。竣工式は3月22日、施設棟「「ベルテラスいこま」のグランドオープンは4月20日(報道記事.pdf報道記事.jpg)。

【13(H25). 3. 6】 いよいよベルテラスいこまが14(H26)年4月20日にグランドオープン(市長日記.mht

【13(H25). 3. 4】全協で、理事者が、生駒駅前アンテナショップの説明をした(説明資料.pd報道記事.pdf)。

<資料>

(2)ベルステージ賑わい創出事業 実施計画.pdf

(1)「路上ライブ」.pdf

再開発事業

(1)経過

【13(H25).12. 2】全協での「生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業の進捗及び関連事項について」の理事者説明 : 説明用資料は次の通り

   ①生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業の進捗について(開発部).pdf

   ②ベルテラスいこま自動車駐車場の先行オープンについて(市民部.pdf

   ③生駒駅前にぎわい創出拠点<生駒駅前ショップ>の運営体制等について(環境経済部).pdf : 13(H25)年 9月定例議会で再議に揺れた議案等まとめご参照)生駒駅前ショップは結局こういう形となりました報道記事.pdf)。

13 (H24). 9. 9生駒駅前にぎわい創出事業計画策定等業務に係る公募型プロポーザルミラーの審査結果公表(業界記事.pdf

13 (H24). 7.22】生駒駅前にぎわい創出事業計画策定等業務に係る公募型プロポーザルの公示

【12(H24). 9. 4】Photo生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業に伴う「施設棟」の愛称が決定しました(報道資料.pdf)。施設棟の概要(報道資料).pdf 施設棟の鳥瞰図→(クリックで拡大)

(2)計画案

 ①タウンミーティング<09(H21).6.21>配布資料(「事業協力者提案計画」所収)

 ②準備組合施設計画案

 ③事業計画案⇒(3)へ

(3)生駒駅前北口第二地区準備組合ミラー)  市のHPの駅前北口第二地区第一種市街地再開発事業のページミラー

(4)準備組合における入札

  ①「施設建築物の基本設計業務」の入札 公告文   共通仕様書  特記仕様書

  ②「資金計画作成業務」の入札 公告文   特記仕様書

学校図書館 

                    図書館もご参照

(6)「漱石ありますか」と学校図書館へ来た生徒に、学校司書が違う本を勧める理由ミラー学校司書の仕事と必須性について記されている。

(5)自分に戻れる時間が学校の図書室での読書だった (自殺したくなったら学校図書室へ).pdf

(4)文科省の「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」(第8回

(3)文部科学省HPの学校図書館のページ

  ②奈良県の各公立学校における学校図書館図書標準の達成状況.pdf平成28年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果より)

  ①「司書教諭」と「学校司書」及び「司書」に関する制度上の比較

(2)学校図書館の非正規職員最低賃金以下も/「やりがい」…でも低待遇 非正規司書、年収200万(報道記事.pdf報道記事.pdf

(1)第62回学校読書調査(16年6月実施)学校図書館は「安心できる場」に.jpg自治体が読書推進策など>

いじめ問題 

        ○24時間子供SOSダイヤル

  ○平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の確定値の公表について(文科省)<いじめ認知件数はP.22>/左の続き<不登校者数はP.62>

 ○いじめ問題についての緊急の処方箋(今すぐの解決策)根本的な処方箋

 ○県・市の動き  ○文科省⇒いじめの問題に対する施策いじめ防止対策推進法いじめの防止等のための基本的な方針(いじめの防止基本方針)いじめ防止対策協議会いじめ調査のやり直し通知.pdf同左.pdf

 ○こんなに沢山のいじめ防止の法令・方針等(この記事の【3】-(1)-<1>ご参照)は有効活用できているのか?

 ○後を絶たないいじめ事件

   【17(H29). 3. 4】性的少数者にかかるいじめ調査報道(報道記事.pdf

   【16(H28).10.27】文科省は、「平成27年度児童生徒問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果(速報値)を公表(報道記事ミラー)。いじめの認知件数が過去最高となった。

   【15(H27).10.10】岩手県中学生いじめ自殺事件.pdfについては、地元の方のツイッターで偏向報道(教員いじめ報道)が行なわれていたことを最近知りました。これに限らず、いじめ問題解決の道(根本的な処方箋=教員のエンパワーメントの増大)に沿わないか逆行することばかりがなされており、これではいじめ問題がなくならないと暗い気分になっていたとき、新聞連載コラム「折々のことば」で共鳴できることばを読みましたので、そのことばを基いじめなどが起こりようのない学校を記しました。

   【15(H27). 7. 5】岩手県中学生いじめ自殺事件.pdfが起こりました。なぜ、いじめ自殺事件があとを絶たないのでしょうか。その原因は、まず緊急の処方箋(今すぐの解決策)を実行し、そのあと速やかに根本的な処方箋を実行に移していくということが未だにおこなわれていないからです。もう何年も前から提示されているこの2つの処方箋が実行されない限りいじめ自殺事件はなくならないでしょう。

 ○いじめ問題解決のために

 ○いじめ対策 カウンセラーより教員中心.pdf

   ・12(H24)年9月議会での11(H23)年度決算特別委員会は「心の教育推進(スクールカウンセラー・いじめ対策会議)」の事業評価を行ないましたが、この論評記事は、吉波が決算特別委員会に提出した評価.pdfに記述するのがはばかられたこと(スクールカウンセラーは「文科省の弥縫策」「臨床心理士の職場を増やすことにはつながる」)を述べています(現場教員の声.jpg現場経験者の意見.jpg)。

  ・「チーム学校運営の推進等に関する法律の早期制定を求める意見書」についての反対討論

 〇「いじめなど起こりようがない」学校

 〇いじめ防止対策推進法について

 ○いじめ後遺症とその治療の方法.pdf 

 〇電通過労死事件.pdf(15.12 女子社員自死/16.9 労災認定)のように、辞めようと思えばいつでも辞められる職場勤めでも過労自殺に追い込まれる(過労自殺 漫画で警鐘.pdf)。ましてや、児童生徒が辞めることなど不可能と思っている学校においては、いじめ自殺に追い込まれる危険性が高い。だから、いじめなどが起こる学校(「いじめなど起こりようがない」学校ではない学校)には、いじめられる児童生徒を行かしてはならないのである。

 〇「いじめなど起こりようがない学校」でない学校においては、学校のあらゆる場面でいじめは起こり得ます。一見いじめなど起こりそうでない授業中にも起こります。例えば、この記事に記載されているケース⇒<クラスのある女子グループの一人が「いじめ」を受けています。ある授業で彼女が発言した時、「声が小さくて聞こえな~い」みたいな感じで何度も文句が飛びましたが、先生は何も言わないので、我慢がならないほどイライラしました。>この授業の先生は、授業中にはいじめは起こらないと思っていたのでしょう。

  なお、「いじめなど起こりようがない学校」では、学校のあらゆる場面で「いじめなど起こりようがない状態」となっています。

 ○現場教員の視点で読むとコメント記事は問題がありますが、所蔵の資料には参考になるものがあります⇒NAVERまとめ

 ○いじめ問題の背景

   ①「校長」というのは「基本的人権の何たるかを知らない人たち」のこと(もちろん、そうない場合も多い)。教育現場でパワハラを行使する校長と闘っている良心的教員はそのことを痛感させられていますが、この記事.pdfのように校長に自分の子どもをひどい目に合わされた方たちを除いて、そのことを認識されていない方が多いようです。しかし、気に入らないということだけで他者を土下座させ、それを阻止することもせず、問題にもしない「醜悪な校長たち」を報じるこの記事.pdfを読めば、そのことが分ると思います。

 また、いじめ自殺事件が起こった学校の校長の記者会見や事件にかかる対応を見ても、そのことが分る場合が多いです。

   ②「教育長」というのは「基本的人権の何たるかを知らない人」のことで「教育委員会」というのは「基本的人権の何たるかを知らない人たちの集まり」のこと(生駒市はそうではありません)。校長にパワハラを行使させたり、学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等を教育現場に押し付けてくる教育長・教育委員会と闘っている教育現場の良心的教員はそのことを痛感させられていますが、このいじめ自殺事件のときのように自分の子どもを教育長・教育委員会にひどい目に合わされた方たちを除いて、そのことを認識されていない方が多いようです。しかし、いじめはなかったと言い張りながら、遺族の抗議を受けた文科省から注意を受けるところっと180度態度を変えて遺族に謝罪した教育長・教育委員会の厚顔無恥ぶり(報道記事.pdf)をみれば、そのことが分ると思います。

 また、いじめ自殺事件が起こったときの教育長・教育委員会の記者会見や事件にかかる対応を見ても、そのことが分る場合が多いです。

  それにしても、取手市教育長は、態度を変えた後の記者会見で「これから弁護士事務所を通して遺族と協議しながら考えていきたい」といいました。愛すべき子どものことを法の手続きに従って扱う(自分は罪を問われないようにしながら対処する)、しかも、いじめ自殺があった1年半後になってからこれから考えていくとは・・・。こんな人が教育長なんです!

 ○学校へ行かないという選択

 ○磐田市人権教育・啓発推進指針

 

生駒市教育大綱     

(1)教育大綱

(2)パブコメ<ミラー(結果概要意見)を踏まえて策定された。

  <パブコメの注目すべき意見> 凡例:市民の意見⇒市の答(考え方)

   ①「人権」という言葉がありません⇒・・・という表現において、人権の重要性を示しており・・・ます。

   ②「いじめを許さない学校づくり」とあるが、「いじめを生まないことをまず考えていただきたいです⇒「いじめを生まないこと」を現実的に実現することは困難であり、むしろ「いじめはどの子どもにも、どの学校でも、起こりうる」という認識の下、「いじめは絶対に許さない」、「いじめは卑劣な行為である」との意識を持ち、いじめ防止等に関して、それぞれの役割と責任を自覚していかなければならないと考えていることから、現在の内容となっています。

   *市民から出されたこの2つの疑義が杞憂に終わるかを見ていかねばなりません。

(3)電通過労死事件.pdf(15.12 女子社員自死/16.9 労災認定/24年前にも)をめぐり、企業・職場においても人権は尊重されねばならないことが指摘されています(問題の根幹は日本の古い労務環境.pdf女性が奪われていたものは、実は「時間」ではなく、「尊厳」だったのではないか)。

 このことから、いじめ問題について分かることは次の2つ。

 ①いじめ問題解決の道は、教員増による教員の負担軽減だけではだめなこと(ましてや、教員増の代替策としての教育の分業化による教員の任務の部分的放棄化はもってのほか)

 ②「熾烈な競争に打ち勝って少しでも多くの利潤を獲得するよう努力することが大切」という、常に人権(人間の尊厳)をないがろしろにする契機を持つ論理が貫く企業にあっても人権(人間の尊厳)侵害を生んではならないとされるのであるから、「みんなが幸せになれるようみんなで力をあわせることが大切」という、人権(人間の尊厳)をないがろしろにする契機がみじもない、企業の論理とは正反対の理念をもつべき公立学校では、人権(人間の尊厳)侵害など生まれようがない状態でなければならない。

 特にこの②の観点で改めて教育大綱を読み直してみると、やはり、(2)で記した市民の指摘は正しいと思えます。市は「いじめを生まないことを現実的に実現することは困難」としていますが、企業の経営者でもこんなことはいいません。なぜなら、そんなことをいえば、「我が社は、パワハラ・セクハラ・不当労働行為といったいじめ、つまり人権(人間の尊厳)侵害を生まないことを現実的に実現することは困難な企業、つまりブラック企業です。」と言っていることになるからです。

 企業が、我が社はブラック企業です、と言うのは自由です。そんな企業にはだれも入社しなければ済むからです。しかし、義務制の公立学校の場合は、「いじめを生まないことを実現することは困難な、いじめが起こりうる」学校は避けたいと思っても入学しないで済ますことはできません。従って、我が校は、ブラック学校です、とまではいわなくても、我が校は、いじめが起こりうる学校です、と言うのは無責任です。

 「いじめを生まないことを現実的に実現することは困難」なところは学校とはいえません。児童生徒も教職員もすべてが互いの人権を尊重し「いじめなど起こりようがない」学校が学校といえます。それを現実的に実現することは決意すれば可能です。「いじめを生まないことを現実的に実現することは困難」という言葉は、その決意をしないことやいじめが起こることへの言い訳にしか聞こえません。

 折から、不登校が長期化しているとの報道がなされています(報道映像)ミラー。まさに、「いじめはどの子どもにも、どの学校でも、起こりうる」という危険を回避するため児童生徒が学校から逃げ出していることを重く受け止めなければならないと思います。

 「いじめなど起こりようがない学校」にしない限り、その学校ではいじめは起こり続け、そのたびに対処することを繰り返していくことになります。学校は100%人間が作るものですから、100%望むようにつくれます。決意させすれば。人間がつくったものが人間がコントロールできない。そんな状態を「疎外」といいます。疎外をもたらしているものを乗り越えることは不可能ではありません。主体性を発揮する(決意し行動する)ことでそれは可能です。教職員が主体性を発揮している学校は、「いじめなど起こりようがない学校」となっています。

 「病気はだれにでも起こりうる」と言って薬や医療機器を準備するだけではだめで、「病気など起こりようがない身体」づくりが大切です。身体は100%人間が作れるものではありませんから、それを完全に実現することはできませんが、学校は100%人間が作るものですから「いじめなど起こりようがない学校」を実現することは可能です。

 

 

 

 

パブコメ(意見公募)の結果 

【1】公表期間中のもの<公表期間は2年間>

【2】ミラー(作成中)

48 スポーツ推進計画.pdf

47 いじめ防止基本方針.pdf

46 路上喫煙防止条例.pdf  意見

45 教育大綱(案).pdf  意見.pdf

44 耐震改修促進計画(改正案)

43 土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例(案)

42 公共施設等総合管理計画(案)

41 歩行者空間整備ガイドライン(案)

40 まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)

39 第5次生駒市総合計画後期基本計画(見直し案)

38 男女共同参画行動計画(第3次)

37 子ども・子育て支援事業計画

36 行政手続条例の一部改正

35 高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画

34 第4期生駒市障がい者福祉計画

33 新型インフルエンザ等対策行動計画

32 都市計画マスタープラン

31 環境基本計画の見直し

30 火災予防条例の改正

29 第5次総合計画 後期基本計画

28 エネルギービジョン(案)

27 景観形成基本計画/景観条例(改正)」/景観計画(変更)

26 行政改革大綱 後期行動計画

25 第2期 健康いこま21(案)

24 議会基本条例(案)

23 市民アクションプラン(案)

22 市の重要計画の議決に関する条例(案)

21 農業ビジョン(案)

20 (仮称)参画と協働の指針(案)

19 第2期食育推進計画(案)

18 空き家等の適正管理に関する条例(案)

17 市営住宅条例の一部改正(案)

16 再開発住宅条例の一部改正(案)

15 学校給食センター更新基本計画(案)

14「生駒市における都市計画道路の見直し素案」

13 第5期ハートフルプラン(案)

12 行政改革大綱(案)/前期行動計画(案)

11 (仮称)市民投票条例(案) : 意見募集結果   

10 暴力団排除条例(案)

09 ごみ半減プラン(一般廃棄物(ごみ)処理基本計画)(案)

08 効率的な汚水処理施設整備基本計画(案)

07「生駒市地域公共交通総合連携計画(素案)」

06 都市計画道路の見直し方針(案)

05 第2期地域福祉計画(素案)

04 スポーツ振興基本計画(案)

03 都市計画マスタープラン(素案)

02 市民が選択する市民活動団体支援制度(案)

01 景観条例改正(案)/景観計画(案)

一般質問 : 安全・安心のまちづくりに関して    

遺伝子組み換え植物事故について

 先月のゴールデンウィーク明けに新聞やテレビニュースで報じられた通り、奈良先端科学技術大学院大学(以下、「先端大」といいます。)は実験用の遺伝子組み換え植物を実験関係施設外に流出した事故を起こしました(ご参照)。「自然界にはないもの」が自然界に流失すると、予想できない重大な影響を生態系にもたらし、市民を脅かすことになります。

「環境保全協定」違反ではないか。

Q.この事故が起こったことは、先端大の事業活動に伴う環境汚染等の未然防止を義務付けた、市と先端大が締結している「環境保全協定」違反と考えますが、いかがでしょうか。

A.市と先端大とは平成5年9月1日に環境保全協定を締結しています。環境保全協定は環境汚染、事故、災害等を未然に防止することを厳守することとなっておりますが、事故等発生時には、事業活動の全部又は一部を一時停止し、応急措置を実施の上、関係機関に報告することになっており、先端大の事故は環境保全協定に沿った対応をされておりますので、協定違反とはならないと考えております。ただ、それでも事故が起きてしまったことは事実として受け止めております。

 

Q.協定書では、「文部省(現文科省)が定めた『大学等における組換えDNA実験指針.pdf』を厳守しなければならない」と定めており、その実験指針では、次のようになっています。

 組換えDNA実験は、その安全を確保するため、物理的封じ込め及び生物学的封じ込めを適切に組み合わせて実施されなければならない。物理的封じ込めは、組換え体を施設、設備内に封じ込めることにより、実験従事者その他のものへの伝播及び外界への拡散を防止することを目的とする。

 従がって、今回の事故は、物理的封じ込めをしていないというものであり、それは文部省(現文科省)が定めている実験指針に反するもので、その実験指針の厳守を義務付けている協定違反となると考えるがどうか?

A.未然防止ができずに事故が発生してしまったことについては、そのとおりであると考えております。ただ、原因につきましては、今、先端大の方で調査中でございまして、その結果を見てからまた判断していきたいと考えております。

 

今後の対応について

Q.先端大は、10(H22)年4月にも、遺伝子組み換え実験使用植物を適切な処理をすることなく廃棄するという事件を起こしています(ご参照)。今後、先端大が三度、事故を起こすことがないようどのような対応を考えておられますか。

A.事故の報告を受け、直ちに生駒市学研高山地区環境保全対策委員会アーカイブを開催し、先端大による詳しい説明を求めました。また、先端大の調査委員会に毎回オブザーバーとして市の職員が参加しております。今後、事故原因の究明と防止策の策定等を早急に確立することとともに、定期的なモニタリングの実施、適時報告を徹底させ、二度とこのようなことがないよう、強く求めてまいりたいと考えております。

 

Q.遺伝子組み換え実験にかかる不祥事は今回が初めてではないことはどのように受け止めておられますか?

A.平成22年のときも市の方から厳重に抗議をいたしましたし、その上で解決防止策というのを出していただきました。ただ、前回のときは土壌の廃棄ということで、その解決策がメーンで大学側から頂いたわけでございますけども、今回は違う形での事故になりました。そのとき、文部科学省の方からも厳重注意がございました。こういうことが2回起こってしまったことについては本当に遺憾でございまして、3回目というようになると、実験ができないような形になってしまうのではないかなというように感じております、考えております。

 

意見・要望).前回の事故の際も、先端大はかかる事態が二度と起きないようにいたしますと確約したわけですけども、今回の事故が起きてしまったわけです。先ほどの答弁のように、3回起これば実験もできなくなってしまうのかも分からないというお答えを頂きましたので、そのお答えを信用して、遺伝子組換え実験に係る不祥事が三度起こることのない体制構築を重ねてお願いしておきます。

 

熊本地震から学べる教訓について

土砂災害警戒区域で宅地造成する計画について

 熊本地震では多くの方々が被災されました。あらためてお見舞い申し上げます。さて、この地震から学べる教訓を生かすべきと思いますので、次の質問をいたします。

Q.熊本地震では、土砂災害警戒区域外でありながら土砂災害が起き犠牲者が出た地域がありました(ご参照)。それを考えると、土砂災害警戒区域(ご参照)では地震で土砂災害が起きる可能性は高いと思わねばなりませんが、本市において、土砂災害警戒区域で宅地造成する計画があると聞いております。それは、違法行為ではありませんが、防災上は好ましいことではありません。土砂災害警戒区域で宅地造成する計画に対して住民から懸念の声が出ていますが、市として何らかの対応をすべきと考えますがいかがでしょうか。

A.ご承知のとおり、土砂災害警戒区域での規制等はございません。また、土砂災害警戒区域内で宅地造成等が行われる場合についても、都市計画法等の審査基準に基づき、宅地の安全性なども含め、許可権者である奈良県が計画について適切に審査を行っておられます。これらのことから、市としましては、防災上の観点からも問題はないと考えております。

 

Q.違法ではないし、防災上の観点からも問題はない、というお答えでしたが、やはり懸念はぬぐえません。そこで、2つのお願いをしたいと思います。1つは、許可権者である県へのアクション、もう1つは「宅地等開発行為に関する指導要綱」についてです。

 まず、許可権者である県へのアクションですが、宅地造成計画が県に提出されたとき、県に住民の懸念を伝えていただき、その宅地造成が安全なものかどうかの十分な審査を要請していただけるでしょうか?

A.可能であると考えておりますし、今までもそのように十分注意して県の方には連絡しております。

要請).よろしくお願いいたします。

 

Q.2つ目の「宅地等開発行為に関する指導要綱」ですが、これは、「開発事業者に、市との事前協議と開発事業計画が本市のまちづくりに適合するように努めることを義務付けて」います。本市のまちづくりは、安心・安全なまちづくりです。事前協議においては、住民の懸念を踏まえ、安心・安全なまちづくりの観点から、開発事業者と協議していただけるでしょうか?

A.市はもちろん協議もさせてもらいますし、事業者が住民との話合いを十分持つように今までも指導はしておりますし、これからも行いたいと思っております。ただし、開発指導要綱でございますので、法的な強制力を市が持っていないということにつきましてはご理解いただきたいと思います。

 

意見・要望).宅地造成は違法な行為ではなく、心配するような場所ではない開発であれば問題はないが、住民から見てこれは危険だというふうに思っておられるので、そのことを踏まえて、今まで以上に強く事業者に対して住民の安全を確保できるような形での協議、それから住民に対する説明を十分、事業者にするようにという指導は強くしていただきますようにお願いをしておきます。

 

応急仮設住宅建設用地の事前選定について

Q.熊本地震では、応急仮設住宅を必要とする熊本県内15市町村のうち10市町村が仮設住宅の建設用地を事前に決めておらず、これが避難所生活の長期化につながる恐れがある、と指摘されています。本市も応急仮設住宅の建設用地を事前選定しておりませんが、事前選定をしておくべきと考えます。いかがでしょうか。

A.応急仮設住宅につきましては、市内公共用地24カ所、1,735戸建設可能であると奈良県に回答しております。

 

Q.避難所・避難場所の一覧は市のHPにも「地域防災計画」にも掲載されておりますが、応急仮設住宅建設地の事前選定地はどちらにも載っておりません。事前選定がなされていなかった自治体があるということが批判的に報道されたので本市でも心配になった市民も多いと思われます。応急仮設住宅建設地の事前選定について、せめて市のHPに説明を載せていただきたいと思いますが、いかがですか?

 A.検討してまいりたいと考えております。

要請).よろしくお願いいたします。

 

北大和グラウンドについて

Q.熊本地震では、建物の中では怖くて寝れない、避難所が破損した、また、避難所では「子どもの泣き声が迷惑になる」「感染症が怖い」「ペット連れは嫌がられる」など居づらい、などの理由でグラウンドや駐車場や空き地での車やテントでの避難生活を選んだ被災者が多くありました。例えば、益城町では、最初の地震から1カ月後の先月14日時点で町内の避難者3397人のうち、1550人(46%)が車中やテントなど避難所の外での避難生活でした。このことで、災害時には避難できる場所を確保するための広い空間が必要ということが再認識されました<防災の(10)ご参照>。また、熊本地震では強い地震は火を使用しない時間に起こったので火災はあまり起きませんでしたが、広い空間は延焼火災時の避難場所としても是非必要です。それらを考慮すると、避難所である北大和体育館に隣接する北大和グラウンドを住宅用地として売却する方針は、災害にかかる市民の安全・安心を確保する観点からも見直す方が賢明ではないでしょうか。空き家が増大し、その活用こそ大きな課題となっている中で、防災上貴重な空間を敢えて住宅地にしてしまう必要はないと考えます。いかがでしょうか。

A.災害時の市民の避難場所として、指定緊急避難場所及び指定避難所として34カ所が指定されております。その中には北大和体育館も含まれており、一定、災害時における対応は確保できていると考えております。また、本年3月議会においてお示しいたしました北大和グラウンド低炭素まちづくり事業につきましては、奈良県からの回答を真摯に受け、現時点においては実施できない状況ではございますが、県から示された市街化区域編入の条件をクリアするための取組を進めながら、県の理解の可能性が出てきた段階でこの事業を進めたいと考えております。なお、それまでの間は市体育施設として再開し、市民のスポーツ活動の場として活用するとともに、災害時等は応急仮設住宅建設地として活用することができるものと考えております。

 

Q.低炭素まちづくり事業を進めるまでは、応急仮設住宅建設地として活用することができるとのことですが、避難場所としても活用できると考えていいのでしょうか?

A.北大和のグラウンドと野球場につきましては、今議会の方で条例の案件も補正の案件も、そして、またそれが通りましたら追加提案という格好にさせていただきますので、一応、体育施設という格好になりますので、そういう格好の可能性は十分にあると思います。

要請).よろしくお願いいたします。

 

意見・要望).残念ながら、現時点では、県の理解を得て北大和グラウンド・野球場を売却して低炭素まちづくり事業を進めるとの従来の方針を変更するつもりはないとのお答えでしたが、今後、熊本地震の教訓を踏まえて検討していただき、低炭素まちづくり事業は貴重な防災空間を壊して進めるのではなく、増加する空き屋の低炭素化による活用で(ご参照)で進めていっていただきたいと要望して、終わります。