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「とんでもない」出題   

 原発の危険性を隠蔽してきた政官学業(これに裁判所・マスコミを加える見方もあります)の「原子力村」に対する批判が、さすがに大事故を目の当たりにしてようやく強まっています。実は、携帯電話にも「携帯電話村」ともいうべき同様の「村」があります。こちらはまだ一般には認識されていません。この「村」の監視をくぐり抜けて「村」からすれば「とんでもない」問題が、OECD生徒の学習到達度調査(PISA)(mht)で出題されました。2009年度のOECD生徒の学習到達度調査(報道記事(mht))の「読解力」の3つの問題のうちの第1問(携帯電話安全性に関する問題)がそれです。文科省のWEBサイトの国際学力調査のページ所収の「OECD生徒の学習到達度調査 PISA問題例(pdf)」で見ることができます。さすがの文科官僚も国際組織が実施するものには異を唱えることが出来ませんでした(文科官僚は内弁慶?)。2006年度のOECD生徒の学習到達度調査の「科学的リテラシー」の問題では「遺伝子組換え作物に関する問題」が出題されています。この問題も「OECD生徒の学習到達度調査 PISA問題例(pdf)」で見ることが出来ます。文科省は07(H19)年度から「全国学力・学習状況調査」を実施していますが、どうしても全国的な学力テスト(これは文科省にとって、文部省時代以来のどうしても実現したい悲願の1つでした)をやりたいのであれば、とかく批判の強い「全国学力・学習状況調査」に代えてPISAを全国的に実施してはどうでしょうか。

 なお、携帯電話の安全性に関する問題の正答と正答率は次の通りです。

  正答 【問1】B(正答率は日本54.0% OECD平均45.6%)

     【問2】C(正答率は日本38.7% OECD平均35.6%)

     【問3】ストレス・公害・忙し過ぎるなど、だるさ・頭痛・集中力低下の原因になり得る現代社会における要因を答えていれば正解。「理由」は自明なら要因に含まれていてもよい。(正答率は日本61.1% OECD平均54.9%)

     【問4】C(正答率は日本61.3% OECD平均63.3%)

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