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生駒山は火山か?

 14(H26)年9月27日の御嶽山噴火(水蒸気爆発)で、「生駒山は火山か?」と疑問を持った人もおられるのではないでしょうか。調べてみると、次の通り「大昔、生駒山は火山だった(現在は死火山)。」というのが答です。

 (1)この記事を読むと、1500万年前は兵庫~大阪~奈良一帯では火山活動(地中のマグマが、吹き出したり水蒸気爆発を起こす)が盛んでした。

 (2)生駒山が火山であった証拠として、(1)のこの記事では、生駒山頂上付近に斑れい岩が分布していることを挙げています。

 (3)火成岩(マグマが冷えて固まってできた岩石)には、火山岩(マグマが急激に冷えて固まったもの)と深成岩(マグマがゆっくり冷えて固まったもの)の2種類あり、斑れい岩は後者です。生駒石とは生駒山に分布する斑れい岩のことで、(1)のこの記事では、「暗峠の敷石」「暗峠の標識」も斑れい岩とのことです。

 (4)この記事には、般若窟として生駒宝山寺に祀られる岩塊の突起は、1600 万年~2000 万年前の火山の噴火活動の名残である、と記されています。

       <追伸(14.9.29)>

 有史以来<歴史時代(文字による記録がある時代)開始から現在まで>活動の記録がない火山を以前は死火山といっていました。上の文章を書いたあと、この記事.pdfを読みました。この記事によると、死火山と思われていた御嶽山が有史以来初めて79年10月28日に噴火、これをきっかけとするその後の地質調査の進歩で、数万年に1度噴火する火山もあることが分かり、歴史記録での分類はあまり意味がないとされて休火山(有史以来火山活動の記録があるが、現在は噴気などの目立った活動のない火山)や死火山の分類がなくなったとのことです。

 ということで、上の文章の「(現在は死火山)」という部分を取り消しいたします。生駒山を死火山といっても意味がないということは、生駒山は活火山(概ね1万年以内に噴火した山及び現在活発な噴気活動のある火山)ではないが、数万年に1度噴火する火山ともなりうるといえます。

       <追伸2(14.9.29)>

 今回噴火した御嶽山は、47の「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」の1つに選定されていました。私もこの47のうち、霧島〔連〕山(うち1つが、2011年1月に約300年ぶりにマグマ噴火した新燃岳<写真.jpg>)など13に登りましたが、これからは、これらの火山(富士山も含む)に登るときはいつ噴火があるかわからないことを覚悟しなければならないのですね。

 47の1つの十勝岳に登ったとき(72.8.10)、頂上を目の前にして突然激しくなった噴煙に巻き込まれて文字通り一寸先が見えなくなって身の危険を感じて、来た尾根道を這いつくばって引き返しました。幸いなことにわたしが登りにたどった道は、火山の道にしては尾根筋がはっきりした(道幅が狭い)登山道で迷うことなく引き返すことができましたが、火山の登山道は、北アルプスのような尾根筋がはっきりした(道幅が狭い)登山道は少なく、過去の噴火のせいで尾根筋がはっきりしていないので、登山道がだだ広いことが多く、どこでも歩けて踏み跡が多くてどれが正しい登山道か分かりにくくなっていることが多いので、霧や噴煙に巻き込まれた場合、道に迷って下山できなくなってしまう危険が大きいように感じます。御嶽山には登ったことや読図(地図を読むこと)をしたことはありませんが(御嶽山の麓標高1000m〜1500mに広がる開田高原で過ごしたことはあります)、霧や噴煙に巻き込まれた場合、迷いやすいという感じを受ける山です。今回の御嶽山噴火のように膝まで埋もれるぐらいの火山灰が降り注ぐ大噴火の場合は逃げるのが不可能であるかもしれませんが、火山に登山する場合は、小噴火や激しい噴煙に襲われた場合でも、道に迷って逃げれない危険が大きいことは事故対策上、考慮されるべきと思います。

 

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